カウカモでまさに “一点もの” の住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。

今回は、「宮崎台」でリノベーション済みマンションを購入&部分リノベーションした、愛犬と暮らすご夫婦のお宅を訪ねました。

《プロフィール》
名前:智史さん(旦那さま) / 小夏さん(奥さま)/ 柴犬のポン太
年齢:40代前半 / 40代前半
職業:会社員(エンジニア) / 会社員(販売)
趣味:音楽鑑賞 / 旅行

《この住まいについて》
場所:宮崎台
間取り:2LDK
面積:75.42㎡
築年数:40年(取材時)        
追加リノベ:部分リノベーション(土間拡張、玄関クローゼット、物置、二重窓、冷蔵庫ドア等)
支払い額(以前と比べて):広さは約1.5倍広くなり、3万アップ

家を探し始めたきっかけ:賃貸マンションの更新時期が近づいたため
家探し期間:1ヶ月半
内見数:3件

Q1:以前の住まいは?

智史さん:以前は同じ沿線の「梶ヶ谷」にある、ペット可の賃貸マンションに住んでいました。住み心地はよかったんですが、だんだん手狭に感じてきてしまって。

Q2:家探しのきっかけは?

小夏さん:マンションの更新のタイミングがきて「このまま賃貸で行く?どうする?」と、夫婦で話し合ったのがきっかけですね。

物件を見るのはもともと好きだったので、まずはカウカモのアプリを入れてみました。すると隣駅にこのマンションが出ていて「近いし内装も素敵だし、とりあえず見に行ってみよう!」と、軽い気持ちで内見に行ったんです。

Q3:この街《宮崎台》にした理由は?

小夏さん:田園都市線沿いのエリアは夫婦ともに職場へのアクセスがよく、ファミリー層が多くておだやかな印象だからです。愛犬のポン太との散歩もしやすかったので、前に住んでいた「梶ヶ谷」から、あまりエリアを変えたくないと思っていました。

智史さん:「鷺沼」とか「宮前平」とか、同じ沿線上の近場でいくつか内見をしました。このあたりは散歩をしていると、富士山やスカイツリー、東京タワーも見えることもあって、景色がよく、とても気に入っています。

購入時にはリビングに設置されていた、スウェーデンの家具ブランド「String」のシェルフを玄関前に移設。「ANGLEPOISE」の壁付照明も、もともと付いていたものなのだとか。

Q4:《リノベーション済みの中古マンションを買う》以外の選択肢は検討した?

小夏さん:リノベ前やスケルトン※の物件って、あまり出ないと聞いていたので、内装が気に入った中古マンションを、自分好みに手を加えるのが現実的かなと思っていました。

智史さん:僕もどちらかといえば新築より中古マンション派で、価格を抑えつつ、やりたいことができればなと考えていました。

※内装や間仕切り壁などが撤去され、コンクリート打ちっぱなしで、配管や配線もむき出しになった状態

海外仕様につくり込まれた美しい洗面台。生活感をなくすために、洗濯室は別室に設けられている。

売主さまはリノベーション会社勤務の方だったそう。ドアなどの建具も、統一感がありこだわり抜かれています。

Q5:この家に決めた理由は?

小夏さん:壁の色やモールディング、建具のディテールなど、内装の素敵さに惚れ込んだのはもちろんですけど「マンションの管理の良さ」と「人のあたたかさ」にも惹かれました。

築40年ほどのマンションなので、新築当時から住まわれている70代ぐらいの住人の方が多く、全体的に上品で落ち着いていますね。

ご高齢でペットを飼えなくなった方に廊下で会うと「ポン太ちゃん!」とよく愛でてくださって、とてもあたたかい雰囲気のマンションなんです。

夫が心配性なので他も見ましたが、内装・広さ・価格、すべての条件が揃っていたこの物件一択でしたね。

智史さん:比較検討できないと不安だから、一応他も見ておきたかったんです(笑)。でもやっぱりここが一番しっくりきました。

最終的には「広いリビングがほしい」という希望も叶い、天井も高くて気持ちがいいです。周囲が住宅街で静かなのも落ち着きますね。

Q6:リノベーションでこだわったポイントは?

