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2011年にグッドデザイン賞を受賞した、一棟リノベーションマンションの一室をカウカモがプロデュース。完成したばかりのお部屋を取材してきました!

グッドデザインな 一棟リノベマンション

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ブラウンのファサードが渋かっこいい、地上5階建ての建物。2011年にグッドデザイン賞を受賞した、一棟リノベーションマンションです。

企画担当者

一棟リノベーションの際に共用部や設備がバリューアップされています。管理規約や細則も時代に合わせてアップデートされており、見た目も暮らしやすさもハナマルですよ◎

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一棟リノベって、長く愛着を持って住んでもらうために共用部の機能回復やリデザインもされているんですよね。築古マンションに抵抗がある方でも、安心してお住まいいただけるんじゃないでしょうか。

暮らしやすさを追求した 仕掛けの数々

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左上・ガラス張りでスタイリッシュなエントランス。オートロックはカードキーを使って開錠します。/右上・ロビーには宅配ボックスと集合ポストを完備。/左下・エントランスのすぐ左手にあるお部屋は、コミュニティスペース。不要な本を持ち寄るなど、住民同士が自由にシェアできる空間です。/右下・エントランスから階段もしくはスロープを使ってアクセスするエレベーターホール。最上階である5階へと向かいましょう!

企画担当者

コミュニティスペースは、リモートワークや子どもたちの宿題をするのに使われているようです◎ 敷地内にはカーシェアリングサービスもあって、便利に活用されていますよ。

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無理のない範囲で自由な使い方をされているのがいいですね〜。それでは、住戸を見ていきましょう!

最上階の角部屋です

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左・玄関ドアを開けると、奥から自然光が……!/右・先に進むと、廊下が二手に分かれているではありませんか。これは面白い。

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玄関からLDKまで、そのままつながるオープンな造り。光と風が抜けていくのがとってもイイ!

企画担当が惚れた 開放感

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LDKは、入った瞬間に視界がグッと広がりとっても開放的。無垢のブラックチェリーの無垢床の味わいも相まって、かなり雰囲気のある空間に仕上がっています。

企画担当者

最上階・角部屋の開放感と、無垢材の雰囲気にひと目惚れでしたね。今回のリノベではそのよさを活かして、間取りと生活利便性をアップデートできるよう企画しました。

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なるほど。いい部分をあえて残した “リペア” 物件ということですね。

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掃き出し窓側から室内を見たカット。室内窓付きの壁を新たに造り、LDKと緩やかにつながる個室を設けています。

企画担当者

今回のリペアで大きく変化させたのは間取りです。ファミリーでもご検討いただけるように、元々1LDKだった間取りを2LDKに変更しています。そのため壁を設けたのですが、開放感を殺さないように室内窓を設置しました。

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今度は室内窓側から。正面の壁は引き戸になっており、中はすべて収納です!

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さて、続いてはバルコニーへ出てみましょう!

気持ちいい〜

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南向きのバルコニーへ出ると、空を大きく感じられる清々しい景色が広がっていました。周囲に背の高い建物はなく、視線が気になることもなさそうです◎

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LDKの横幅いっぱいに延びるバルコニー。中央には室外機が設置されています。

室内に戻って

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お次は気になる収納スペースをチェック!

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左・予想以上に奥行きが深いリビング収納。あえて引き戸を外して、ディスプレイラックにするのもアリかも?/右・キッチンと廊下を仕切る壁には、ちょこんとおしゃれな収納棚が。花台にしてもイイですし、鍵などのちょっとした小物置き場にも◎

企画担当者

実はどちらの収納も既存活かしなんです。便利に使っていただけると思いますよ!

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前所有者さまのセンスが伺えますね〜。

キッチンをチェック

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左・キッチンは、今回のリノベで水栓・レンジフード・食洗機を新規交換。/右・背面にはカップボードと吊り戸棚を完備。仕切り壁の上部がオープンになっているので、収納コンテナなどを置くことができそうです。

企画担当者

キッチンと廊下の床材はタイルに変更しました。空間にリズムが生まれるだけでなく、清掃がしやすいので利便性もアップしています。

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キッチンの手前から室内を見たカット。日の入り方がとっても素敵です◎

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ここからは、ふたつある個室をそれぞれ見ていきましょう!

約5.2帖の洋室A

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今回のリペアで新たに設けられた洋室A。西向きの腰窓と室内窓が付いており、帖数以上に広く感じます。

企画担当者

フローリングは、LDKに合わせてブラックチェリーの突板を採用しています。経年変化が楽しめるので、徐々にLDKの無垢材のような深みのある色味に近づいていきますよ。

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収納はカーテンで仕切るタイプ。お好きなものに付け替えて、アレンジしてくださいね!

