ファッションを楽しむように、暮らしも楽しもう。日本を代表するセレクトショップとしてファッションやカルチャーを牽引する「BEAMS」で働くスタッフのライフスタイルや住まいをご紹介します。


好きなアイテムやこだわりのインテリアがぎゅっと詰まった “自分らしい” 暮らしを送るBEAMSスタッフの皆さん。「BEAMS living style」は、そのライフスタイルや住まいをご紹介する連載企画です。第10弾の今回は、旦那さまがBEAMSで働く小林さまの住まいを訪れました。

《プロフィール》
名前:小林景太さま / 祐香さま / 福くん
年齢:30歳 / 30歳 / 1歳7ヶ月
職業:ビームス アシスタントバイヤー / 育休中
場所:埼玉県富士見市

◎ライフスタイルについて

ーー 趣味や好きなものは何ですか?

旅行が好きです。買い付けの仕事でアメリカ出張に行くことも多いのですが、そのときにちょこっと小物を買ってくることが楽しみで。先日行ったニューメキシコ州では、インディアンジュエリーを買ってきました。でも、あまりたくさん買うと遊びに行っていると言われてしまうので、ほどほどにしています(笑)

窓辺にはお気に入りのアクセサリーや小物がたくさん。

若い頃から海外に行きたいという気持ちが強くて。学生の頃にアメリカのシアトルに留学をして、ワーホリではカナダのトロントで暮らしていました。トロントにいた時は現地のレストランで皿洗いをしていて、お金が貯まったらニューヨークへ行くような生活でしたね。

あと、アメリカの古着も大好きです。好きといっても、世の中にはすごいコレクターの方がたくさんいらっしゃるので、あまり偉そうなことは言えないんですけど(笑)

気に入る服と出会った時は、『これは運命だ!』と思って買っていますよ。

収納は写真のWICのほかに、納戸がもう一室。さらに玄関土間に飾るように収納できる棚も。国内外で購入したアイテムが、まるで店舗のように整理整頓されている。

ーー おふたりの住まいづくりのルールは?

内装はシンプルにして、家具やラグで味付けをすること、ですかね。

キッチンや壁はモルタル仕上げですが、程よい “手仕事感” が出るように左官で仕上げてもらいました。アクセントカラーは使わず、白い壁紙とグレーのモルタルというシンプルなコントラストです。飾り棚がある土間も同じコンセプトですね。

リビングスペースの壁一面はモルタル仕上げ。他の部分は白いクロスだが、塗装のように見えるタイプを選択している。前の住人がつけた壁の傷や凹みの痕も、“いい質感” になっているそう。

ーー では、インテリアのテーマは?

テーマがないのがテーマ…… なんて言うと、ちょっとカッコつけ過ぎなんですが(笑)。いろんな国の好きなアイテムがなんとなく集まっている感じです。

家具は北欧のものが好きだけど、お皿は沖縄のやちむんだったり、床にはアメリカのラグを飾ったり。洋服と一緒ですね。色々な国の良いものを集めてうまくコーディネートする仕事をしているので。

そうそう、家具はウェグナーのデイベッドをどうしても置きたかったんです。このLDKの主役ですね。今後も基本的にはシンプルに統一したいので、あまりモノは増やさないと思います。

キッチンのオープン棚には、沖縄の焼き物「やちむん」がずらり。BEAMSでは毎年1回、やちむんの販売イベント「OKINAWAN MARKET」を行っている。2020年は3月6日より開催。

一番のお気に入りの品だというハンス・J・ウェグナーの名作デイベッド「GE258」。オリジナル品で、張り地だけ好きな色で張り直したそう。

ーー 『マイ収納ルール』を教えて下さい!

:リノベをする前から収納スペースの多い間取りだったのですが、工事でもう少しスペースを増やしました。土間には飾るように収納できる棚を造って、たくさんの洋服をしまえるWIC(ウォークインクローゼット)や納戸には、見せたくないものを収めています。

リビングにある造作のテレビボードにはオーディオを置こうと考えていたのですが、子どもが小さいうちはちょっと難しいですね。今後、もっと家具や家電を増やしていくのが今から楽しみです。

広々とした玄関の土間スペース。コレクションしているスニーカーをディスプレイしているが、もちろん実用面でも機能的に使っている。

ーー 家の中で一番好きな場所と過ごし方は?

