東京には、いまもなお丁寧に住み継がれているマンションがいくつも存在しています。貫禄を感じる佇まい、丁寧に修繕が重ねられてきた共用部。珍しい建材が使われていたり、かつての装飾が味を残していたり。こちらの記事では、編集部が何度も取材させていただいたカウカモ常連のマンションたちをご紹介します。


ポイント
・“広尾エリア” の明治通り沿いに建っている、堂々たる姿のヴィンテージマンション。
・赤とベージュのタイルでコーディネートされた外観。色使いもさることながら、各所にアーチや円を取り入れた美しい出で立ちです。
・マンション裏手には大使館やお屋敷のような大きな住宅が建ち並んでいます。「有栖川宮記念公園」が近く、自然を身近に感じられるロケーション。

外観・共用部

マンションのお隣にはアメリカ大使館&軍関係者用の施設「ニュー山王ホテル」があります。半円形のガラス窓が特徴的! 入り口ではIDのチェックがあるようです。さすが、国際色豊かな街ですね。

アーチ型のエントランスは通りからやや奥まった場所あるので、出入りの際に安心。立派なアーチ構造にロマンを感じます。

オートロックを抜け、エントランスホールには管理人室が。とっても朗らかな管理人さんが住込みでいらっしゃいます。天井に施されたアーチも素敵です。

共用ロビー脇の応接セット。そのまわりをぐるっと囲んでいるスロープは、建物内の駐輪場と地下駐車場へとつながっています。円形の窓も、なかなかレアですね。

明治通り沿いに建つ、クラシカルな佇まいのヴィンテージマンション。1979年生まれで、各所に施されたアーチ状のデザインが美しい建物(鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造)です。住込みの管理人さんがいらっしゃり、共用部からは丁寧に管理されてきたことが伝わってきます。エレベーター停止階が3フロアのみと、ちょっと不思議な構造。所在階によっては階段を使いますが、「東京タワー」を望める場所もあるんですよ。大通り向きの住戸だと走行音が気になるかもしれませんが、その分遮るものがない眺望と日当たりが確保されています。

周辺環境

建物裏手にある「フランス大使館」をはじめ、周辺はに大使館が複数集まる落ち着いたエリア。

マンションの地下1階には、老舗イタリアンレストラン「APPIA(アッピア)」が入っています。ワゴンサービスから食べたいものを選ぶというコーススタイルが特徴です。

「有栖川宮記念公園」は、のんびりできる芝生広場が人気。水辺が美しい日本庭園があり、都会のオアシス的存在です。

おしゃれなカフェやショップが点在し、憧れている方も多いであろう街「広尾」。アドレスブランドが確立されているエリアですね。大きな公園や大使館が近くにあって、行き交う人もお店もどこかインターナショナルな雰囲気。歩いているだけで「選ばれた人が住む街なんだなぁ」と思いつつ、小さな個人商店や銭湯のあるフレンドリーな雰囲気の商店街を見ると、親しみやすさも併せ持っていることを感じられます。有名レストランが多く、交通アクセスも良好。バスやタクシーが使いやすいところも魅力的です。