こ、これは……

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約17.8帖のLDKからこんにちは、カウカモです。大変なかっこよさに、さっそく言葉を失っております。

売主さま

内装はヴィンテージスタイルでコーディネートしました。足元はヘリンボーン貼りの無垢フローリングです。

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躯体現し+塗装仕上げの天井、白塗装を施した壁、そしてヘリンボーン! リノベ住宅好きのハートをがっちり掴んで離さない、夢の三重奏です!

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東向きの掃き出し窓から柔らかい光が入り、室内は優しい明るさです。大人っぽいムードの照明計画やインテリアが似合いそうですね。

バルコニーへ 出てみると

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こちらの住戸は1階に所在していますが、建物が傾斜地に建っているため、通りから半フロアほど下がった格好です。植栽のおかげで、通行者からの視線は特に気になりませんでした。

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バルコニーは横幅・奥行きともにゆとりある大きさ。道路との緩衝地帯としてマンション敷地が広がっているので、圧迫感がなくてGOODです◎

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前面道路はそこそこ交通量があり、室内でも車の音が聞こえてきました。静かな環境を求めるなら、インナーサッシの設置を検討するのもアリですね!

LDKに戻って

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右手の一角にはデスクと棚が設えてあり、ちょっとしたワークスペースのようになっています。それでは続いて、グリーンタイルがアクセントのキッチンエリアを見てみましょう。

オールステンレスの クールなヤツ

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左・食洗機を完備したシンク側。機能的なデザインの中、「GROHE(グローエ)」制の水栓がいい曲線描いてますね〜♡/右・3口のガラストップコンロを備えたコンロ側。壁のタイルや剥き出しのダクトがカッコいい!“THE・人に見せたくなるキッチン” です。

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む、キッチンのさらに奥にパントリーが。進んでみますね……

全方向 抜かり無し!

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こちらのパントリー、約3.7帖と広いだけじゃないんです。壁一面の可動棚を、サッと引き戸で目隠しすることが可能! しかも、型ガラス入りのドアを開けると、そのまま廊下へと抜けられる2WAY導線なのです。

廊下に個性あり

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左・LDKを背に、玄関を見たカット。左がパントリーで、右が水まわりです。デザイン性の高い建具が採用されているのが伝わるでしょうか?/右・洗面室はドアの無いオープンな設えです。「DURAVIT(デュラビット)」製のボウルや、キッチンと色味を揃えたグリーンのタイルが可愛い。

バス&トイレをチェック

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左・バスルームはほんのり余裕の漂う1316サイズ◎ 洗面室との間に、コンパクトな脱衣場兼洗濯機置き場があります。/右・小さなカウンターにニクい心遣いを感じるトイレ。これ携帯置き場ですよね、設計者さん!

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ちなみに、トイレの鍵が海外っぽいのもテンションが上がるポイントです……♡ それでは続いて、玄関付近を見てみましょう!

わわっ 広い!

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玄関・洋室(写真右手)は、LDKや水まわりから半フロアほど下がった位置にあります。階段の上り下りは発生しますが、高さの変化で生活の場所をきれいにゾーニングできるのは利点ですね◎

頼もしきスペース

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左・お手持ちの衣類は、まとめてこちらのセミオープンなウォークインクローゼット(WIC)へどうぞ。/右・モルタル仕上げの土間は約3.6帖の広さがあり、フリースペースとして活用することもできそうです。

最後に洋室へ

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西向きの腰高窓のある、約5.3帖の洋室。窓の向こうはマンション共用部ですが、高さがあるので視線を気にせず過ごせそうです。なお、こちらの洋室に造り付けの収納は無いので、収納家具の追加をイメージしておくといいかも。

売主さま

こちらの住戸は、2018年にマンションを一棟丸ごとリノベーションした際に完成したものです。今回はクリーニング、補修のみでの販売となりますので、あらかじめご了承ください。

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設備の使用感などは現地にてお確かめくださいませ。個人的には、言われなければわからないくらいキレイだと感じましたよ〜!

一棟リノベの実力 ご覧あれ!

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左上・こちらが全景。坂道に佇む、総戸数44戸の低層マンションです。1987年築で新耐震基準に適合しているのは大きな安心材料ですね。/右上・エントランスにはオートロックや宅配ボックスを完備。木材を使ったディスプレイがおしゃれです!/左下・共用部は青空スタイルで、デッキテラスやベンチが用意されています。/右下・左手が住戸の玄関扉。共用部から、階段を数段上がった高さに位置しています。

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ちょいちょい階段はありますが、マンション全体が、居心地よくトータルプロデュースされている印象。うーん、これは一棟リノベならではの魅力ですね♡

売主さま

細則はありますが、ペットは2匹まで飼育可能ですよ!

ところでココ 「青葉台」とは?

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左上・東急田園都市線「青葉台」駅は、徒歩10分の距離。急行停車駅なので「渋谷」まで30分ちょっとでアクセスできます◎/右上・駅隣接の商業ビル「TOKYU SQUARE AOBADAI」は複数棟からなるデパート並みの規模! 日常の買い物からイベント時まで、いつでも頼れる存在です。(徒歩8分)/左下・コチラは地元民で賑わう可愛いパン屋さん「bakery kuma(ベーカリークマ) 」。自家製のバターチキンカレーパンが絶品♡(徒歩4分)/右下・物件から徒歩3分の場所にある「藤が丘公園」は、自然豊かでペットの散歩にちょうどいいスポットです。

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なかなかに坂道の多いエリアですので、自転車は電動タイプがおすすめですよー!

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カウカモ編集部より

LDKの写真でもう一目惚れしてしまいそうな、クラフト感たっぷりのおしゃれ物件です! しかも、住戸だけじゃなくマンション全体もスタイリッシュにアップグレード済み。取材日はいいお天気だったので、共用部のテラスで愛犬とまったり日向ぼっこする日々を妄想してしまいました。

現地で驚いたのは、「青葉台」の賑わいのちょうどよさです。さすが東急沿線らしくきれいに整備され、商業施設も揃っています。親しみを増した二子玉川……のようなイメージです。路線図で見るとだいぶ都心から離れているような印象を受けますが、実際は急行列車が使えるので、手前のローカル駅よりも都心へのアクセスはスムーズになりそう。物件価格と天秤にかけて考えると、これくらいのポジションがちょうどいい、と感じる方は多いのではないでしょうか。

少し気になるかもしれないのは、住戸内を含めたアップダウンの多さと、全面道路からの音の聞こえ具合です。どちらも感じ方に大きく個人差が出るポイントですので、現地にてお確かめくださいね。とはいえ、現地で細部まで凝った内装の素敵さに触れてしまったら、多少のハードルはひとっ飛びできそうな気もします(笑)

writer:小杉 美香 / editor:高山 翔矢