「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモで、まさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は杉並区に中古マンションを購入、追加リノベをされたご家族のもとを訪れました。


プロフィール
名前:広一さん / 佳那さん / 文化くん
年齢:37歳 / 32歳 / 1歳6ヶ月
職業:カメラマン / ライター
趣味:植物を育てること、音楽鑑賞、キャンプ、フェス / 漫画

この住まいについて
場所:東京都杉並区
間取り:3LDK
面積:79.62㎡ +バルコニー 7.30㎡
築年数:44年(1974年5月築)
追加リノベ:LDK▷もともとの床材・クロスを剥がして壁面と天井は躯体現しにし、塗装。隣の寝室(子どものプレイルーム)▷床材・建具を変更
支払い額:広さは倍になり、月々の支払いは45,000円アップ

家を探し始めたきっかけ:子どもの成長を見越して

家探し期間:本格的には2ヶ月(なんとなく1年前くらいから意識していた)
内見数:7件(1年前に2件、本格的に意識し始めてから5件)
リノベーション工事期間:1ヶ月半(業者1ヶ月、自分たちの施工で2週間ほど)

Q1:以前の住まいは?

広一:以前の家は1Kだったので、子どもが大きくなってくると色々不便が出てきて。「いつまでに家を決めるぞ」という明確なリミットはなかったのですが、色々見てみようということで家探しを始めました。

佳那:1Kだと空間がひとつなので、子どもを寝かしつけようと思っても寝ないんですよね。

広一:仕切られていないから逃げ場がなかったですね。着替える場所がないとか、「ケンカしても逃げ場がないんじゃない」って人からは言われたりしてね(笑)。

佳那:家賃も安いし気に入っていたので、私は別に前の家にずっと住んでも良いくらいでした。でもやっぱり子どもが大きくなっていくことを考えると、将来的にずっと住めるわけではなかったんです。

広一:あと、前の家は線路の隣だったので、電車の騒音は少しありました。ここは、電車が見えて甲州街道もすぐそこなのですが、二重サッシになってはいるので気にならないですね。

佳那:多少は音がするけど、きっちり閉め切っていなくても気にならないよね。あと、二重サッシだと結露がしないと聞くので、それは楽しみです。前の家では、冬場は結露で床がビシャビシャだったので。

広一:フローリングが台無しになってたよね。

Q2:この街《杉並区》にした理由は?

広一:前の家も杉並区だったんです。この界隈にこだわりはそんなになかったんですけど、都内の西側エリアが希望でした。

佳那:東側のエリアにはあまり馴染みがなかったしね。

広一:東に行ってしまうとふたりの通勤にも不便だったので、だいたいこの辺りで希望を伝えて探していました。

Q3:この家に決めた理由は?

広一:最初は実はそんなにピンときていなかったんですよね。でも、間取りや雰囲気とかのバランスを考えると、他と比べてここがいいかなと思いました。

佳那:私は、環境も良かったので、最初から結構気に入っていました。内装は自分たちで変える前提でいたのですが、手を加えなくてもこのまま住めるなという印象でした。

広一:考えてみると、決めた時はタイミングとしても特別な時期だったわけではなくて。個人事業主なので、順調に収入があるうちにローンを組んでしまいたいなと思っていた程度だったんです。

佳那:そう。でも、家を決めたときの精神状態って、いまだに謎だなって思っています。全然決める気は無かったっていうと変だけど、特にリミットも設けていなかったのに・・・あの精神状態って何なんだろう?

広一:あの日は「うん、買う」って顔をしていたよね。

佳那:うん、「これや!」ってなったんだよね。ビビッときたわけでは無かったけど、ここで決めなかったら家探しがまた最初からになっちゃうし・・・。リミットがないと言いつつ、ローンの年齢もあるし、子どもはどんどん大きくなっていくし。じわじわ物が増えて「部屋が狭いな〜」というストレスも感じていたので。

広一:実際、ビビッとくるマンションに住むには、この金額帯では無理だったんです。いいなと思うマンションの値段がわかるようになってしまって。

佳那:値段当てクイズしていたよね。cowcamoに載っている物件の、場所と写真だけ見せて「はい、いくらでしょう?」みたいな(笑)。

広一:そうそう。もうだいたい当てちゃっていたよね。だから、リノベしないと、自分たちの気に入る部屋にはならないなと思っていたので、最初の状態はある程度の納得感のあるものであればいいかなと思っていました。

佳那:ここは、煉瓦造りの外観が前に住んでいたアパートと似ている感じがしていたので、親近感を感じたのもあります。内装も見た中で一番シンプルだったのも良かったですね。純粋な、白の綺麗な壁紙で。妙にデコラティブすぎるとリノベーションするのも大変そうですし。

広一:あと、すごく明るく感じたんですよね。ここは7階なので、やっぱり上の方は明るいなと。ただ、壁面と天井を青く塗装したことで光が反射しなくなったので、その分だいぶ暗くはなりましたけどね。壁面はちょっと落ち着かせたかったので、白以外で考え始めて、青にしました。壁の色は最初に決めたのですが、天井はどうしようか迷いまして。白、ネイビー、黒も検討していました。

佳那:結局、ざっくりとネイビーを指定したのですが、思っていた色相と違って壁の色と合わなくなってしまって。それから塗装業者にお願いして色を作ってもらって、自分たちで塗装し直したりもしました。

Q4:《リノベーション済みの中古マンション》を買う以外の選択肢は検討した?

