売主さまのご紹介

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Yさまファミリー

ご夫妻+お子さまふたりの4人ご家族。デザイン関係のお仕事をされているおふた方だけあって、住みこなし方にセンスが炸裂しています! 2016年にフルリノベーションされたお気に入りの住まいですが、ご主人の転勤に伴い、泣く泣く手放すことにされたのだそうです。

きっとこのコに恋をする

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ついにカウカモに「ムサコ」の風が吹く! 初登場 “武蔵小杉エリア” の物件です。桜や夜景が楽しめる広ーいルーフバルコニー付き、しかも素材感を大切にしたこだわりの内装。記念すべきエリア1件目に、こんなテンションの上がる物件をご紹介できて幸せです♡

旦那さま

住まい探しの上で、“立地・眺望・ルーフバルコニー” が譲れないポイントでした。焦らずに納得いくものに決めたかったので、2〜3年は探し続けてたと思います。

奥さま

主人は長身なので、天井の高い中古物件を見つけるのも結構大変で。やっと見つけたのがここでした。

渋川沿いに佇む レトロ可愛いマンション

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左上・「武蔵小杉」駅から歩くこと9分。1977年築、総戸数24戸の小規模マンションに到着です。/右上・レンガ調タイルをあしらったエントランスアプローチ。花壇や丸窓がキュートですね♡/左下・管理人室は無く、巡回の清掃員さんが来てくださるのだそう。左手のエレベーターで3階へ上がります。/右下・こちらが今回ご紹介する住戸の玄関扉。2011年に実施された大規模修繕工事の際に、この扉も更新されています。

こんにちは カウカモです

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左・モルタルの土間は奥行きたっぷり。廊下から左手に進むとLDKへと続きます。正面の壁には玄関ホールのアクセントとなるマリンランプが。/右・廊下に上がって振り向いたカット。海外っぽい無垢のルーバー扉の奥は水まわりです。こちらは後ほど拝見するとして、まずはLDKへ進みましょう。

う、うわー!

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広い……! LDKは約23.3帖です。窓の向こうにはグリーンが見えて、木々に『わっしょい』と抱え上げられているような開放感です!

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角度を変えてもう一枚。LDKは南・北・東の三面採光です。足元はオーク無垢材のフローリング、梁と柱はコンクリートの躯体現しで仕上げられています。

cowcamo

さっそく、気になるルーフバルコニーへ出てみましょう! 正面と右手、どちら側の窓から出たらいいでしょうか?

どちらでも

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ドーン! と広がる約37.9㎡のルーフバルコニーをどうぞ。LDKの北側〜東側を囲んでいるので、どちらの窓からもアクセスできます。テーブルセットに、お子さまの滑り台、奥さまの家庭菜園を置いてもまだ余裕を感じる広さです!

旦那さま

ルーフバルコニーは北東向きなので、住むまでは日当たりが気になっていました。実際に暮らしてみると、まわりが低層住宅なので十分陽が入って明るいです。しかも、ほどよく日陰もできて快適ですよ。

桜満開の写真を いただきました♡

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左上・春には、お隣を流れる渋川沿いの桜がちょうどいい高さで満開に。東側には、桜越しに「武蔵小杉」らしいタワーマンション群を望みます。/右上・ご家族でのお花見タイム。これ! これがやりたいです!/右下・夜はきらめくタワマンの夜景を味わえるのだそう。/右下・ちなみに、コチラは室内からのカット。まるで、桜の中にLDKが浮かんでいるみたいです。

奥さま

休みの日は、ここで朝ごはんを食べたり、家庭菜園を楽しんだりしていました。住み始めた頃は、あのタワーや、あっちのタワーはまだ完成してなかったんですよ。こうして街の変化を眺められるのも、いいなって思っています。

cowcamo

野菜の成長とともにタワマンの成長も観察されていたんですね。それにしても、桜並木に面したルーバルなんて素敵すぎます……!

