リノベのプロのこだわりが詰まった、暮らしのさまざまなシーンに寄り添う内装デザイン。23区のお隣の街に、こんな物件があったなんて! “都内のシバリ” から解放されて、もっと自由になってみない?
市川市市川(市川駅徒歩4分)
1LDK+SIC
/ 55.08㎡
/ 2,880万円
売主さまのご紹介

Yさま
この度はご結婚に伴う転居を機に、新たな住まい手にバトンパスされることになりました(おめでとうございます!)。
“都内のシバリ” を解放せよ

元々こちらの住まいは、2016年にリノベーション会社に勤務するご夫妻が手がけた、プロの掛け算が光る本格派リノベ物件。セカンドオーナーの現売主さまの購入時の決め手は、「価格と広さのバランス」「自由で効率的な間取りと収納の配置」、そして「交通の利便性」だったそう。
Yさま
cowcamo
“市川エリア” は、江戸川を境として都内に最も近い千葉のベッドタウン。駅前には大型商業施設や飲食店も充実しています。都内というシバリをなくしたら、こんなに便利な暮らしと素敵な内装が手に入るなんて……!
それでは お邪魔します

玄関扉を開けると、LDKの窓まで見渡せる開放的な空間が広がります。広く確保した玄関土間には、可動棚付きのSIC(シューズインクローゼット)が。
Yさま
SICはシューズだけでなく、アウトドアのギアやゴルフ用品、キャリーケースなどの大きなアイテム、生活感の出やすい日用品のストックなどの収納に使っていました。
cowcamo
外で使うモノを室内に持ち込まなくていいので、衛生的にもGOODですね!
約17帖のLDKへ

躯体現しの天井とチーク材のパーケットフローリングがリノベ感を演出する、インダストリアルな内装。LDKと隣接する洋室の引き戸とキッチンの化粧板には同じ木材が使われており、統一感ある印象です。
Yさま
照明はダクトレールに設置する方式で、好きなポスターにスポットを当てるなど、自由な照明計画を楽しめます。剥き出しの配管が目立つデザインですが、私は洗濯物の室内干しなど実用的に使っていました。
cowcamo
軽めの植物やスワッグなどを吊るして飾っても映えそう!

キッチンは3口コンロタイプで、食洗機付き。背面には造作の木製棚とカウンターがあり、調理家電やダストボックスの置き場をしっかりと確保しています。コーヒー道具やうつわなどを飾りながら収納しても可愛いデザイン◎
売主さま
造り付けの棚も大きく、たくさんの調理器具や食材のストックを蓄えることが可能なため料理が非常にしやすかったです。
cowcamo
洋室〜キッチン〜洗面まわりは、引き戸を挟んで直線でアクセスできる間取り。起きたらお湯を沸かしつつ顔を洗って……という動線がスムーズにこなせるのは、忙しい朝のちょっとした時間のゆとりにつながりそうなポイントです。

洋室の引き戸を開放したカット。こんなふうにワンルーム仕様にして、日当たりや開放感を最大限に生かすこともできます。
Yさま
間仕切りのおかげで、ゲストを呼ぶときにもプライバシーをしっかりと確保できます。ただ、視線が緩やかに遮られる間取りなので、私はほとんどワンルーム仕様で暮らしを送っていました。
約6帖の 洋室を拝見

洋室のオープン収納部分は、カーテンで目隠し可能。LDK側の天井とは異なり白塗装で仕上げられており、ベッドルームとしての落ち着きを感じます。
バルコニーへ

5階所在の住戸の正面は、建物越しに空が見える眺望。左手には別のマンションのバルコニーが見えますが、視線はそこまで気にならない印象です。

バルコニーは奥行き深め。撮影時は曇りですが、南東向きのため日当たりには期待できそうです。
白い壁は スクリーンとしても

窓を背にして、リビングダイニングをもう一度。玄関を上がってすぐの位置にも可動棚があり、お気に入りのアイテムを飾って楽しめそうです。
シンプルさが心地いい 水まわり

左・キッチン横の引き戸からアクセスする洗面室。脱衣スペースが広めに確保されており、タオルやリネンを収納できる棚もあります。/右・白のサブウェイタイルをあしらった、海外ライクな洗面台。
Yさま
施工時に洗面室の床が少し上がっており、入り口に段差があります。ロボット掃除機が上り下りできないくらいの高さなので、あらかじめご留意ください。

左・追い焚き機能と浴室乾燥機付きのユニットバス。/右・トイレにも抜かりなくカウンターが設置されており、利便性とデザイン性good。
管理体制良好な マンション

1971年に竣工した5階建てのマンションで、ご紹介した住戸は最上階に所在します。2018年の大規模修繕工事実施後も、窓サッシや玄関扉が新規交換されており、メンテナンス状況は良好。
cowcamo
管理人さんは平日と隔週土曜の日中に勤務されています。また、自転車置き場には空きがありますよ(年額2,400円/2025年5月現在)。
駅前の利便性が スゴい!

最寄りの市川駅にはショッピングセンター「シャポー市川」が直結。大型スーパー「ダイエー市川店・イオンフードスタイル」(徒歩5分)や「マックスバリュエクスプレス市川店」(徒歩4分)も近く、買い物や外食には困らない環境です。

こちらはマンション裏手にある「Mogu-Mogu Cafe(モグモグカフェ)」(徒歩5分)。ランチプレートや一年を通して楽しめるかき氷が人気のカフェで、売主さまもお気に入りだそう!
Yさま
少し歩きますが、ベーグルの名店「Open Oven(オープンオーブン)」(徒歩7分)やタイ料理店「Enak Enak(エナエナ)」(徒歩7分)も好きです。チェーン店以外にもこだわりのレストランがいくつかあって、外食の選択肢は豊富ですよ。
cowcamo
「市川」って、こんなに便利で魅力的な街なんですね!
Yさま
江戸川の河川敷はいい散歩コースですし、駅南側にある「アイ・リンクタウン展望施設」(徒歩7分/入場料無料)からパノラマビューを眺めるのも気持ちいいですよ。
あと、東京外環ICが近いので、千葉方面や茨城方面に車を出すときにとても便利です。残念ながらマンション敷地内の駐車場には空きがないようですが、車をお持ちの方は参考にしてくださいね。

カウカモ編集部より
カウカモでは珍しい “市川エリア” から、リノベ感たっぷりの住まいのご紹介でした!
冒頭でもご紹介した通り、内装デザインはマンションリノベのプロによる設計。『これ、好き!』と思われた方も、きっと多いのではないでしょうか? 収納はほぼすべてオープンタイプなので、売主さまは散らかって見えないよう整理整頓を心掛けていたとのこと。見せる収納に自信がない場合は、カーテンを活用したり市販のボックスを使ったり、目隠しの工夫をするとよさそうですね。
マンションの管理面はといえば、修繕積立金に重きを置いた共益費のバランスで、建物のアップデートも適宜行われており、今後のメンテナンスにも安心感を持てる印象ですよ。
都内で物件をお探しだと、なかなか馴染みの薄いエリアかもしれません。でも、23区とはほんの “お隣さん” と言ってもいい距離感。総武線快速で東京駅までの乗車時間は約25分の近さなので、広さと物件価格でお悩みの方は、ぜひ条件を広げてみていただきたいです。
最寄り駅の「市川」は、「東京」「品川」「新宿」にそれぞれ一本でアクセスできるので、通勤や夜の飲み会の帰りがとても便利でした。成田空港への移動もスムーズだし、横須賀線も乗り入れているので、横浜〜鎌倉方面にも遊びに行きやすいですよ。