
都心へのアクセスも、落ち着いた暮らしも、どちらも叶えたい——。
そんな想いに応えてくれるのが、東急田園都市線・桜新町駅です。渋谷まで約10分の距離にありながら、駅周辺には高層ビルが少なく、穏やかな空気が流れるこの街。サザエさん通りや緑あふれる公園、暮らしに便利な買い物環境など、日々の生活を豊かにしてくれる魅力が詰まっています。
この記事では、桜新町のアクセス環境から街の雰囲気、住みやすさのポイントまで、住まい選びに役立つ情報をお届けします。
桜新町ってどんな街?

「サザエさんの街」として知られる桜新町は、100年以上前に計画的につくられた住宅地です。大正2年に「新町分譲地」が造成され、道路沿いに桜並木が植えられたことで、この地は広く知られるようになりました。それに伴い、玉川電車の停留所も「新町」から「桜新町」へ改称され、昭和43年には現在の町名となっています。駅前を離れると落ち着いた住宅街が広がり、計画的に整備された街の面影を感じられます。
街の印象は駅の南北でも異なります。南側にはサザエさん通りや商店街があり、日常の買い物や食事に便利です。一方、北側は弦巻・上用賀方面の住宅地で、少し歩くと中央図書館や馬事公苑があります。住む場所によって、よく利用する施設や日々の生活動線も変わってきます。
アクセス
.png?width=640&quality=75&auto=webp)
渋谷まで何分?
桜新町駅は東急田園都市線の駅で、渋谷までは日中の各駅停車でおよそ10分です。東京メトロ半蔵門線に直通しているので、表参道や大手町へも乗り換えなしで向かえます。二子玉川は同じ路線の反対方向なので、休日の買い物にも出やすい位置ですね。
急行は停止する?
桜新町駅に急行は停まりません。停車するのは準急と各駅停車で、隣の用賀駅も急行は通過します。急行を利用する場合は、渋谷方面なら三軒茶屋駅、中央林間方面なら二子玉川駅での乗り換えが必要です。準急や各駅停車も運行されていますが、通勤時間や目的地によって所要時間が変わるため、物件を選ぶ際は実際の利用時間帯の時刻表を確認しておきましょう。
朝の混み具合は?
国土交通省が公表した混雑率調査(令和6年度実績)では、田園都市線の最混雑区間である池尻大橋→渋谷の混雑率は133%でした。同じ調査の東京圏31区間の平均は139%なので、数字のうえでは平均をやや下回る水準です。
ただし、混雑の感じ方は乗る時間帯や車両によって変わります。数字はあくまで目安として、実際に通勤する時間帯に一度乗ってみるのがおすすめです。
参照:国土交通省「三大都市圏の平均混雑率が増加~都市鉄道の混雑率調査結果を公表(令和6年度実績)~」(令和7年7月29日公表)
桜新町がいま変わりつつある
駅そのものも、いま少しずつ姿を変えています。東急電鉄は、田園都市線の地下区間にある5駅を対象に、リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」を進めており、桜新町駅はその第2弾にあたります。
北口と西口には、構造部材のすべてに木材を使用した出入口上屋が設けられました。東急電鉄によると、地下駅の出入口上屋としては全国初の事例です。また、ホーム階には桜並木をイメージしたアーチ状の壁面が新設されるなど、駅全体が桜新町らしい空間へと生まれ変わっています。
参照:東急電鉄「Green UNDER GROUND 第2弾 桜新町駅リニューアル工事 全国初 桜新町駅の北口、西口出入口上家を木材で新設します」
2025年8月30日には、改札窓口ときっぷ売り場の位置が変わりました。本工事は2026年度の夏ごろから順次竣工する予定発表されており、最新の状況は東急電鉄の案内で確認してください。数年かけて駅前の景色が変わっていく途中にある街、というのが今の桜新町です。
桜新町の魅力