LDKに戻って

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この空間はもともとLDK+3部屋があったのだそう(どうりで広いわけです)。ライフスタイルに合わせた大胆なリノベーションで、ゆとりある大空間に生まれ変わりました。

ご夫婦

もし将来的に必要になったら、その時にまた個室を作ればいいと思って。住みはじめは夫婦ふたりだったので、思い切ってゆったりとしたリビングにしました。

cowcamo

なるほど〜。それでは続いて、お料理好きというご主人のこだわりが詰まったキッチンへ。その後に、向かいにある洋室をチェックしましょう。

本物の手触りを大切に

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キッチンカウンターは、モルタル左官塗装と無垢材という珍しい組み合わせ。水まわりでは使用されることが少ない自然素材ですが、クラック(ひび)などの経年変化も含めて質感を味わいたい、とセレクトされたのだとか。調理がしやすいようにサイズや動線を細かく設計しているので、おふたり並んでの作業も余裕です。

旦那さま

食洗機はスウェーデンのメーカー「ASKO(アスコ)」の大型サイズをセレクトしました。また、オープンキッチンのよさをとても実感しています。料理中でも、リビングにいる子どもの姿を見ていられるので安心です。

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キッチンスペースの壁には、白のサブウェイタイルがあしらわれています。ここにも北向きの窓があるので、お料理の際の換気はラクラクです。

それでは お向かいの洋室へ

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左・……って、あれ? ルーバー扉を開けると、中はゆったりサイズのウォークインクローゼット(WIC)でした。4人ファミリーの衣類がきっちり収まる、頼もしい収納容量。/右・システム収納ラックの左奥へ進むと……

クローゼットの向こうの世界

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左・約5.8帖の洋室に出ました! 南・東の二面採光で、窓の向こうには豊かな緑が広がっています。これも桜の木ですので、春にはピンクの花びらで視界がいっぱいに。/右・なるほど、約2.6帖のWICを通って洋室にアクセスするんですね。不要な壁を無くすことでスペースを有効活用しています◎ 東側の窓からバルコニーへ出てみましょう。

ご夫婦

WIC〜洋室の天井は白塗装を施した躯体現しです。

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LDKまでつながるL字型のバルコニー。洗濯物はこちらに干して、ルーバルは “お楽しみ用” と使い分けることができますね。

玄関まで戻って 水まわりをチェック

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左・木と実験シンクの組み合わせがおしゃれな洗面化粧台。蛇口もレトロ可愛いのでご注目ください。/中央・バスルームはややコンパクトなサイズ感です。/右・トイレは洗面脱衣室の奥にあります。

離れがたい魅力

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また戻ってきちゃいました。みなさまお気づきでしたか? よく見ると、窓サッシのまわりには木枠が取り付けられているんです。お揃いで設えたというウッドブラインドや、エアコン、照明などもご希望があれば残したままにしてくださるとのことですよ♡

旦那さま

よくこんな風にソファを置いて、家族でゆっくり映画を観ています。天井にはスピーカーを埋め込んで、立体的に音響を楽しめるように計算しました。

cowcamo

なるほど〜! よく実感できました。このお住まいを手放すのはホントに “泣く泣く” でしょうね……

売主さま

私たちもですが、親戚たちがここのお花見を毎年楽しみにしているので、親戚のほうが残念がっちゃうかもしれないですね(笑) 緑豊かな環境が好きな方に、ぜひ住み継いでいただきたいです。

cowcamo

ありがとうございました! なお、こちらの物件は現在売主さまが居住中です。ご内見の日程には調整が必要な場合がありますので、あらかじめご了承くださいませ。

初めまして 小杉です

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左上・最寄りはJR&東急の合計6路線が乗り入れる「武蔵小杉」駅。主要なターミナル駅に乗り換えなしでアクセス可能と、利便性は花マルです。「武蔵小杉東急スクエア」や「ららテラス 武蔵小杉」など駅ビルも充実していて使いやすい!(徒歩9分)/右上・ムサコといえば、大型ショッピング施設「グランツリー武蔵小杉」は外せません。おしゃれなお店が多く、屋上庭園の広さはなんと約4300㎡も!(750m 徒歩9分)/左下・線路の高架下には、カジュアルなイタリアンダイニング「PUBLIC HOUSE(パブリックハウス)武蔵小杉」が。みんなでワイワイ盛り上がりたいときにはぜひこちらへ。(700m 徒歩9分)/右下・こちらはモダンな店構えの居酒屋「臥薪(がしん)武蔵小杉店」。ランチタイムはママさんたちの姿も目立ちます。(400m 徒歩5分)

