cowcamoでは、この春から毎回素敵なゲストを迎えて、ワークショップやトークライブなど、様々なイベントを開催しています。ここでは、イベントレポートをお届けします。

cowcamo × キノ・イグルー 暮らしのトークライブ 映画編 vol.1「映画で引き立つあなたの暮らし」開催!

5月21日(日)、旅する映画館 キノ・イグルーの有坂塁さんをゲストに迎え、cowcamo × キノ・イグルー 暮らしのトークライブ 映画編 vol.1「映画で引き立つあなたの暮らし」を開催しました。

今回のトークショーのゲストは、以前カウカモマガジンで取材させていただいた、移動映画館「キノ・イグルー」の有坂塁さん。

キノ・イグルーは、「全国を旅する映画館」として、東京を拠点に全国各地のカフェ、雑貨屋、書店、パン屋、美術館などのさまざまな空間で、世界各国の映画を上映しているユニットで、場所や集まる客層に合わせて上映する作品を考えたり、イベントや映画祭をディレクションをしたりなど、自由な発想で映画の楽しさを伝えています。

そんな、映画にまつわるあらゆる活動をされている有坂さんをゲストに迎え、「映画で引き立つあなたの暮らし」をテーマにトークショーを開催しました。

記事はこちら▶︎東京国立博物館で「秒速5センチメートル」を野外上映! 主催の移動映画館「キノ・イグルー」って?

■映画で見つける! 憧れの街と住まい

さて、トークショー第1部のテーマは、「映画で見つける! 憧れの街と住まい」。

有坂さんは、憧れの街と住まいを見つけるヒントにと、「kino」という、短編映画集を教えてくださいました。

これは、CMやゲーム・ソフト開発など様々な分野で活躍するクリエイター・佐藤雅彦さんが監督の、全てルーマニアで撮影されたというオムニバス映画なのですが、その中のとある1篇が、とても印象的とのこと。

家を出発し、とある目的地へ向かう親子の様子が、親の目線、子どもの目線、それぞれから描写されている作品があるのですが、その親子と街で暮らす人(街行く人、路面で商売をしている人・・・)との関係性がとても素敵なんです。

映画を見ながら、こんなことが日常にある街に住んでみたいなぁ〜と妄想してみることの楽しさを教えてくださいました。

ちなみに、kinoの上記シーンを見ていて、有坂さんは東京だと、松陰神社前の雰囲気に似ている! と思ったそう。

商店街のあたたかい雰囲気が好き、子育てを街の人とたくさん触れ合いながらしていきたい。そんなことを思っている方には、松陰神社前、確かにおすすめです◎

【 #松陰神社前 】個性的な30代が始めたお店と老舗が共存。4世代が住まう、ほっこり温かい街 / マルショウアリク

他にも、カウカモマガジンでは、たくさんの街の様子を紹介しています。気になる街がないかぜひチェックを◎

■雨が降ったらウディ・アレン? 暮らしの中での映画の楽しみ方

さて、続いて、第2部のテーマは、「雨が降ったらウディ・アレン? 暮らしの中での映画の楽しみ方」!

有坂さんは、ご自身のinstagramで、目覚めたときに思いついた映画「#ねおきシネマ」を毎日更新されていたりと、まだ知らない映画との出会いの場を日々作ってくださっています。

とはいえ、いろんな情報をチェックしながら、日常的に映画を楽しむ習慣を作ることは意外と難しいことですよね。

そこで、誰もが暮らしの中で映画を楽しむ方法のひとつとして、「気になった映画の前売り券を月3枚買ってしまう」ことを提案してくださいました。

有坂さんご自身は、毎日1本どこかの映画館で映画を見ていて、暮らしの中に映画がすっかり溶け込んだ日々を過ごされているそうですが、映画を見る習慣はあまりないという方もきっと多いと思います。

でも、前売り券を事前に買ってしまえば、もったいないという気持ちが働き、映画館に足を運ぶことが日常になって、暮らしの中で映画を楽しめるようになりますよね。

自分の中でなにかルールを作って映画を楽しむ習慣を作ってみてはいかがでしょうか。

以上、いかがでしたか?

今回の有坂さんのお話を参考に、映画をもっと日々の暮らしの中に取り入れてみたり、映画から住みたい街のヒントを見つけてみてはいかがでしょうか。

この映画を見て、こんな街に住みたくなりました! なんてエピソードをお持ちの方はぜひ教えてくださいね。

また、カウカモではこれからも様々なイベントを開催予定です。気になるイベントがございましたら、ぜひご参加ください。
▶︎イベント情報はこちらからどうぞ。

キノ・イグルー有坂さんについてもっと知りたい! と思った方は、こちらからどうぞ。
▶︎東京国立博物館で「秒速5センチメートル」を野外上映! 主催の移動映画館「キノ・イグルー」って?