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左・ちなみに収納内部はこんな感じ。/右・西向きの腰窓からの景色。正面にはほかのマンションが建っています。ひと目が気になる場合はカーテンを設置してくださいね。

約4.5帖の洋室B

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洋室Bは西と北側に窓がある二面採光。こちらも開放感があります。

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こちらには折れ戸2枚分の収納を完備しています。

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よく見ると、入口の上部がガラス張りになっていますね。ここにも開放感をアップさせる仕掛けがあったなんて、アッパレ。

水まわりをチェック

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水まわりは浴室水栓・洗濯パン・浴室乾燥機などの設備をまるっと一新。タイル貼りの洗面化粧台がスタイリッシュです◎ バスルームには浴室乾燥機が備わっていますよ。

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廊下にも収納たっぷり。手洗い器付きのトイレも一新されています◎

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クリーニングを行った上でのお引き渡しとなりますが、一部既存活かしの箇所がございますので、使用感が気になる方は現地でお確かめくださいね。

うれしいオマケ付き

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左・こちらが住戸の玄関ドア。鍵はエントランスと同じカードキーで開錠します。/右・玄関ドアのすぐ横には、ちょっとした鍵付きのトランクスペースが付いています。アウトドア用品や冬物家電をしまっておくのにちょうどよさそう◎

商店街がある暮らし

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左上・「元住吉」駅西口から始まる全長約550mの「モトスミ・ブレーメン通り商店街」が暮らしの通り道に。活気ある空気の中、日用品もお惣菜もみんな揃います。(徒歩14分)/右上・商店街にあるスーパー「大野屋 元住吉店」。いつも活気に溢れていて、元気をもらえます。(徒歩17分)/左下・「Patisserie alacampagne(パティスリー ア・ラ・カンパーニュ)元住吉店」は、フルーツと生クリームにこだわったタルト専門店。毎日旬のフルーツを使ったタルトが10種以上ショーケースに並びます。(徒歩18分)/右下・毎日のお買い物は徒歩4分の「業務スーパー 中原店」へ。これは頼もしい味方です!

企画担当者

最寄り駅はJR南武線「武蔵中原」(徒歩13分)ですが、東横線を利用する方は、「元住吉」や「武蔵小杉」に直接アクセスするのが便利だと思います。

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駅からは少し距離がありますが、自転車やカーシェアを活用すれば移動が楽になりそうですね。ちなみに最寄りのバス停「井田三舞町」からは「元住吉」行きのバスが出ているので、こちらも便利に使えそう◎

ムサコがテリトリー

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左上・「武蔵小杉」駅までは自転車で8分ほどなので、こちらをメインに使うのもアリですね。/右上・ムサコといえば、大型ショッピング施設「グランツリー武蔵小杉」は外せません。休日の予定に困っても、ここへ向かえば楽しめます!(徒歩20分)/左下・東急東横線のガード下は近年おしゃれに進化中。ガラス張りでカジュアルなイタリアンレストラン「PUBLIC HOUSE 武蔵小杉」は、「WIRD CAFE(ワイアードカフェ)」の系列店です。(徒歩19分)/右下・「L'ATELIER HIRO WAKISAKA(ラトリエヒロワキサカ)」は、自由が丘の名店「モンサンクレール」出身のシェフがオープンしたパティスリー。“香り” を味わうをコンセプトにしています。(徒歩19分)

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カウカモ編集部より

数多の物件を仕立ててきた企画担当者が、惚れ込んだ開放感。そのポテンシャルを思う存分に活かした、カウカモプロデュースのリペア物件です!

“リペア” と謳っている通り、今回は2011年にリノベーションされた物件の一部を新たに改装。前述の通り、最上階・角部屋の開放感を感じる、そして暮らしの幅を広げられる間取りへと進化しています。

一方、ブラックチェリー材を使った無垢床や大容量のリビング収納、水まわりの仕様はそのまま活かす形を採用。“いいものは残す” スタイルで、ポテンシャルをさらに伸ばしています。

眺望もとっても気持ちがいいですし、窓の多さも魅力のひとつ。なにより、マンション自体が一棟リノベっていうのも大きな強みです◎ カウカモ企画チームのボスも『一棟リノベは、リノベの王様なんですよ!』と熱く語ってくれました(笑)

駅からの距離はありますが、その分マンションの周辺は穏やかですし、少し足を伸ばせば「武蔵小杉」や「元住吉」もテリトリー。喧騒とは無縁の環境で、子育てや日々の暮らしを充実させたい方には、ぴったりな環境だと思います。

うん。いい部分を残してアップデートするリペア物件、とってもいいです。ぜひ現地に足を運んでみてください。

writer / editor:酒井 大作