100㎡超え、躯体現しの硬質な空間で展開される日常。それはまるで映画のシーンのようであり、移り変わる季節のようであり、一枚の絵画のようでもある。緻密に計算された舞台があるからこそ、そこに佇む演者が映える。そう、この空間を彩るのは、あなたそのものなのです。
市川市高谷(原木中山駅徒歩7分)
2SLDK
/ 105.41㎡
/ 3,480万円
南東角住戸 約29.2帖のLDK

玄関を上ると窓が2方にずらりと並び、まるで浮遊しているような感覚を味わえます。

ベースにあるのは壁天井のコンクリート躯体と床のフローリング。白壁やガラス面が際立っています。
白箱のキッチン

調理中の手元が隠れるよう、腰壁は少し高めの設計。上部には木板がまわされ、調味料や花瓶を置くことも可能。

コンロはIH。すっきりとした印象です。

フローリングのリズミカルな木目、天井を這う鉄管さえもフォトジェニック。左側の白壁にはプロジェクターで映像を投影してもいいですね。
約5.5帖の書斎

ガラス張りで “執務室” と呼びたくなるような空間。アイアンの黒が効いています。

籠り感を増したい場合は透け感のあるカーテンを付けてもよさそう。背面には壁一面の扉付き収納が用意されています。
リビング空間へ

バルコニーに向かって視界が抜けており、実際以上に広く感じます。ライティングレールにはディスプレイのように植物を吊るしてもいいですね。

躯体壁が描く波模様が横長のアートのよう。

立ち上がりやエッジさえ美しいタイル貼りのカウンター。ここから先は床材がタイルに切り替わり、植物への水やりや手入れがしやすそう。

LDK全体で30帖弱とかなりの広さではありますが、こうして見ると天井を走るコンクリートの梁がゆるやかに空間をゾーニングしてくれていることが分かります。
約4.6帖の和室

お子さまの遊び場にしてもいいですし、客間として使うこともできそう。収納は上下を開けることによって圧迫感を軽減しています。
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LDKをご紹介したところで、奥の玄関、水まわり、洋室を拝見しましょう。
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写真はありませんが、バルコニーは南側・東側の2箇所にあり、それぞれ長さがゆったりしています。周辺は低層の住宅街なので眺望や日当たりを遮るものはありません。ただし東西線の線路が北西側を走っているので、外に出ると電車の走行音が聞こえてきそう。現地にてご確認ください。
玄関+水まわり

左上・玄関ドアは2011年にマンション全体で交換済み。土間が横長で数人並んでもスムーズに出入りできそうです。/右上・突き当たりにあるトイレ。/左下・洗面台はフロータイプ。ワゴンなどを活用するとよさそうです。横に洗濯機置き場が並んでいます。/右下・ユニットバス。
約8.7帖の洋室

東向きの窓が2箇所あり、バルコニーに出ることも可能。朝日で気持ちよく目覚められそうです。クローゼットも完備していますよ。
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その他、こちらの住戸には3.52㎡のトランクルーム専用使用権が付いてきます。月額1,000円で利用可能ですよ。
マンションのご紹介

1974年築、全73戸。バルコニーや照明の意匠がレトロで素敵です。アプローチ部分は植栽が美しく、横には小さな公園も。
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修繕履歴や長期修繕計画がきちんと立てられたマンションです。管理人さんは平日8時から16時、土曜日8時から12時と長時間勤務されています。

エントランスはガラス面が広く、共用ロビーに自然光を届けます。
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マンションが建つのは千葉県市川市。最寄りの東京メトロ東西線「原木中山」駅まで徒歩7分です。電車に乗れば「大手町」駅まで直通、乗車時間約30分。駅周辺にはスーパーが複数あり、江戸川の河川敷にも徒歩6分ほどと、生活利便施設、自然ともに揃った環境です。

カウカモ編集部より
硬質でプレーンな空間ほどインテリアが引き立つものなので、シンプルな白やグレーの家具を並べるのもいいですが、反対にカラフルなラグや照明、チェアで彩ったらどんなに素敵だろうと妄想が膨らみました。ここで暮らせば日常の何気ないひとコマも、きれいな一枚の絵に昇華されそうです。
江戸川を越えた “千葉エリア” の物件ですが、だからこそこの価格で100㎡超え+こんな素敵な内装の住まいが手に入るのかもしれません。まずは街歩きがてら、ご内見をお待ちしております。
サッシは2012年にマンション全体で交換済み。木枠をつけることで世界観が損なわれないよう配慮されています。