アドレスは憧れの……

写真

左上・今回の舞台は「表参道」。ご紹介する物件は「参道駅」駅から徒歩5分の場所に位置しています。骨董通り至近、アドレスは “南青山5丁目” です!/右上・お散歩がてらに「根津美術館」はいかがでしょうか。季節ごとの企画展や手入れの行き届いた日本庭園で、四季の移ろいを感じることができる文化スポット。常連になれる距離だなんて羨ましい!(500m 徒歩7分)/左下・思い立ったら、フラッと音楽を愉しみに「BLUE NOTE TOKYO」へ。(450m 徒歩6分)/右下・商業ビル「Ao」には「紀ノ国屋 インターナショナル」があるので、日々のお買い物には困ることはなさそう。年中無休で9:30~21:30まで営業しています。(400m 徒歩5分)

タイルと華やぎをまとって

写真

こちらは以前にもカウカモで別の住戸を取材させていただいた、1971年竣工のヴィンテージマンション。築年数を感じさせない佇まいで、ヨーロッパの街並みにありそうな丁寧なデザインが、南青山というアドレスにぴったり♡

売主さま

物件が所在するのは、賑やかな骨董通りから1本奥に入った「青山学院大学」の裏手です。華やかな商業施設のすぐそばでありながら、緑豊かで閑静な環境が手に入りますよ。

写真

左上・堂々とした広さのエントランス。スロープも設けられています。/右上・建物の一部地下には、人気ブランドのコンセプトショップ「GALLERY MUVEIL (ミュベール)」が。レトロで “映える” タイルの前では、しばしば雑誌などの撮影が行われています。/左下・オートロックの扉を抜けると、シンプルなエントランスホールが。/右下・ホテルのフロントのようなオープンな受付。人の出入りを、管理人の方が常にチェックしていらっしゃいました。各所に配置された防犯カメラと併せて、セキュリティ面は安心ですね。

cowcamo

現在築48年の歴史ある建物ですが、細やかに修繕されていることもあり、とても綺麗に住み継がれている印象! まさにヴィンテージマンション、といった風格が漂っていました。

アートのような共用部

写真

左上・まずは、屋上の物干場をチェック! こちらの建物は8階建てなのですが、案外周囲には背の高い建物が少ないようです。シーツやタオルも日光をいっぱい浴びて気持ちよさそう。/右上・さて、それでは住戸のある5階へ向かいましょう。全89戸に対して、エレベーターは2基備わっています。/左下・そしてこの建物の醍醐味である、回廊になっている共用廊下をご覧あれ。真っ白でシンプルなデザインの中に曲線が多用され、まるで雲の中に迷い込んだような不思議な空間です……!/右下・こちらが今回ご紹介する住戸の玄関扉。ではでは、お邪魔いたします!

こだわりの空間がお出迎え

写真

左・扉を開けると、ガラス戸越しの光がパアッと眩しい! 右手の壁には可動式の飾り棚が並び、左手前の白いドアの中にはシューズインクローゼット(SIC)が。廊下を左に曲がると、洋室や水まわりが並んでいます。こちらは後ほどご紹介しますね。/右・はやる気持ちを抑えて、SICをオープン。頼もしい収納容量です。

壁面ギャラリー!

写真

ガラス戸の先、玄関からLDKへつながる廊下は、かなりゆったりした造り! 玄関から引き続き、淡いグレーの壁一面にズラリと飾り棚が設えられています。

cowcamo

わぁ……「廊下」と呼ぶにはカッコよ過ぎる空間ですね!

売主さま

一般的な廊下の2倍の幅を取り、ギャラリーとして活用できる特別な空間に仕立てました。棚板は通常より大きなもので設えており、可動式なので高さの調節も可能です。飾る品に合わせて、フレキシブルに対応できますよ。

いざなわれてLDKへ

写真

約19.9帖のLDKは、南東側の壁ほぼ一面が掃き出し窓。光がいっぱいに入る、開放的な空間です。右手ではギャラリー廊下から引き続き、展示棚がリズミカルに壁を彩っています。そして左手には、キッチンに向かい合うように造られたゆとりあるカウンターが。

写真

LDKは自然光で満たされた健やかな空間。そんな中で “展示品” たちには、ライティングレールのスポットライトが特別な色気を加えています。自然と創意が交差する、うーん、なんて危ういグッドバランス♡