智史さん:ポン太が吠えることがあるのと、音楽に没頭できる環境を整えたかったので、白いインナーサッシを付けました。遮音性だけでなく断熱性も上がったので、冬も暖かくエアコンにあまり頼らずに過ごせています。もともとのシルバーの窓枠を隠せたのもよかったです。

小夏さん:キッチンの冷蔵庫収納には、造作キッチンと合わせた材質でドアをつくってもらって、生活感を無くしました。

リビングと玄関の間にあるドアはガラスのものに変えて、光が入るようにしています。

間取りで言うと玄関横のひと部屋をなくして、玄関土間を拡張しシュークローゼットを設置しました。窓側には趣味のキャンプ道具がしまえるよう、収納スペースもつくったんです。

ガラスブロックの間仕切りもやりたかったことのひとつで、きちんと収納力がありながら自然光が届くようになり、玄関がぐっと明るくなりました!

間取りを変えて、広々とした玄関土間を確保。ご夫婦とポン太、全員揃って散歩に行くときも、準備がスムーズなのだとか。

Q7: 売却・購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?

智史さん:そもそも軽い気持ちで内見に行ったので、金額的には不安でしたね。余裕を持って家を買えるのか、それともギリギリになるのか、カウカモで紹介してもらったFPさんに相談しながら、物件の予算やリノベの費用を考えていきました。

何年後はどう?とか、どちらがもし先に亡くなったら?とか、いろんなパターンを出してもらったので、納得して購入に踏み切ることができましたね。

小夏さん:FPさんと話したことを夫がさらに分析してくれて、夜テレビにパソコンを繋ぎながら、お金の面を説明してくれました。私はビジュアル面、夫はお金面、それぞれ家づくりの役割分担ができたのもよかったです。

ご主人の仕事部屋。ここにもインナーサッシを設置したそう。

Q8:カウカモで家を買ってみてどうだった?

小夏さん:吉川さんと高橋さん、ふたりのエージェントさんが担当でした。接客されているというより自然な感じで、いいところもそうでないところも、客観的に意見をくださるので相談がしやすかったです。

セールストークで畳み掛けることもなくて、ふたりとも本当に最後までフラットでしたね。

智史さん:あとは、小夏ちゃんの表情をよく読み取っていたよね(笑)

小夏さん:そうなんです(笑)。この物件を見たときと、他の物件を見たときの私のリアクションが全然違っていたみたいで。その場の空気を読んで、再びここを内見できるように手配しておいてくれたのも印象的でした。

高橋さんは犬を飼っていることもあって「犬も家族だ」という視点で接してくださり、細かいところも見てくれたので心強かったです。

Q9:この家のお気に入りの場所は?

智史さん:リビングですね。念願だったスピーカーと大きなテレビを置けたので、映画や音楽を満喫できています。ベストな音響を楽しめる距離感にもこだわりがあって、広いリビングでそれが叶ったのはとても嬉しいです。

音響メーカーのエンジニアをされているご主人。職業柄、こだわりの機材がずらり。

小夏さん:私もリビングです。映画をみたり、ソファーでお昼寝したり。ポン太が自由に走り回れる空間になったのもよかったなと思います。

あとはキッチンが広いので、料理がしやすいですね。以前の賃貸だとそんなに友達も呼べなかったんですけど、ここに引っ越してからタコスパーティやラーメンパーティを開催していて、今まで叶わなかったことが叶うようになり、暮らしがぐっと楽しくなりました!

パーティの際は、ゲストがキッチン・カウンター・ソファで思い思いにくつろぐ姿を見るのも、面白くてうれしいのだとか。

Q10:これから家探しをする人にアドバイスがあれば

小夏さん:直感で好きだなと感じたら、最後まで好きを貫いていいんだなと思いました。

この物件は悩んでいるうちに、別のかたの申し込みが入ってしまい、一度は買えないかもしれない状況になったこともありました……。その時はショックで生きた心地がしませんでしたね。

エージェントのおふたりからも「リノベ済み物件は本当に一点ものです」と伺っていたので、ここまで惚れ込んだ物件に住むことができて、とても良かったです。

智史さん:この家に出会っていなかったら、僕たちの家探しはもっと時間がかかっていたと思います。直感は大事ですね。

実は、僕が住むにはちょっとかわいすぎる家かなとも思っていました(笑)。でも、実際に暮らしてみると、帰るたびにホッとできる。そんな場所ができて、本当に良かったです。
今では「早く帰りたいな」と思いながら、日々仕事しています(笑)。


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