「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモで、まさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、住吉(江東区)のリノベ済みマンションで暮らす会社員ご夫婦の登場です。


プロフィール
名前:すけ / ぴー
年齢:20代後半 / 30代前半
職業:ともに会社員
趣味:映画鑑賞 / フットサル

この住まいについて
場所:住吉(江東区)
間取り:2LDK
面積:82.40㎡ +バルコニー 11.58㎡
築年数:30年(1988年6月築)
追加リノベ:なし
支払い額(以前の住まいと比べて):ほぼ変わらず、1.5倍以上の広さに。

家を探し始めたきっかけ:産休に入ると家賃補助が出なくなってしまうため。賃貸で賃料を払い続けるより、買ってしまった方がお得なのでは? と考えて。

家探し期間:1ヶ月半
内見数:新築3件、中古10件

Q1:以前の住まいは?

今と同じ住吉にある賃貸に、2年間住んでいました。ふたりの職場から通いやすくて実家にも近く、住むにはとても気持ちのいい場所で。部屋は、天井も高いし、窓は部屋の両側にあって風は通るし、今のリビングと体感的には広さも変わらなくて気に入ってました。ただ、若干、錦糸町寄りにある物件で、便利ではあるけれど少し騒がしいかな、とは思っていて。

で、今産休中なんですが、産休に入ると会社の規定で家賃補助が出なくなってしまうので、引っ越しを考え始めて。前の部屋より家賃が下がると考えて、江東区より東の方の賃貸を探したんですが、(東隣の)江戸川区では家賃はさほど変わらず、結構離れないといけなくて・・・。オリンピック需要で、今は物件価格が高騰してるとはいえ、価格が下がるのを待って賃料を払い続けてたら、いざマンションを買いたいと思った時の頭金くらい払うことになってしまうな。なら、気に入った物件があれば買ってしまってもいいかなと考えたのが、購入を考え始めたきっかけです。

Q2:この街《住吉 / 江東区》にした理由は?

東陽町、木場、憧れの清澄白河とか、江東区内で物件を探していて。この家がたまたま住吉にあったって感じです。もともと賃貸で住吉に引っ越した理由も、あるとき住吉に寄ったついでに地元の不動産屋さんをのぞいてみたら、いい物件に出会ってしまったからで(笑)。偶然ですね。その日は千駄木の賃貸の内見に行ってたんですけど、まさか住吉に住むことになるとは。

東京の西側にも憧れはあったんですけど、荻窪とか。職場も実家もこっちの方なので、憧れ以外に西側に住む理由がなかったのでやめました(笑)。

Q3:この家に決めた理由は?

リビングからの景色に惹かれました。実は同じマンションの西側の棟の物件も同時に売りに出てて。その西側のも良かったし、ここより少し安かったんですけど、こっちは窓の外すぐに広い空と川と緑が楽しめて、開放感が全然違うなと。

それに、ほかにも多く物件を見ましたが、ここは内装に不満がなかったんですよね。ここがこうだったらっていうのはなかった。あ、玄関の壁材だけは不満かな(笑)。でもそこは簡単に直せるじゃないですか。直しにくいところに不満がなかったです。

Q4:《リノベーション済みの中古マンション》を買う以外の選択肢は検討した?

はじめは気持ちとしては若干、新築寄りでしたね。中古物件を検討したのは、たまたまカウカモで大学の友人が働いていて。信頼できるので、とりあえず相談してみようって感じでした。

いろいろ話しながら思ったのは、古道具が好きで蚤の市とかよく行くんですけど、“中古リノベーション物件を選ぶのは蚤の市で古道具を買うのにすごく似ているな” ってことで。いろいろある中から一点ものを選ぶ感覚にすごく魅力を感じましたね。

あと、すでに入居者のいる新築マンション内のモデルルームを見に行く機会があったんですが、同世代の親とその子どもたちがワっている光景に少し圧倒されてしまって。

中古で買うと同世代ももちろんいれば、昔から住んでる老夫婦もいたり、いろんな年代の人がいるのがちょうどいいなって。既に「いつもの光景」があるのはすごく落ち着いてて優しい感覚で心地よいですね。

Q5:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

管理体制や修繕履歴など、中古ならではの情報についてはわからないことも多く、友人なのをいいことに事細かくたくさん質問して、一つひとつ解消していきました。

あとは、十数年後とかに売ることを想定しているんですけど、本当に売れるのかは心配でした。その点に関しては、中古マンションの築年数と売買価格の変化率のグラフを見せてもらって、新築ははじめにガクッと値下がりしてしまうけど、中古の場合、購入時から大きく値下がりせずに売れることを知って、なるほどなってなったり。それに、確かに売れる金額は下がってしまうかもしれないけど、その頃には残債も少なくはなっているだろうし、とか。とはいえ、決めた後も少しモヤモヤしたりしてましたけどね(笑)。

でも、結局、住みたいと思えた物件だったんですよね。だから買うことを決めました。

Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?

知り合いがエージェントだったっていうレアケースではあったんですけど、彼女は施工の経験もあるので幅広く相談ができました。“住まい方” にまで広げて相談できたのは本当によかったです。不安があったらすぐ聞いて返してくれてというのを繰り返すことができたので。

不動産の仲介って、業界の体質としては古いのかなって感じていて。「通例こうだから」って、融通が利かなかったりするのかなと。でも、それをカウカモは打開しようとしているのかな、囚われないでやろうとしているんだろうなってことが接していると伝わってきました。

あとは、ウェブサイトの見せ方も上手ですよね。積極的に「見よう、自分に合った住まいを見つけよう」と思わせてくれる作りだと思います。他サイトだと写真も暗かったりして実際に足を運んで見てみようとは思わない作りになってたりするので。なので実は買った後も面白くてよく見てるんです。「この物件いいよ」って、お互い言い合ったりして(笑)。

Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?

お気に入りはバルコニーですね。ずっと出てます、歯磨きの時ですら出てます(笑)。 

前の物件も眺望はよかったんですが、目の前が道だったので長くバルコニーにいようとは思わなかったんです。でも、ここは気持ちがよくって。古い物件だからか柵がシンプルなので、視界が開けてて、座ってても外が見えるし。川で魚が泳いでるのとか、鳥が飛んでくるのもわかるし。

これからのことだと・・・まだ家具が揃ってないんですよね。こないだ、モルタル仕上げの天板をダイニングテーブル用に買いました。すでに置いている家具は木が多いので、雰囲気の違うものが欲しいなと思って。名古屋に行った時に買って、もうまもなく届く予定です。

子どもが大きくなってきたら、また変化していくんだろうなぁ。歩き回るようになったら、今飾っている古道具たちはしまわないと!(笑)

Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!

今は、この南側にバルコニーのあるリビングに大満足しているんですけど、バランスを重視すると、同じく売りに出ていた西側の部屋もよかったんですよ。眺望はそこそこ開けてもいるし、少し安いし。それでも、インパクトのあるこの部屋を選んで今は大満足しているので、“平均点を取るより1点刺さるものがあるところ” を選んでよかったと思ってます。売るときにもそれが強みになるはずですし。

あとは、「住みたいな。」って感覚はとても大事なのかなと。住んでいる時って、常時、建物のステータスを気にするわけではないので。合理的なことも大事だけど、そうではない “心地よさ” みたいな感覚を大事にするといいんじゃないかなぁと思います。

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