売主さま

南青山に立地するヴィンテージマンションということもあり、余裕を持って人生を愉しんでいらっしゃる方が住まわれることを想定しました。趣味の品やコレクションをただ「しまう」のではなく、「見せる」「一緒に暮らす」ことで、自分らしい住まいを創り上げていただけると思います。

cowcamo

持ち物も人生の一部! ですね。なんだかワクワクします。

さ、バルコニーで空を

写真

背の高い建物が少なく、「表参道」駅から徒歩5分ほどとは思えない眺望です。植栽のグリーンが、手前に緑のフレームを作ってくれているのがうれしいですね。

写真

LDKの横幅いっぱいにわたっているバルコニー。南東向きなので、洗濯物も気持ちよく乾きそう。

売主さま

もともと希少性の高い “南青山エリア” の物件の中でも、このように眺望に心地よい抜けがあるものは多くないかと思います。都心にいながら、ゆっくりと空の移ろいを眺めることができますよ。

LDKに戻って

写真

壁・天井は淡いグレーでまとめられており、シックで大人な雰囲気。深みあるチーク材のフローリングと相まって、じんわりと心身をほぐすことができそうですよね。さあ、それでは写真中央に見えているキッチンへ進みましょう。

効率的 キッチンエリア

写真

L字型のシステムキッチンとカウンターが組み合わさって、LDKの一角に  “コックピット” を形作っています。オープンスタイルでありつつ、きれいにゾーニングされており、舞台として完結している印象。/左・シンク側の腰壁はやや高くなっていて、手元が丸見えにならないよう工夫されています。サラリと食洗機も完備◎/中央・IHクッキングヒーター側には、隣に冷蔵庫を置くスペースが用意されています。/右・こちらのカウンターは家電置き場としてはもちろん、収納としても活躍してくれそう。内部はリビングから完全に死角になるので、生活感のあるモノにはこちらに居ていただきましょう。

必殺 隅切り御免!

写真

リビングカウンター側からパシャリ。光の当たり具合で、微妙に陰影をはらむ壁のグレーが素敵。あのー、なんだか壁の角が斜めになっているような……?

売主さま

はい。壁の出隅(ですみ)を斜めにカットする “隅切り” の効果により、空間に広がりを感じられるように意図しております。

cowcamo

おおっ、よく見たら、カウンターの隅も! 確かに、カドが無いことで広く感じるような気がします。小指もぶつけずに済みますね。

さあさあ

写真

左・それではギャラリー廊下に戻って、今度は洋室〜水まわりを見ていきましょう。人が集まるLDKとプライベート空間とがハッキリ分かれているのは、ゲストを招く機会の多い方にとって見逃せないポイントですね。/右・その公私のはざまに位置しているのが、トイレ。グレーで統一され、小ぶりですが手洗い器も備わっています。さりげなくこちらも左奥が隅切りされているのに気付いてキュンとしました。

約6.4帖の洋室へ

写真

北西向きの腰高窓が横に並んだ、シャープなデザイン。窓は二重サッシになっており、穏やかな環境で休息することができそうです。窓の向こうは共用廊下で、通常ならば写真は割愛するところ……なのですが!

ナイス眺望!

写真

これはこれで、素敵な眺め! マンションのチャームポイントである、有機的な吹き抜けの回廊を望みます。

写真

左・窓の反対側には、ハンガーパイプ付きのクローゼットが備わっています。そして、さらにその奥に進んでいくと……/右・洋室とつながった、余裕あるサイズのウォークインクローゼット(WIC)が! ファッショニスタの方でもご満足いただけそうな広さです♪ 左手前の白い引き戸の先には、水まわりが。

水まわりで フィニッシュ

写真

左・洗面化粧室も、シンプルで大人な印象。無駄を排したデザインでありつつ、鏡の後ろにはしっかり収納を備えています。/中央・まとまった広さが取られたランドリースペース。/右・バスルームは1216サイズ。この洋室〜WIC〜洗面脱衣室〜バスルームの流れ、動線が整理されてすごく便利そうですね。

