玄関から参りましょう

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左・高級感のある玄関。ツヤツヤのタイル貼りの床が、廊下まで続きます。/右・奥行きが深く、たくさんゲストを招いても靴を並べられるゆとりがあります。

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今回ご紹介する住戸は4LDK。4人ご家族分と考えると、下足入は少し足りないかもしれません。

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廊下は広いホワイエのような空間になっています。ふたつのニッチには、お気に入りのアートを飾りたいですね。

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ガラススリット入りのドアから、LDKへ進みましょう。

広さなんと約29.3帖! 開放的なLDK

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圧倒される広さのLDK。南西向きの窓から自然光が入る、明るい空間です。

売主さま

家具や小物はディスプレイです。大きさや家具レイアウトの参考にしてみてくださいね。

キッチンをチェック

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左・キッチン背面もゆとりたっぷり。食器棚や調理家電用のラックを置いてもまだまだ余裕がありそう。/右・ダークカラーのキッチンは、食洗機を完備しています。

違う角度から

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キッチンにはカウンターが設けられているので、ダイニングスペースからは手元が見えない造りになっています。右手には可動棚が。

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天井にはグレーのクロスが貼られ、落ち着いた雰囲気。それにしても、ソファやダイニングテーブルを置いてもこの余白。

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小さく見えますが、置かれているダイニングテーブルは180cm✕80cmと6人用の一般的なサイズ。大人数でパーティーができるくらいの長いテーブルも置けそうですね。ソファも、海外仕様の奥行きの深いゆったりタイプが似合いそうです。

バルコニーへ

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こちらは最上階の地上5階からの眺め。低層住宅の先には小学校の校舎を望みます。

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時間帯によっては、小学校から子ども達の賑わいが聞こえてくるかも。ですが青空を仰げる開放感がありますよ。

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左・ワイドなバルコニーは家族分の洗濯物をしっかり干せそうです。奥の扉の中は給湯器が設置されています。/右・ジャバラ格子の中は収納スペースに。

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バルコニーの左手に目を向けると、お墓がチラリ。がっつり見えるわけではないので、さほど気になりませんでした。内見時にご確認くださいね。

室内に戻って

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正面に見えるふたつのドアは廊下につながっています。左手のふたつのドアは、手前が洋室A、奥が洋室Bです。

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順番に見ていきましょう。

約7.4帖の洋室A

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LDKと同じ、南西向きのバルコニーに面した洋室A。グレーの壁がアクセントです。

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LDKのバルコニーとの間には、収納が備わっています。

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アウトドアグッズなどをしまうのにちょうどよさそう。雑多になりがちなバルコニーをきれいに保てますね。

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左・折れ戸3枚分のたっぷり収納付きです。左手の引き戸を開けると……/右・じゃん! 洋室Bにつながります。

約6.3帖の洋室B

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窓のないおこもり感のある個室ですが、引き戸を開けると光が届きます。

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左・折れ戸2枚分の収納付き。右手の扉からは廊下へアクセスできます。/右・引き戸を締めるとこんな感じ。

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洋室A・Bを合わせると約13.7帖。お子さまのプレイルームやご夫婦の書斎+寝室、あるいは二世帯住まいのおじいちゃん・おばあちゃんのお部屋など、フレキシブルに活躍しそうな空間です。

廊下側にある 約7.8帖の洋室C

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共用廊下に面した洋室C。北東向きですが、ほんのり明るさを感じます。

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左・広さにも余裕があり、家具の配置がしやすそう。/右・こちらの個室は収納がウォークインクローゼット(WIC)に。

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4部屋で一番広い個室です。こちらを主寝室にしてもよさそう!

最後に約7.2帖の洋室D

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玄関から近い、共用廊下に面した洋室。ワイドなクローゼットが頼もしい!

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たくさん扉があり、迷子になってしまいそうな空間です。続いて水まわりをチェック!