旦那さま

「武蔵小杉」駅までは、南武線の線路沿いを歩くとほぼ一本道で楽ですよ。朝は散歩がてら、二ヶ領用水沿いの緑道を通って行くことが多いです。

よく「ムサコ」って 呼ばれます

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左上・「ラトリエヒロワキサカ」は、自由が丘の名店「モンサンクレール」出身のシェフがオープンした注目のパティスリー。(500m 徒歩7分)/右上・そのお隣には「猿田彦珈琲 武蔵小杉店」が。スイーツとコーヒーを手に帰宅する休日が目に浮かびますね。(500m 徒歩7分)/左下・こちらがマンションの隣を流れる「渋川」。「神奈川花の名所100選」に選ばれた桜の名所で、カモの親子も訪れるそう。(40m 徒歩1分)/右下・ムサコをもっと好きになる(?) 豆知識!「川崎市 中原区役所」には日本に3台しか残っていない、激レアな「デュエットホン」が存在します。ふたりで同時に発信して、受信者と3名で会話できる公衆電話です(何のために……)! ちょっと、かけてみたくなりませんか?(280m 徒歩4分)

cowcamo

カウカモ編集部より

『ムサコ、いい!!』取材しながら、心の中で何度も叫んでしまいました。

売主さまが住まい探しの際に必須条件としたのは “立地・眺望・ルーフバルコニー” だったそうですが、こちらの物件の魅力はまさにその3点。どれも本当にスゴイです。便利だし美しいし楽しみがいっぱいです。

そしてその魅惑の物件に、 “リノベの内装” というさらなる魅力が追加されました。無垢材のフローリングや躯体現しの梁、オリジナルの本格キッチン……だけじゃない! 個人的に胸がときめいたのは、窓サッシに取り付けられた木枠&ブラインド、そして海外風のルーバー扉です。内装の素敵さはぜひ現地で実感してみてください。記事内だけでは伝えきれないほどの魅力が、ギュッと詰まっていますよ。


東急東横線・目黒線のほかJR各線の合計6路線が乗り入れる、ターミナル駅「武蔵小杉(通称ムサコ)」。ムサコといえば “タワマンがにょきにょき生える、再開発の勢いのある街” といったイメージを抱いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。もちろんそうなのですが、それだけではありません。

駅周辺は大型ショッピング施設やおしゃれな飲食店が建ち並びますが、府中街道を越えたあたりから、なんとなく “新しいムサコ” から “昔懐かしいムサコ” に空気が変化するよう。ご紹介する物件の周辺は、戸建てや低層マンションが多く、自然に囲まれたのどかな空気が漂っています。

マンションは1977年生まれで、レトロながら清潔感のある佇まい。エントランスの丸窓やらせん階段など、ディティールが愛らしい雰囲気です。2011年には直近の大規模修繕工事を実施していて、各住戸の玄関扉の交換が行われているのはうれしいポイント。ただ、総戸数24戸という規模に対して修繕積立金の額はやや抑えめな印象なので、将来的に値上がりする可能性は視野に入れておいたほうがよさそうです。

グリーンに抱え上げられているような恵まれた住戸位置も、桜と夜景を楽しめるルーバルも、都内で似た物件を探そうと思ったらなかなか出会えないと思います。売主さまが以前『やっと見つけた』と感じたのと同じように、この記事を見て『ここにあったんだ』と感じる方がいらっしゃるはず! そう、きっとそれは、「ムサコ」だったのです。

writer:小杉 美香 / editor:熊谷 緑