港の見える丘から

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今回の舞台は、異国の香りが漂う横浜屈指の邸宅街 “山手エリア” 。素敵な内装と気持ちのよい開放感を、潮の香り混じりの心地よい風に乗せてお届けします。

横浜の自由が丘 「元町・中華街」

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左上・今回の舞台は横浜の歴史が色濃く残る “山手エリア”。物件の最寄りはみなとみらい線の始発駅「元町・中華街」です。(徒歩9分)/右上・駅前から延びる商店街「元町ショッピングストリート」は横浜マダムたちの御用達。(450m 徒歩7分)/左下・駅から物件までは横浜屈指の絶景スポット「港の見える丘公園」を通るルートもあります。展望台から、港や横浜ベイブリッジを望む景色は最高ですよ。(300m 徒歩4分)/右下・物件までの道のりは異国情緒たっぷり。右手に見えるのは「横浜外国人墓地」の入り口。観光地にもなっている墓地ですので、陰気な雰囲気は全く感じませんよ。

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「元町・中華街」駅の改札からエレベーターで「アメリカ山公園」まで上がるルートを使えば、坂道を回避することができますよ! ただ、開園時間は6:00~23:00ですので、そのほかの時間帯は別ルートを選ぶことになりそう。駅前からは丘の上まで向かうバスも発着していますので、荷物が多い時などはそちらを利用するといいかもしれません。

あ、素敵

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センスのいい街並みに見惚れていると、悠然とたたずむ純白のマンションが。雁行する形状やバルコニーの柱がとっても素敵です。

売主さま

1971年に竣工した、総戸数29戸のマンションです。2018年に大規模修繕工事を実施済みで、宅配ボックスやオートロックも完備しています。駐車場(月額5,800~11,000円)・駐輪場(月額500 円)はともに、2020年8月時点で1台分の空きがございます。最新の情報はお問い合わせください。

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景観に馴染む素敵な外観は、植栽も相まってとても綺麗な印象でした。

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左上・建物が傾斜地に建っているため、エントランスから建物内へは階段を降ってアクセスします。/右上・階段を降り切るとオートロックが。/左下・明るく広々としたロビーにはテーブルセットが置かれており、カフェテラスのような雰囲気。管理人さんは月〜土曜日の8:30〜11:45に勤務されています。/右下・エレベーターで住戸が所在する3階へとあがりましょう。

売主さま

小型のものであれば犬・猫の飼育が可能です(要申請)。また、こちらの物件にはトランクルーム所有権が付いています(トランクルーム固定資産税:4,130円/年)。

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お〜、キャンプ道具など大型の荷物が多い方にはとってもうれしいですね!

ハロ〜

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左・こちらが住戸の玄関ドア。それではお邪魔しましょう!/右・ガチャリ。玄関ホールには、カウンター付きの窓からたっぷり光が差し込んできています。これは日当たりに期待大。

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左・土間にあるドアの中は……/右・二面に可動棚があるシューズインクローゼット(SIC)でした! 靴だけじゃなく、キャリーバッグやキャンプ用品などもしまっておけそう。

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続いて廊下をチェック。左側には洋室と水まわり、右手にはLDKにつながるドアがあります。

告白します もう好きです

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北東二面に広がる窓から入る日差し。タイル貼りの柱やシーリングファンに、木目の効いた内装。約19.7帖と広さもたっぷりで、この時点でハートを射抜かれてしまいました。

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リビングスペースに視線を移しましょう。LDKは横長の形状なので、ゾーニングがしやすいのもポイント。気の利いた箇所に収納棚やライティングレールが備わっているのも◎

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個人的には正面の壁をスクリーンにして、プロジェクターで映画を見るなんてのも素敵かも!と思ったり。さあ、そんな妄想をしつつ、東向きのバルコニーへ。

はて、ここは何階だっけ?

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と、首をかしげたくなるような抜けのある眺望! 3階ながら丘の上に位置しているため、予想以上の景色が楽しめますよ。のどかな街並みもいい感じです。

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奥行き・幅ともにたっぷりのバルコニー。屋根があるので、心地よい風を感じながらチルな時間を過ごせそう。

売主さま

バルコニー前面で、将来的に建物の解体・建築の計画がございます。周辺は第一種低層住居専用地域なので、そこまで眺望が変わる可能性は低いかとは思いますが、念のため事前にご留意ください。

室内に戻って

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窓を開けていると、心地よい風が室内にも流れ込んできます。続いて、ダイニングスペースとキッチンをチェックしましょう。

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明るい空間で、気持ちのよい景色を眺めながらの食事はさぞ美味しいことでしょう。

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左・アイランドタイプのシステムキッチン。左手には調理家電を置ける収納棚が備わっており、痒いところにも手が届いているなと感心。/右・背面の作業台にはコンロが備わっています。カウンター側にはシンクと食洗機をしっかり完備。

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キッチンは広々、景色も開放的。これならどんな料理を作っても映えてしまうかも?

