「一点もの」の住まいに出会おう。 カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、こだわりのキッチンを中心とした住まいを造り上げたご夫婦のもとを訪ねました。
《プロフィール》
名前：かおるさん / たけしさん
年齢：40代 / 40代
職業：会社員（人事系）/ 自営業
趣味：テニス、パン作り / ゴルフ、スポーツ観戦
《この住まいについて》
場所：武蔵小杉
間取り：３LDK
面積：78.64m²
築年数：築15年（取材時）
工事内容：フルリノベーション
支払い額（以前と比べて）：広さは約1.5倍になり、支払い額は７万円ほどアップ
家を探し始めたきっかけ：働く場所を選ばなくなって
家探し期間：３ヶ月
内見数：10軒
Q１：以前の住まいは？
かおるさん：会社へのアクセスがいい場所にマンションを購入して住んでいました。南向きの住戸だったんですけど、窓が小さくて明かりが入りづらかったんです。それがリモートワークに移行してから気になり始めて……『住環境ってすごい大切なんだな』と実感しました。
たけしさん：私も脱サラして自営業を始めた時期で、ふたりとも働く場所に縛られなくなったんです。だったら通勤利便性で選んだ家ではなく、もっと住み心地を重視した家で暮らそうという話になって。
Q２：この街《武蔵小杉》にした理由は？
かおるさん：主人が独身時代に住んでいたり、私が学生の頃に所縁があったりで、馴染み深い街だったんです。
たけしさん：この辺りは昔よりだいぶ綺麗な街並みになりましたよね。個人的には住んでいる方々の雰囲気が好きです。
かおるさん：そうそう、ここに越してきて感動したことがあって。近くのショッピングモールでどこかの高校の吹奏楽部が演奏をしていたんですが、それを見ていた方々がみんなしてわーっと盛り上がっていたんですよ。その様子がなんだか温かくて……前に住んでいた街ではそんなことなかったなと、すごく印象に残っています。
Q３：この家に決めた理由は?
かおるさん：日当たりとリビングから見える空への抜け感ですね。ここは真南に向いていて、よく日が入るんです。
たけしさん：私は高いところが苦手なので、低層階でも見晴らしがいいこの物件がちょうどよかったんです。
それから家から駅までの道のりが歩きやすいことも大きいですね。他にもいい物件はあったんですが、周辺の道がすごく狭くて……家探しをはじめた当初は、部屋の中ばかりに目が行きがちでしたが、段々そんなことも大切なんだと気づいたんです。
かおるさん：あとは築年数が20年未満というのもポイントですね。価格が安定し始める時期ですし、築20年以上の物件となると古くて変更したいのにできない部分も多くて。
Q４：リノベーションでこだわったポイントは？
たけしさん：妻が料理をよくするので、リビングとキッチンが中心になる家にしたいと考えました。家の形が長方形だと、どうしても理想通りの動線にならないので、その辺りを家探しの段階から意識していましたね。
かおるさん：ここは見た瞬間から『こんな感じだったら、アイランドキッチンが造れそう！』って直感したよね。
キッチン天板とフラットになったカウンターテーブルを造作。半円形の造りがこだわり。
かおるさん：憧れのオールステンレスのキッチンと、HARMAN（ハーマン）のコンロを入れました。
火力が違うし、見た目がまずかっこいいんですよ！毎日うっとりしてます（笑）
かおるさん：キッチン以外で言えば、部屋全体が明るくなるように意識しています。床を白くして光を反射させたり、室内窓をつけて光を奥まで取り込めるようにしたり。
たけしさん：部屋の色調にもこだわりがあって、アクセントクロスを各部屋に入れています。以前勤めていた会社で色彩について学びましたので、どの組み合わせが自分たちの理想に近づくかはイメージできていました。
『ティファニーブルーのような色を入れたくて』とかおるさん。パントリーと洗面室はお気に入りの配色に。
Q５：《中古を買ってリノベーション》以外の選択肢は検討した？
かおるさん：リノベ済みの物件を自分好みにアレンジするっていう選択肢もあったんですけど、やっぱりそれだと勿体ない気がしましたし、自分たちの理想を叶えられるかっていうと中途半端かなと。
たけしさん：新築も含めて、既存の物件だとこんなデザインのものはないと思いますしね（笑）
Q６： 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは？
かおるさん：実は前住んでいた家もカウカモさんを通じて売却したんですけど、リノベと両立して進めていくのが結構大変でした。彼が仕事で大阪にいることが多いので、ひとりでやらなきゃいけないことも多くって……とにかく気合で乗り越えました（笑）
Q７：カウカモで家を買ってみてどうだった？
かおるさん：前のオーナーの方から『楽しみにしてるので出来上がったら写真見たいです！』とメッセージをいただいたんです。正直リノベを始める前は、大切に住まわれていた家をまるっきり変えてしまうって、なんだか後ろめたい気もしていたので、その言葉にすごくホッとして……なんと引越し後に写真を送ったら『すごい!! 素敵な家になりましたね』とお祝いまでいただいたんですよ。
こんなご縁を繋いでくださるのは、カウカモさんならではだなって。
たけしさん：そういうことも含めて担当してくれたのが丹治さんでよかったです。色々と相談に乗ってくれて、新居に遊びに来ていただいたり、よいお付き合いができました。
Q８：この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしていることは？
たけしさん：やっぱりキッチンですね。いつもふたりで使っています。
かおるさん：コロナ禍でまだあまり友人を招待できていないので、これからこのキッチンが人の集まる場になるのが待ち遠しいです。
かおるさん：暖かくなったらベランダで朝ごはんを食べるのも楽しみです。
『ベランダと床の色を揃えたのもポイントです』とたけしさん。ベランダとリビングに連続感が生まれ、視覚的に広々と感じられる。
Q９：これから家探しをする人にアドバイスがあれば
かおるさん：キッチンにこだわりがあるなら、ショールームは家探しの段階から見ておいたほうがいいですよ！設備や家具のサイズまで頭に入っていれば、家の条件も絞れてくると思いますし。
たけしさん：それだね。ショールームは予約がいっぱいで見に行けないこともあったから、早め早めに行動するといいですね。
とにかく、家探しはまずカウカモさんに相談してください（笑）
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担当エージェント：丹治 翔太 / 撮影・取材：沢崎 友希 / 編集：本多 隼人
