東京には、いまもなお丁寧に住み継がれているマンションがいくつも存在しています。貫禄を感じる佇まい、丁寧に修繕が重ねられてきた共用部。珍しい建材が使われていたり、かつての装飾が味を残していたり。こちらの記事では、編集部が何度も取材させていただいたカウカモ常連のマンションたちをご紹介します。


ポイント
・「門前仲町」と「清澄白河」間の “深川エリア” 。L字型に堂々と構えるマンションで、敷地が広く、道路との距離にも余裕があってお日さまとも仲よし。
・AとB、2棟からなる地上13階建て、全342戸の建物。1973年竣工と築年数はそれなりに経過していますが、2016年には耐震補強工事を実施済み。
・「清澄白河」と「門前仲町」は、どちらも古い建物や雰囲気をほどよく残しながら、新しい風を取り込みどんどん魅力的になっていっている街たちです。

共用部

メインのエントランス。階段の奥に見える1階の出入り口からもエレベーターに乗れるので、階段を使わずに済みますよ。1階部分には保育園が入っており、日中は子どもたちの元気な声が。

メインエントランスから階段を上った2階が、管理人室のある共用ロビー。こちらにはエレベーターが2基設置され、中の様子はモニターで確認できるようになっています。

建物の「清澄白河」駅側にある、もうひとつのエントランス。ブラウンのタイル貼りがいい雰囲気ですね。

もうひとつのエントランスから、共用ロビーに入ったところ。こちらにはエレベーターが1基。エントランスを使い分けられるので、「門前仲町」「清澄白河」どちらの駅でも利用しやすいです。住戸位置によって使い分けるのも◎

B棟の共用廊下です。シックなネイビーカラーの玄関扉は2003年に改修済み。玄関扉横にはモニター付きインターホンが設置されています。

駅からマンションまでは大通り沿いを歩くので、夜遅くなったときも不安にならずに歩けそうな道のり。A・B棟から構成される総戸数342戸の大型マンションなため、ビッグコミュニティの恩恵を受けて共益費は抑えられています。管理人さんの勤務時間が長いことに加え、耐震補強工事を実施済みと、管理がきちんとなされているのも安心材料のひとつ。敷地の広く、1階にはテナントとして保育園が入り、日中は明るくて賑やかな印象です。

周辺環境

「清澄庭園」は、泉水・築山・枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」。春には数種類の桜が咲き乱れ、お花見の名所としてもよく知られています。隣接する「清澄公園」には運動広場もあり、近隣住民の憩いの場となっていますよ。

日本にサードウェーブコーヒー・ブームをもたらしたといっても過言ではない「BLUE BOTTLE COFFEE 清澄白河ロースタリー&カフェ」。「清澄白河」を “コーヒー” で有名な街へと変化させたキースポットですね。

「深川不動堂」へと向かう参道の延長にある「人情深川ご利益通り」には、風情ある和菓子店や漬物店などが連なります。毎月縁日が開催されるのも下町ならでは。おみやげ屋さんだけでなく、センスのいいカフェや八百屋さんなんかも揃ってますよ。

2017年にオープンしたばかりの複合施設「YANE(ヤネ)」には、カフェやデザイン事務所、フォトスタジオなどが入っています。こちらに入っているグリーンショップ「MICAN(ミカン)」の植物がとっても素敵♡

歴史と文化が色濃く残る下町「門前仲町」。サードウェーブコーヒーを皮切りに、次々と新たなお店がオープンする「清澄白河」。そんな魅力的なふたつの街のちょうど中間地点に位置しています。だいぶ異なるカラーの街同士とも思えますが、実際に歩いてみるとその境目は意外と曖昧。どちらの街も楽しみつつ、週末は「木場公園」などの大きな公園に足を伸ばしてリフレッシュだってできる環境。そのときの気分に合わせてぶらぶらと散歩、お買い物、隅田川で水辺のうるおいを感じて……と、さまざまな楽しみ方のあるエリアです。