ゆとりのある水まわり

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左・洗面台はトールサイズのキャビネット付き。/中央・1616サイズの広ーいバスルーム。追焚き・浴室乾燥機を完備しています。/右・グレージュのクロスがあしらわれた品のあるトイレ。

ホワイエをもう一度

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左奥から順番に、洋室C・トイレ・収納・洗面室、右手が洋室Dの扉です。

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洗面室は玄関のお隣なので、帰宅後すぐに手洗いうがいができますね。

褐色のマンション

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左上・1976年築・総戸数44戸のマンション。道路の先の斜面は「のぞき坂」です。/右上・エントランスは階段を上った先の2階に。脇の細い通路を通れば、1階からエレベーターが利用できます。/左下・2階の共用部。右手に見えるのは管理人室で、管理人さんは平日の9:00〜17:00と土曜日の午前中に勤務されています。/右下・住戸のある5階の共用廊下。お隣にちらっと見えるマンションは、2022年2月現在大規模修繕工事中です。

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お隣のマンションの工事音は、室内にいても伝わってきました。2022年5月末に工事完了予定ですので、もう少しの辛抱ですね。また、最寄りの「雑司が谷」駅へ向かうには、 “東京で最も急な坂” と言われる「のぞき坂」を通ります。足腰の弱い方には、回避手段がありますよ。

「学習院大学」のお膝元

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上・「のぞき坂」を避けたい場合は、都電荒川線「学習院下」駅を利用するのがおすすめ。「東池袋四丁目(サンシャイン前)」駅やJR山手線「大塚」駅にアクセスできますよ。(徒歩3分)/左・駅名のとおり、明治通りを渡った先には有名私立高「学習院大学」が。一般の方も入れるので、緑豊かなキャンパスを散策してみてもいいですね。(400m 徒歩5分)/右・東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅までも歩いて3分。ビッグターミナル「池袋」駅まで一駅なので、急ぎのときは坂を越えましょう。

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「さくらトラム(都電荒川線)」に初めて乗りましたが……イイ! 坂道を避けられるだけでなく、地下鉄と違って地下への階段などがないので、気軽に利用できます。段差が少ないので、ベビーカーをお持ちの方がスムーズに乗り降りされていたのが好印象でした。本数もたくさん出ているので、活用してほしいトコロです。

暮らしやすさ、揃ってます

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左上・緑豊かな「目白台運動公園」は、お子さまの遊び場としてはもちろん、テニスコートやフットサルコートもあり、大人も十分楽しめます。春には桜、夏にはじゃぶじゃぶ池を楽しめます。(850m 徒歩11分)/右上・“普段着のレストラン” がコンセプトの「Restaurant An Bon Coin(レストラン オー ボン コワン)」。鬼子母神商店街の中にあり、シンプルで気取らない料理の数々とフランス各地のワインを楽しめます。(350m 徒歩5分)/左下・平坦な道のりにあるスーパー「SainE(セーヌ)よしや 目白高田店」は、ドラッグストアもあって便利です。(240m 徒歩3分)
右下・「雑司が谷」駅の近くにあるスーパー「miniピアゴ雑司が谷2丁目店」は、心強い24時間営業!(230m 徒歩3分)

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カウカモ編集部より

ホテルのような廊下を抜けてLDKに入ると、約29帖の大空間! 筆者はこんなに広いLDKを訪れたのは初めてで、思わず声を上げてしまいました。この規模だと、海外メーカーの大きめの家具が空間にマッチしそうです。


LDKだけでなく、全ての個室が6帖以上あるのもポイント。お子さまが大きくなってからも、長く住めそうな頼りがいのある住まいです。


更に最上階の5階で、南西向きで日当たり良好。共益費がお高めに感じるかと思いますが、専有面積120㎡超えの住戸と考えると、妥当と言えるでしょう。


街は「学習院大学」や「日本女子大学」が集まるアカデミックな雰囲気。2022年3月現在学区指定されている「豊島区立高南小学校」まで徒歩3分(190m)、「豊島区立千登世橋中学校」まで徒歩4分(350m)と家からも近く、安心感がありますね。


「のぞき坂」は長い坂道ではないので、上ってみると意外とすぐですが、感じ方には個人差はあると思います。個人的にはフラットな道のりでアクセスできる、ローカル感たっぷりな「さくらトラム」がおすすめ。「雑司が谷」駅と「学習院下」駅を、目的に合わせてうまく使い分ければ便利に暮らせそうですよ。

writer / editor : 濱口 綾子