売主さまのご紹介

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Tさま

4歳のお子さまとご夫婦の3人で住まわれているお部屋。アパレル関連のお仕事をされる奥さまがショールームを持つことになったため、住まいもその近くへ移すことに。2015年2月の竣工から4年ほど住まわれた、愛着たっぷりの空間をご紹介いただきました!

カウカモ初登場「菊名」 その住み心地やいかに

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左上・ご紹介する物件はJR横浜線、東急東横線の通る「菊名」駅が最寄り。東横線は急行や通勤特急が停車し、通勤特急に乗れば「渋谷」までの乗車時間は最短約23分!「新横浜」がお隣駅なので、新幹線利用の際にも便利です。(徒歩11分)/右上・「考えた人すごいわ 横浜菊名店」は、2018年11月に2号店としてオープンした高級食パン専門店。毎朝、整理券が配布されるほどの人気店です。(850m 徒歩11分)/左下・レストラン「三陸ワイン食堂LEALE(レアーレ)」は、カウンター席や半個室があって、おひとりでもお子さま連れでも使い勝手◎(850m 徒歩11分)/右下・焼肉が食べたくなったら「横浜慶州苑 菊名店」へ。コスパのいいランチがオススメ!(950m 徒歩12分)

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「菊名」は、JR横浜線と東急東横線の乗り換え駅でもあります。乗降客数が多く、混雑緩和や駅構内全体のバリアフリー化を目指して再開発中。駅ビルと駅舎全体で整備しているので、完成が楽しみですね。

売主さま

東横線沿線で物件を探していたのですが、ほか急行停車駅よりは比較的価格が落ち着いていて。再開発も始まるところだったので、これから便利になっていく点に注目しました。

売主さま

東横線ではたまに「菊名」駅始発の電車も出ているので、それなら座って「渋谷」方面に向かうことができますよ。

1979年竣工 総戸数25戸のレトロなマンション

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地上5階建てで、建物内にはいくつかテナントや事務所が入居しています。管理方式は管理人さんがいらっしゃらない巡回方式で、清掃は週2回・設備点検などは2ヶ月に1回入っています。

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地形的に坂道の多い「菊名」ですが、マンションまでの道のりはフラット。このエリアで検討される方には大きなポイントとなりそうです。

売主さま

この物件近くは比較的道が平坦なので、自転車を持っていると便利ですよ。

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左上・こちらがエントランス。写真右手から駐輪場へとアクセスできます。ちなみにマンションの敷地内に駐車場はありません。/右上・年額500円で利用できる駐輪場。ご利用を希望される方には、最新の空き状況を確認いたします。/左下・建物内に入りましょう。共用ロビーには郵便ポストとエレベーターが1基。/右下・最上階の5階にやってきました。ご紹介する住戸は、共用階段をこえるちょっと面白い位置。ほか住戸とは距離を保った角部屋です。

売主さま

このマンションを建てた方が理事長も務めながら、ご自身もここに住んでいて、安心感があります。

売主さま

ペットの飼育ができるのも必須条件だったので、その希望が叶ったマンションなんです。子どもの犬アレルギーが分かったので、飼うことはできませんでしたが。

扉を開けたら別世界

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左・玄関扉を開けた先には、塗装された壁にオープンなシューズクローゼット。そして、コンクリート現しの梁。期待が高まりますね。/右・まっしろな壁に馴染む扉がふたつ。左手の扉の中は水まわり、右手はウォークインクローゼット(WIC)。

LDKへと進む前に・・・ 水まわりを拝見

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左・洗面脱衣室とトイレが2in1になった空間。コンパクトですが、窓が付いていて明るく、洗面台の雰囲気も素敵♡/右・角度を変えてぱしゃり。洗濯機の上の棚は可動式なので、用途に合わせて収納できますよ。そして上部にはハンガーなどを掛けられるバーが設置されています。

それでは お待ちかねのLDKへ!

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おぉーーー! “リノベっぽさ” 満載の空間・・・ああ〜この時点で魅力が溢れています。かっこいい、素敵、可愛い・・・。見どころが多すぎて、キョロキョロ。ひとつずつ見ていきましょう。

まずは壁付けのキッチンへ

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ご注目いただきたいのは、縦に収納がたっぷりと設けられていること。棚に並んでいるのはなんと、スーパーなどにある買い物カゴ!

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見覚えのある側面だと思ったら、買い物カゴだとは! いつも見ているはずなのに、ここに並べてあるとなんだかオシャレに見えますね。

売主さま

買い物カゴって、買えるんですよ(笑)冷蔵庫置き場の上部にある棚は可動式なので、高さを調節すれば大きなサイズでもおさまると思います。

キッチン側から リビングダイニング(LD)を見て

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おお〜かっこいい。インテリアひとつひとつからこだわりを感じますね!

