「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、カウカモプロデュースのリノベプラン付き物件「SELEC(セレック)」を購入したご夫婦のもとを訪ねました。
《プロフィール》
名前:あずささん / ゆうきさん
年齢:30代後半 / 30代前半
職業:おふたりとも会社員(IT系)
趣味:キャンプ、サウナ、音楽、フェス参戦
《この住まいについて》
場所:都立大学
間取り:2LDK
面積:62.15m²
築年数:築38年(取材時)
工事内容:フルリノベ「SELEC」
支払い額(以前と比べて):広さは10㎡ほど狭くなり、支払い額は2万円ほどダウン
家を探し始めたきっかけ:結婚 / 家賃を払うのがもったいなく感じて
家探し期間:3ヶ月
内見数:6軒
Q1:以前の住まいは?
あずささん:今と同じ「都立大学」で、広めのメゾネットに住んでいました。
当時はリモートワーク真っ只中で、お互いのワークスペースをしっかり確保できていたのはよかったですね。
ただ1階と地下の物件だったせいで、湿気が溜まったり結構トラブルがあったんですよ。クローゼットのメンテナンスなんかが大変で……
ゆうきさん:あとは駅から徒歩15分くらいかかることもネックだったね。
あずささん:そうそう「代官山でお買い物」「表参道でお茶」「下北で古着物色」とか、週末は都内でアクティブに過ごしたいって思ってたんですけど、前の家だとどうしてもフットワークが重くなっちゃって。
ゆうきさん:そんなこともあり、結婚して家を買おうという話になったんですよ。それなりに家賃がかかっていたので、このまま賃貸にお金を払うより買った方がお得なんじゃないかって。
Q2:この街《都立大学》にした理由は?
あずささん:家族で「横浜」や「目黒」あたりに住んでいたことがあって、ゆかりのある東横線沿いがいいなって選んだ街だったんです。
ゆうきさん:前の家からこの辺りに住み始めて、めちゃくちゃ良かったんです。駅から緑道が伸びているんですが、そこをランニングするおじいさんとか散歩している夫婦を見ていたら『老後もこんなふうに暮らしたいな』って気分になって。
あずささん:近所のカフェの店員さんによくしてもらったり、お花屋さんに植物のことを親身に教えてもらえたり、一年間生活してみてこの街にいらっしゃる人の魅力にも惹かれたんです。資産的にもメリットのあるエリアだと思いますし、『これからも絶対ここに住みたい!』って気持ちが高まって。
家探しはこの街一本に絞ったおかげで、それなりに大変だったんですけどね(笑)
Q3:この家に決めた理由は?
ゆうきさん:僕はもう駅近の立地と日当たりですね。
あずささん:角部屋の南東向きで、住んでからも気持ち良くて感動したよね。
ゆうきさん:周りに高い建物がないから眺めもすごくよくて、「二子玉川」まで見渡せるんです。
あずささん:あとは間取りですね。近辺の他の物件はリビングがだいたい12帖くらいしかなかったんですけど、ここは18帖と結構広めにつくれるリノベプランが用意されてて。
ゆうきさん:前の家はメゾネットだったから、別々の空間にいることが多かったんですよ。これから家族として生活していくなら、同じ空間で日々を過ごしたいなと。
あずささん:木の温もりを感じられる「SELEC」の内装にもすごく愛着が沸きました。VRの完成イメージを見たら、思わずときめいたんです。
ゆうきさん:ふたりとも北欧インテリアのような木の雰囲気が好きなんですよ。
僕的にはキッチンがカフェっぽくて気に入ってます。天井の素材が切り替わっているのもグッときましたね。
Q4:リノベーションでこだわったポイントは?
ゆうきさん:間取りの変更はしていないんですけど、棚は少し変えました。キャンプのギアが入るように扉のない “見せる収納” へ。
あずささん:あとはアクセントに真鍮の金具を追加しました。
「SELEC」ってリノベの内容をイチから自分で考えなくていいから『楽したいけど、ちょっとこだわりたい』みたいな人にはうってつけですね。“フルリノベーション感” を手軽に味わえるというか。
Q5:《中古を買ってリノベーション》以外の選択肢は検討した?