南青山をぐるり

写真

左上・「CITY SHOP」は新鮮なお野菜が並ぶデリ・プレートが人気。(160m 徒歩2分)/右上・周辺には、豊かな敷地や建物を活かした有名レストランが建ち並びます。そのひとつが独特な世界観が漂う「Museum 1999 leau a la bouche (ミュージアム1999ロアラブッシュ)」。時には、非日常の空間で贅沢なフレンチを味わうのもいいですね。(290m 徒歩4分)/左下・朝8時からテラスでモーニングがいただける「crisscross(クリスクロス)」。その横には、ワイン片手に話が弾む、居心地のいい地中海料理レストラン「cicada(シカダ)」。美味しいベーカリーも併設されています。(270m 徒歩4分)/右下・こちらはフラワーショップの中にあるカフェ「Nicolai Bergmann NOMU (ニコライバーグマン ノム)」。お花に囲まれながらオーガニックランチをいただけます。(270m 徒歩4分)

写真

カフェだけでなく、こだわりのインテリアショップもたくさんあります。/左上・ヨーロッパから直接買い付けられた、テーブルウェアなどのシャビーなインテリア雑貨が揃う「SARAH GRACE(サラグレース) 青山本店」。(350m 徒歩5分)/右上・生活雑貨から家具まで、 "デザインのある生活" を提案しているインテリアショップ「SEMPRE AOYAMA(センプレ 青山店)」。(250m 徒歩4分)/左下・南欧テイストの最高級ファブリックを揃える「Tempo 南青山」。(250m 徒歩3分)/右下・ふぅ。流行から離れ、頭を空っぽにして気分転換したい時もあるもの。そんな時は「南青山6丁目児童公園」へどうぞ。(300m 徒歩4分)

cowcamo

カウカモ編集部より

まさに、好きな場所で好きなものに囲まれて好きなように暮らしたい方のための物件!  

新築物件が好まれる傾向が強い日本においてでも、“ヴィンテージマンション” と言わしめて高い人気を持ち続ける建物があります。今回ご紹介するのも、その内のひとつ。舞台は “表参道・南青山エリア”。最先端の流行が行き交う中、48年間変わらず街に鎮座し続けている、堂々たる風格漂うマンションです。カウカモでも、これまで「2016年ヴィンテージの旅」「2017年ヴィンテージの旅」と2度にわたりお届けしてきました。そう、そして今回は「2019年」の旅です。


いったい何が魅力なのか? と分析してみますと、まずはその立地。便利で人々を魅了し続ける街に位置することは、必須条件です。次に管理体制のよさ。もともとその時代の贅を尽くして建てられたマンションなので、きちんとメンテナンスを行えば、長く使える状態が保たれます。


そしてもうひとつは、建物自身が持つパワー。これは実際に足を踏み入れれば、きっと感じていただけるかと思います! 美しく歴史を重ね、デザイン性の高い独特な共用部は、それ自体がアートのように人を惹きつけます。雲みたいに真っ白の回廊廊下は、ぜひ晴れた日にご覧いただきたい素敵なポイントです。


さて、立地・建物についてこれだけ魅力が溢れている物件です。期待に胸膨らませて住戸に降り立ってみると……その内装も、高まったテンションをさらに上げる、こだわりの詰まった大人な仕上がりでした! 


玄関〜廊下〜LDKにかけて設えられた壁面ギャラリーが、大きな特徴。住まいのメインストリートと言える場所にギャラリーを創ることで、展示物を通じて住まい手らしさを表現することができます。壁がホワイトではなくグレーなところが、またイイんです。隅切りされた面や、展示棚の凹凸に光が入って、複雑なトーンの移ろいを演じます。


そして約71㎡の空間を1LDKにしているので、どこに居てもゆったりと余裕を感じられる贅沢な造り。おひとり、おふたりでの暮らしにピタリとフィットしそうです。南東向きの窓からは陽がたっぷり入り、グリーン越しに街を見渡すビューが手に入ります。ここには居心地よさが揃っている、そんな印象を受けました。


個人的に特にいいな、と思ったのは、おもてなしに使うパブリック(?)な場所と、プライベートな場所がきれいに分離しているところ。この間取りなら、生活感が漏れ出すこともありません。呼びたいし、呼ばれたい。人が集まる理想的な場所となってくれそうです。うーん、マイギャラリーの展示替えのたびに、レセプションパーティーを開きたい(笑)!


まずはどこの高さに、何を並べようか?……そう考え始めてしまったら、きっともうこの物件の重力圏に入っているはず。お気に入りの宇宙服を着て、その大きな一歩を「南青山」に踏み出してみてはいかがでしょうか。

writer / editor:小杉 美香