売主さま

家具や照明は、ひとり暮らしをしていた時から集めてきたものなんです。ほとんどがヨーロッパのアンティーク品で、この内装は持っているアイテムに合わせてつくりました。なので、ここに写っている家具類は、このまま次の住まい手さんにも使って欲しくて。

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それはなんと・・・! お部屋と家具がすごく合っているのは、そういった背景があったからなんですね。売主さまにとって思い入れのあるものだと思いますが、確かにこの家具たちが一番輝く場所はここかもしれません。

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リビングスペースはこんな感じ。壁のレタリングは手書き! おしゃれなカフェみたいです。そして梁の奥は洋室Aで、小上がりになっています。階段を数段あがりますよ。

売主さま

もし手書きの文字がいらなければ、塗装して消すことができますよ。

ゆるくゾーニングされた 小上がりへ

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半フロアあがったような洋室A。普段はお布団を敷いて、ベッドスペースとして使われています。二面に窓があって、朝は気持ちよく目覚められそうです。ちなみに右手の窓の先はバルコニーなので、お布団干しもラクラク。

売主さま

リビングスペースとゆるやかにつながっていながらも、寝ているときは棚が目隠しの役割を果たしてくれます。こぢんまりとした空間ですが、圧迫感は抑えられていると思いますよ。

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そしてこの小上がりの秘密は、大容量の床下収納になっていること! 指を通す穴付きのフタは2枚ですが、6枚分外すことができますよ。

売主さま

毛布や扇風機などの季節物から、子どものおもちゃまで、とにかくたくさんしまえるので重宝しています。

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造り付けの本棚の上部は、カウンターとしても◎ 右側のスペースはもともと旦那さまのワークスペースだったそうですが、今はお子さまのアイテムをしまう場所へとチェンジ!

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お布団を敷きっぱなしでも、LD側からは見えないのがいいですね◎ お友達を招いた際も気にならないんだとか。そしてお布団をしまえば、お子さまと遊ぶキッズスペースにも変貌します!

奥さまのアトリエへ

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洋室Bは、ご自宅でお仕事をされる奥さまのワークスペースとして使われています。わんちゃんの帽子を作っているので、ミシンやデザイン集・生地などをたくさん置けるようになっていますよ。

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左・柱を上手く活かして収納を造っていますね。/右・扉の横にも収納が。こちらは奥行きがかなり深いそうです。ここに季節物を収納するのもアリですね。

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売主さまのようにワークスペースとして使ったり、寝室として機能させるもよし。洋室Bを寝室にして、洋室Aは “寝転ぶ用のリビングスペース” とするのも面白いですね。

さてLDKに戻ってきました

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ライティングレールは埋め込まれていないタイプなので、引っ掛けて照明の長さを調整したり、インテリアグリーンをぶら下げたりすることもできますよ。

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躯体現しに直接塗装を施しているため、天井と壁に断熱材が入っていないと思いますが、体感温度としてはどうでしたか? 感覚に個人差はあると思いますが。

売主さま

日当たりがいいので、天気のいい日は冬でも暖かいです。夏は逆に陽が入りすぎてしまうことがあったので、バルコニーにオーニング(庇)を付けていましたよ。

外に出てみましょう

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高層の建物がないので、視界に抜けがあり空を大きく望めます。奥に東海道新幹線が走っていますが、室内で走行音はそこまで気になりませんでした。

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バルコニーにはウッドデッキが敷いてあります。水栓につないだ高圧洗浄機の「ケルヒャー」で定期的に清掃していて、靴下や素足のまま出られるようにしているそう。植物たちもこのままどうぞ、とのことです!

売主さま

日当たりがとってもいいので、植物を育てるのにも向いているバルコニーです。

売主さま

隣の住戸から見えにくく、ゆったりサイズなので、ここで軽食をとることもありました。過ごしやすい時期は、リビングスペースのように使っていましたよ。

室内に戻って

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廊下との引き戸を閉めるとこんな感じ。建具もスタイリッシュですね。

見逃せないディティール

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左上・アンティークのコート掛けは、イタリア出身。こんな風にドライフラワーやグリーンを吊るすのもいいですね。左の白い銃は一輪挿し!/右上・造作棚は電球が埋め込まれ、ショップ風になっています。電子レンジ置き場が確保されているので、雑多な印象にならないのも◎ 鍋の後ろにもこっそりレタリングが隠れています。/左下・白い天井のアクセントには、ブラックのライティングレール。アンカーがたくさん打たれているので、ひっかけるタイプのネジを入れれば照明の位置調整も自在です。/右下・廊下の壁面収納は、なんと額縁をはめ込んだもの! ユニットバスを入れたあと、余った廊下スペースを活用したそう。これは斬新!

