第2位:お金のこと
第2位のお悩みは「お金のこと」。家族構成ごとに見ても、「DINKS」の26.7%が回答に挙げていました。中でも目立ったのは、「ローンを払い続けられるかどうか」「そもそもローンが組めるかどうか」という不安。
やっぱり、お金のことですね。僕は今50代前半ですけど、正直70歳まで仕事をするわけではないので、リタイアした後にどうするか、というのは少し不安でした。
でも、担当のエージェントさんに相談したら、いろんなパターンで返済のシミュレーションをしてくれて。そのシミュレーションのおかげで、将来のイメージが描きやすくなりました。
(「アクセスはなるべく便利に。趣味空間はなるべく贅沢に」より/DINKS)
POINT:エージェントのサポートや各種セミナーを活用しよう!
現在の年齢や貯蓄、収入、既婚か未婚か、将来的に子どもは欲しいか……など、家を買うときの状況は人それぞれ。
そんな複雑な状況を整理し、 “無理のないお金の使い方” をサポートするのもエージェントの役目です。住宅ローンの組み方や、購入にかかる費用などの基本的な知識についても、最初にしっかりとお話させていただいています。
ご紹介した事例のように返済のシミュレーションもできますし、最初に予算感を整理しておくことで物件探しがよりスムーズになりますよ。
またカウカモでは、物件の買い方や選び方の基本について事例を交えて解説する各種のカウカモセミナーを開催しています。住まい探しが初めての方なら、こちらに参加してみるのもオススメ。
(2020年5月現在、オンラインを中心に開催しています。開催日程やお申し込み方法については、カウカモアプリより「お知らせ」をご確認ください。)
▼こちらもあわせてチェック!
「カウカモ流! 中古住宅の買い方辞典」Chapter #03 はじめに確認したいお金の話
第3位:リセールバリュー
第3位は、将来のリセールバリュー(再販価値)に対する不安。
購入する時点で、築年数が経過している中古マンション。「住み替えを考えたときにまだ資産価値があるのか心配」「売却時に手離れしやすいかどうか」というお悩みがあったようです。
■資産価値に関する不安
十数年後とかに売ることを想定しているんですけど、本当に売れるのかは心配でした。
その点に関しては、中古マンションの築年数と売買価格の変化率のグラフを見せてもらって、新築ははじめにガクッと値下がりしてしまうけど、中古の場合、購入時から大きく値下がりせずに売れることを知りました。
(「一点ものの古道具を選ぶように」より/DINKS)
このように、住み替えを予定している方にとって不安なのは、物件を手放すときの資産価値。
しかし中古マンションには、新築と比較して売却時の値下げ幅が少ないという特徴があるんです。上記のエピソードで語られていた、中古マンションの築年帯別の平均㎡単価の推移を表すグラフがこちら。
グラフを見ると、新築直後から築20年までは下落するものの、その後はほぼ横ばいになっていることが読み取れます。この価格が落ち着いてくる頃合いの物件を、カウカモ編集部では “食べごろ物件” なんて呼んでいますよ。
▼こちらもあわせてチェック!
中古住宅の賢い買い方③ 気になる中古の資産価値
■売りやすいかどうか
不安だったことといえば、この家を手放す時のことですね。生活スタイルがどこかのタイミングで変わると思うので。多分最初は、子どもが「俺の部屋が欲しい」って言い出すときだと思うんですけど(笑)。小学校高学年くらいかな。
決断するときがいつ来るかはわからないけど、手放す時の価値、10年後の価値は意識しました。
(「子どもと一緒にどこに行こう」より/DINKS)
POINT: “横串感” のある物件を選ぼう!
白金台にあるこちらの住まいは、街に対して、マンションの雰囲気、住戸の広さや間取り、内装などがすべてマッチしていることが特徴。またまた編集部用語をご紹介すると、私たちはこのことを “横串感” と呼んでいます。
エージェントからも、『街との親和性が高い物件は手離れがいい』と聞きます。“横串感” については「カウカモ編集部流!住む街の選び方」の記事でもお話しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!