廊下に戻って 洋室へ

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約7.1帖の洋室。大きめのベッドを置いても余裕がありそうです。

あ、マリンタワーだ!

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北向きの腰窓からの景色。大きな空と眼下の緑に癒される〜、と思ったら遠くには「横浜マリンタワー」の姿が! 現在は改修工事中ですが、工事が終わった頃には夜景もグレードアップしそうですね!

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左・腰窓からのカット。廊下横の壁には収納が備わっています。やはり、痒いところはないようです。/右・洋室にはウォークインクローゼット(WIC)が備わっています。右側にも枕棚があって、大容量!

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洋室のブラケットライトが可愛いので、現地を訪れた際には要チェックです!

最後に水まわりへ

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置き型の洗面器が可愛い脱衣室。各所に収納があるのもうれしいところ。右奥には洗濯機置き場があります。

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バスルームとトイレはそれぞれこんな感じ。浴室乾燥機を完備しています。

今回は特別に たっぷりとご紹介

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左上・物件周辺の街並みは西洋風でとにかくオシャレ。レストラン「山手十番館」は、1967年に建てられた洋館の中でフランス料理をいただけます。(130m 徒歩2分)/右上・「アメリカ山公園」は元町・中華街駅の上部に整備された全国初の立体都市公園。冬はイルミネーションが綺麗なんですよ。(350m 徒歩5分)/左下・筆者御用達の古着屋さん「Butter VIntage(バタービンテージ )元町店」、通称 “バタビン” が徒歩5分の距離だなんて……。確かな目で買い付けられたアメリカ古着はどれも間違いなし。ウィメンズや雑貨もあるのでぜひ。(400m)/右下・1888年創業の「ウチキパン」は、食パン発祥の店として知られる超老舗。日本のパン文化を語る上で外せない横浜の超名店が、徒歩7分の距離に。(500m)

数々の名所もテリトリー

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左上・横浜といえばここ! という方も少なくないのでは? 日本屈指の観光地「横浜中華街」も徒歩圏内です。(700m 徒歩9分)/右上・港の潮風とゆったりとした時間を感じることができる「山下公園」。筆者も週末はよくピクニックにきています。(900m 徒歩12分)/左下・山下公園目の前の「ホテルニューグランド」はチャップリンやベーブ・ルース、あのマッカーサーも宿泊した老舗ホテル。本館1階にあるバー「シーガーディアンⅡ」は、宿泊せずとも一度は訪れてみたい憧れの場所です。(1km 徒歩13分)/右下・少し足を伸ばせばご存知 “みなとみらいエリア” にも行けちゃいます。「横浜ランドマークタワー」や「横浜赤レンガ倉庫」など見どころたっぷり。

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カウカモ編集部より

カウカモとしては久々に訪れた、みなとみらい線「元町・中華街」駅。筆者は横浜在住なのでよく来るんですが、今回の物件がある “山手エリア” は何度訪れても『いいところだな〜』とついつい感心してしまうのです。

というのも、山手エリアは開港後に外国人居留地として発展したことがきっかけで、今でも洋風建築が建ち並んでおり、その異国情緒溢れる雰囲気がたまらなく素敵。風致地区に指定され、緑地などが多く保全されていることもこのエリアの魅力だと思います。

物件周辺は洋館や教会、「港の見える丘公園」などの緑地が混在しており、とっても品のある雰囲気。そんな景観に溶け込む純白のマンションも、どこか西洋の香りを感じます。

建物は1971年竣工と、こちらも歴史あり。とはいえ、2018年に大規模修繕工事済みで、オートロックや宅配ボックスを完備しています。実際に訪れても共用部内外ともに綺麗で、いい意味での年数を感じることができました。

住戸は3階に所在する角部屋。私、LDKに入った瞬間の開放感に一発で心を射止められてしまったのですが、ぜひ皆さんにもこの気持ちを味わって欲しいです。バルコニーから望む、山手の街並みにも注目ですよ!


このエリアで暮らすなら内装にもこだわりたい! という方もご安心を。シンプルながら抜かりのない意匠は、周辺の気品高い空気をそのまま落とし込んだかのよう。でも、気取りすぎないのが “ハマっ子” っぽいんです。

細則がありますが、ペットの飼育も可能。きっと相棒もエリア・物件ともに気に入ってくれるはずです。また、トランクルーム所有権が付いているので、大きなアイテムのやり場に困っている人もこれなら安心! 収納が多いのはかなり大きなメリットだと思います。


正直、今回の物件には惚れてしまいました。でも、筆者は片想いでいいんです……この気持ちをわかってくれる人がいるなら、少しでも気になってしまったなら、ぜひ横浜まで会いに行ってあげてください!

writer / editor:酒井 大作