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左上・床は無垢材を採用し、経年変化を楽しんでいるとのこと。金色の丸い部分は床用コンセント。掃除機をかけるときやLDでPC作業するときに便利です。/右上・小上がりの天井や水まわりに設置される物干しレールは、旦那さまがDIYで造作されたもの。一般的にはプラスチックのものが多いなか、木製なので空間に馴染んでいます。/左下・洗面台に貼られたタイルとハンドルは、どこかマリンテイストで可愛らしい。/右下・スイッチはトグルスイッチで統一されています。コンセントプレートもレトロっぽい雰囲気で素敵。

売主さま

バルコニーにウッドデッキを敷いて高さを出しているので、LDが外まで続いているように見えます。このバルコニーとの境や、小上がりとの間仕切り壁をつくらないことで、実面積より開放的に感じられるようになっています。

周辺を散策!

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左上・フランス料理店「HANZOYA」がパン工房としてオープンした「Champs de ble(シャン ド ブレ)」。食パンが人気で、予約購入される方が多いようです。(700m 徒歩9分)/右上・イタリアンレストラン「BARBA(バルバ)菊名」では、炭火焼きされた馬肉をいただけます。ランチもディナーも良心的な価格です◎(1km 徒歩13分)/左下・地元食材を活用した「野菜レストランさいとう」。お野菜を使った料理を存分に楽しめるよう、建材や調味料までこだわっています。(1.1km 徒歩14分)/右下・お蕎麦屋さん「鴨屋そば香 菊名店」は、店名の通り鴨せいろが有名。人気店なので、並んでいなかったらラッキー!(1km 徒歩13分)

売主さま

「日産スタジアム」が近いので、子どもと一緒にサッカー観戦もしたいなと思っていました。

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日常的に利用するわけではありませんが、「横浜アリーナ」が近いのもなんだかいいですよね。ライブなど、気軽に足を運べそうです。

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カウカモ編集部より

ご紹介する物件は「菊名」駅が最寄りですが、「新横浜」まで徒歩14分・「大倉山」駅までは徒歩13分と合計3駅が利用可能。「新横浜」は新幹線も通っていますし、駅周辺には商業施設・飲食店が豊富にあります。売主さまも『新横浜に行けばなんでも揃う!』とおっしゃっていました。


物件から徒歩1分の場所にはバス停「港北年金事務所入口」があります。そこから「新横浜」駅・「大倉山」駅・「綱島」駅へ向かえたり、商業施設の「トレッサ横浜」や「ららぽーと横浜」へも行けます。雨の日や、休みの日のお出かけにもありがたいですね♪


そして「神奈川税務署」(220m 徒歩3分)と「港北区役所」(900m 徒歩12分)が徒歩圏内なのも、地味に便利なんだそう。徒歩2分(150m)の距離に「MEGAドン・キホーテ 新横浜店」があるので、ちょっとした日用品や飲食類の買い出しだって◎ スーパーは駅前にふたつ、物件近くにもふたつありますよ。


マンションは、ペットと一緒に住まえる昭和54年竣工の建物。共用部はコンパクトに機能がまとまっています。築年数の割に月々の修繕積立金が低めに設定されているので、価格変更があることを視野に入れておくとよさそうです。


住戸は、最上階である5階の角に位置する専有面積50㎡の空間。売主さまは60㎡の広さで探していたそうですが、ペット可・窓の多い角部屋・間取りを決めやすい形といった条件から、このサイズで未改装物件を購入しフルリノベーションを行いました。


床下収納やキッチンの収納など高さを活かしたリノベーションでコンパクトさをカバー。小上がりとの間仕切りはゆるく、バルコニーとの境もあいまいにして、開放感ある素敵な住まいに仕上がってます。


アンティークの家具や照明について『いいものは急にしか出てこないですよね』と “一点もの” の一期一会を教えてくださった売主さま。コツコツ集めてきたアイテムに合わせてつくった内装。空間を構成する要素ひとつひとつから、住まい手の愛情を感じる場所でした。


家具も照明も植物も小物も・・・思い出はたっぷり詰まっているけど “きっとこの子たちが一番似合う場所はここだ” と。基本的にはすべて使って欲しいとのこと。もちろんお持ちの家具を使いたい方もいらっしゃると思うので、その場合はお気軽にご相談くださいね。


この素敵なバトンを受け取ってくださる方をお待ちしております!

writer / editor:平野 翔子