やっぱりLDKが好きですね。デイベッドでゴロゴロ過ごすのがお気に入りです。プランニングの途中で床暖房をリビングに付けるのをやめようかとも思ったのですが、やっぱり入れてよかったです。 ウォークインや土間、寝室も好きですね。手を加えたところはみんな気に入っています。

LDKは二面採光で明るく、床暖房のおかげで冬でも暖か。

ーーお気に入りのインテリアブランドやショップは?

東松山市にある「ベルベット ウェアハウス」と「北欧家具tanuki」というインテリアショップが好きで、休日に家族でお昼を食べに行く時に立ち寄るのが定番のコースです。

あとは神奈川県伊勢原市にある北欧ヴィンテージ家具の「talo」とか。最近は茨城にある「ギルド ヴィンテージ ファニチャー」も気に入っています。インテリアショップ巡りはいろいろと勉強にもなりますしね。

家具は北欧ヴィンテージが中心。ダイニングチェアは異なるモデルを組み合わせている

◎家自体・リノベーションについて

ーー住まいやインテリアにこだわり始めたきっかけは?

「BEAMS AT HOME」の誌面で、同じ会社の人の家を見るようになったのがきっかけかもしれません。

以前は板橋区で今の半分くらいの広さの部屋に住んでいたのですが、子どもが生まれて手狭に感じて購入を考え始めました。ちょうどその頃に「BEAMS AT HOME」の一冊目が出たんです。

あれ、本当に夢のある本なんです。『みんなすごいところに住んでいるなぁ』って。写真の撮り方が上手なこともあるのですが、どれもすごくかっこいい。リノベーションに憧れましたね。

ーーリノベーションで一番こだわったポイントは?

やっぱりモルタルですね。一番職人さん泣かせだったたのは、モルタルにムラ感と絶妙な色を出してもらったことです。最初にもらったサンプルはもっと濃い色で、塗り方も綺麗すぎて。最終的には4回もサンプルを出してもらいました。

その職人さんには『うまくムラ感が出せないかもしれない』と言われたのですが、『綺麗に塗ることができて、ムラを出すように塗るのができないはずがない!』と思ってなんとかお願いしました(笑)。結果としていい塩梅になったのでよかったです。あとは、土間の見せ方にもこだわりました。床との境界も、ひと工夫したデザインを提案してもらいました。

モルタル仕上げの土間やリビングは、色合いと絶妙なムラ感にこだわったそう。

コンクリ打ちっ放しの壁とかって、無機質な感じがかっこいいなと思っていたのですが、そのままだとラフすぎる気がして。インダストリアルな感じにはしたくなかったので、ちょうどいいバランスで整ったモルタルの左官仕上げにこだわりましたね。

木材を使用することが多い「上がり框」の部分もモルタルとし、廊下と土間との境界を少し曖昧に。

ーー家を買って、リノベーションしてよかったことは?

やっぱり、内装を自分の好きなようにやれることですよね。

金銭面で微妙に妥協しなければいけない部分はあったけど、ほとんどストレスなく好きな仕上げを実現できたので、この家はとても気に入っています。ちょっとずつお金を貯めて家具を買い足して行くという楽しみもありますしね。

新築もいくつか見たのですが、万人に合うように造った “立派な家” ばかりで。でも、僕はそもそも仕事で万人に合うような提案をしていないので、しっくりこなかったですね(笑)。自分たちの望み通りの内装が叶えられることが、新築を選ばなかった理由です。

インテリアはまだ発展途上。少しずつ足していくのが今後の楽しみだそう。

この家は子どもにとっても住みやすいのもいいですね。特に、廊下を走れるくらい広さがあること。家が狭くて走り回れるような公園が近くにない場合、足が育ちにくいこともあるらしいのですが、うちの場合は、家の中も周辺環境も大丈夫だな、って安心しています。

長い廊下を元気に走りまわる福くん。マンションはのどかな郊外に立地していて、外でも体を思い切り動すことができる。

《住まいについて》
間取り:2LDK+WIC
面積:85㎡
築年数:12年(平成20年築)
リノベーションした場所:ベッドルーム、土間、リビング、床、WIC、洗面

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