広一:短期間でもいいので賃貸で、もっと都心に住むという選択肢はありました。

佳那:でも、新築の選択肢はなかったね。

Q5:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

広一:耐震性は気になりました。耐震工事の調査結果は見たのですが、具体的な工事はまだ進んでいないので若干不安はあります。ただ、計画はあるのでいいかなと思っています。家を買うということに関しては、ローンのことなど契約が進むにつれて不安になった部分はありました。

佳那:まぁなるようになるという気持ちで決めました。

広一:管理状態が良いので、住んでいくうちにそういう不安もかなり軽減されましたね。家族には「古いね!」と言われましたけど(笑)

佳那:夫の両親は千葉に住んでいてやはり物件価格も全然違うので、「古い割に高くない?」と心配されたのですが、基本的には自由にさせてくれるので反対は無かったですね。昨日も家に遊びに来てくれて、「天井もいい感じだね」と褒めてくれたので、良かったです。

Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?

広一:すごく毎日帰ってくるのが楽しみです!  夜になるとホテルみたいだな〜と思って眺めています。

佳那:cowcamoは、何年か前に夫の同年代くらいのクライアントの方に教えてもらって知ったんです。間取りを見るのが好きなので、知ってからはたまにサイトを見ていました。今年本格的に家探しを始めて、内見に行った5件は全部cowcamoで記事になっていたものから見せてもらいました。

広一:買うことに関して情報が全く無かったので、エージェントさんが知らないことを色々丁寧に教えてくださったのはとても為になりましたね。

佳那:どういうところを見れば良いのかというアドバイスがとても参考になりました。

Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?

広一:やっぱりしっかりリノベーションしたリビングです。キッチンに立った時の、リビング越しに外の景色が見えて視界が開けた感じが好きです。

佳那:私もリビングですね〜。あと、洋室の仕切りの建具がお気に入りです。

広一:普段、僕はずっとソファにいますよ。

佳那:それか、このチェストのところに立ってビール飲みながら部屋を眺めているよね。

広一:(空間の)抜けがいいんだよ。夜景が綺麗だし。

佳那:そう、朝はバタバタなので、夜の方がゆっくりしていますね。私もソファに座って息子とテレビを見たりしています。

広一:子どもが汽車の乗り物で遊んだり、かけまわれるくらいのスペースがあるからいいですね。リビングから玄関まで直線距離もありますし。前はすぐ壁にぶつかっていたけどね(笑)。あと今後は、まだこれからリノベーションをする予定なのでそれが楽しみです。

佳那:子どものプレイルームの壁もセルフペイントしようと思っているので楽しみですね。来週、リビングの壁にはブラケットライトをつける予定で。そんな風に、ちょこちょこ手を加えていくのがいいなって。

広一:息子が大きくなってきたら、プレイルームはこの子次第で子ども部屋にするかもしれません。

佳那:小学校低学年くらいまでは、机を置いて使えるよね。

広一:でも大きくなったらガラスだから嫌がるかもしれないな〜。

佳那:カーテンかければいいんじゃない? 可愛い柄のカーテンかけたいな!

Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!

佳那:カウカモエージェントさんの家紹介の記事か何かで「完璧な家はない」って言葉を見たんですけど、家探しの時にずっと心の中にあったので、私もそれを言いたいです。

広一:パクってるじゃん!

佳那:いい言葉だなと思って。

広一:じゃ、僕もそれで(笑)。でも、本当にそうなんですよね。家探しの時にビビッと来ていた訳ではないので。

佳那ビビッとくる人はごく幸せだと思います。やっぱり自分たちで理想に近づけていくのが大事ですね。あとは・・・やっぱりいいなと思った家の周りは歩いた方がいいですね。私たちは最初車で内見に来ていいなと思ったけど、後から駅の周りにあまり活気がないことに気がついたんですよ。なので、公共交通機関を使って内見に行ってください。

広一:でも好きだけどね。あのシャッター街のローカル感。

佳那:うん、嫌いじゃないよ!

広一:徒歩10分ほどの隣の駅が栄えていて、生活には不便がないので良かったです。

佳那:買い物は近くのスーパーで十分だし、隣駅に自転車で十分行ける距離なので。これから、隣駅のお店も開拓しようと思っています。

広一:でも、この周辺はいいケーキ屋さんがたくさんあるんですよ。通り沿いにも有名なお店があるようで。

佳那:そう、すごくケーキ屋さんが多いんです。私はケーキが好きなので、そこは嬉しい! あ、あと駅の商店街の中華屋さんによく行くじゃん!

広一:あ、そうだね! 美味しいところ。

佳那:あそこがなくなったら、悲しいね。

広一:息子のことも可愛がってくれて、すごくいいお店なんですよ。私たちが食べている間に息子を抱っこしていてくれたりして。イマドキの賑わいはないけれど、ローカル感というか、逆にそういう良い一面があるんです。