ゆうきさん:基本的には中古を買おうと思ってました。
あずささん:そうですね。家を買う前にふたりでお金について合宿したんです。「自宅の購入は、はたして投資なのか、浪費なのか、消費なのか」をテーマに話し合って、最終的にリセールできる資産性が大事だって結論に至りました。
ゆうきさん:投資的な観点で新築より中古を買った方が割がいいと考えて、マンションか戸建てにはあまり拘らず、立地と間取りの条件を満たすものを探していった感じですね。
Q6: 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
ゆうきさん:今思えば完成したものを見てないのに、間取りと立地だけでよく決められたよね。
あずささん:確かにスケルトンの状態で買ったから、本当にVRの完成イメージがそのまま再現されるのかっていう不安は若干ありました。
ゆうきさん:『イメージ通りになりました!』って声も聞いてたのでそんなに疑っていたわけじゃないですけどね。
あずささん:知り合いがカウカモで物件を買っていたから、正直あんまり心配してなかったです。カウカモグラフにはふたり出てるし(笑)
▼おふたりの知人の取材記事はこちら
・リノベーション済み物件を購入したご夫婦
・同じく「SELEC」を購入したおふたり
Q7:カウカモで家を買ってみてどうだった?
ゆうきさん:カウカモじゃなかったら決められてなかったよね。
あずささん:そうそう、妥協して家を買っていたか、買うこと自体を諦めたかもしれない。
ゆうきさん:カルチャーが合うというか、共通言語が多くてコミュニケーションが取りやすかったんですよ。
仲介担当の遠藤さんもリノベ担当の後藤さんも、まるで自分の家を買うかのような目線で提案してくれましたし。
あずささん:彼がすごく感動してました。『スーツを着た “THE営業” って感じじゃないのが最高!』って。
お金周りのやりとりをするときにも、ローンを組んで家を買うことの重みをわかって対応してくれる、真摯な姿勢が素晴らしかったです。
Q8:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしていることは?
ゆうきさん:僕はリビングのソファが気に入ってます、日当たりが本当によくって。ベランダにフェイクの芝を敷いてるから、もう少し暖かくなったら外に出てピクニック気分を味わうのもいいですね。
あずささん:私もリビングでずっとゴロゴロしてますけど、ここだけが好きというより、もはや全部好きですね(笑)
ゆうきさん:インテリアもめちゃくちゃ楽しんでるよね。
あずささん:そうそう楽しい!この家のために、今まで持っていた家具を全部処分して選び直したんですよ。雑貨を集めたり、四季折々のお花を飾ったり、好きなお家だとそういうことがやりたくなってくるんだなって。
ゆうきさん:僕は観葉植物係なんですが、ハンギングのために造ってもらった場所があるので、しっかり活用してますよ。
『こう暮らしたい』って事前に思い描いてたことを、ひとつひとつ埋めていってる感じが楽しいですね。
Q9:これから家探しをする人にアドバイスがあれば
あずささん:やっぱりパートナーとちゃんと腹を割って話をしたほうがいいなって。「どんな暮らしが理想か」「将来的にどこで暮らしたいか」とか、家の購入は夫婦の未来を一緒に考えるいいきっかけだと思いました。
ゆうきさん:数十年先のイメージを話さなきゃいけないんで、子どものこと、健康のこと、お金のこと、包み隠さず話し合ってお互いの理解を深められたと思います。
あずささん:「都立大学」に絞って家を探したのも、そういう話をして「自分たちがこの先どういう生き方をしたいか」が見えたからですね。
この辺りに住んでいる老夫婦はみんなすごく幸せそうなんです。めちゃくちゃラブラブで(笑)。
この街に住めば、きっと私たちもそんな素敵な歳の重ね方ができるんじゃないかって目標にしてます!
担当スタッフ:遠藤利恵・後藤 紗希 / 取材・撮影:沢崎 友希 / 編集:本多 隼人