桜新町で暮らす魅力のひとつは、その生活の便利さにあります。駅周辺には、成城石井やピーコック、ライフといったスーパーマーケットが揃っており、カフェやレストランも豊富です。日常の買い物がしやすく、クリニックや病院も近隣にあるので、かかりつけを探しやすい環境です。
ライフ桜新町店は9時30分から24時まで営業していて、帰宅が遅くなった日でも寄れます。ピーコックストア桜新町店は9時から22時50分まで。成城石井は駅のすぐそばにあり、少し良いものを買い足したいときに使いやすい場所です(各店公式サイト、2026年9月時点)。
共働きで帰宅後に買い物をすることが多い家庭にとって、深夜まで営業している店が徒歩圏にあるかどうかは、暮らしやすさを左右するポイントです。一方、在宅勤務が中心なら、昼休みなどに商店街へ気軽に立ち寄れることが便利に感じられるでしょう。
子育て環境

周辺には保育施設のほか、公立・私立の小学校、中学校、高校があります。駅から徒歩圏内には世田谷区立中央図書館(弦巻3-16-8)もあり、子どもの成長に合わせて利用できる施設が身近にそろっています。ただし、保育施設の入園状況や公立校の通学区域は住所によって異なるため、検討する物件の住所をもとに区の情報を確認しておきましょう。
桜新町駅の北口前には「子育てステーション桜新町」があります。親子で利用できる「おでかけひろば」のほか、子育て相談や発達相談、一時預かりなどに対応しています。行政手続きの窓口ではありませんが、身近に相談先や支援施設があることは、子育て世帯にとって安心材料になるでしょう。なお、一時預かりには事前登録と予約が必要です。
また、世田谷区の子ども等医療費助成は、0歳から18歳に達した日以後、最初の3月31日までが対象です(2026年9月時点)。保険診療の自己負担分などが助成されるため、長く住む子育て世帯にとって心強い制度です。
駅から歩いて感じる桜新町の住みやすさ
桜新町は、都心へのアクセスに優れながら、穏やかな暮らしが叶うエリアです。駅周辺には生活利便施設が揃い、少し歩けば落ち着いた住宅街や公園が広がります。ここでは、駅から街を歩いて感じる、桜新町の住み心地のよさをご紹介します。

桜新町駅周辺:日々の暮らしを支える便利なスポットが充実

東急田園都市線・桜新町駅を出ると、カフェやパン屋、書店などが点在し、ふらっと立ち寄りたくなる店ばかり。駅近くには「成城石井」「ピーコック」「ライフ」などのスーパーマーケットもあり、買い物には困りません。クリニックやドラッグストアも揃っていて、暮らしの安心感も高いエリアです。
サザエさん通りを歩く:地域のシンボルが見えてくる

駅を出てすぐ南側にある、サザエさん通り。昭和を代表する漫画「サザエさん」の作者・長谷川町子氏がこの地で創作活動をしていたことにちなんで名付けられた通りには、キャラクターの銅像が点在。地元の子どもたちにも親しまれている、ほのぼのとした風景が広がります。

そのまま通りを進むと、長谷川町子美術館・記念館が見えてきます。作品の展示のほか、地域文化を感じることができ、散歩ついでに立ち寄るのも良いですね。
桜神宮へ:春には桜が彩る、心落ち着くひととき

長谷川町子美術館を後にし、駅方面へ戻って少し東へ進むと、「桜神宮」が見えてきます。大きな神社ではありませんが、春先には境内にある河津桜を見に毎年遠方から人が集まる名所でもあります。
OGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町で、特別な一杯を味わう

桜神宮で静かな時間を過ごしたあとは、北へ数分歩いて、「OGAWA COFFEE LABORATORY 桜新町」へ足を運んでみましょう。京都発の老舗珈琲店が手がけるこのお店は、“コーヒーを体験するラボ”をコンセプトにした、ちょっと特別なカフェです。
弦巻どんぐり山公園と中央図書館:住宅街のなかで出会う、穏やかな日常風景
.jpg?width=640&quality=75&auto=webp)
コーヒーの余韻を楽しみながら住宅街の中を北へ歩いていくと、ほどなくして「弦巻どんぐり山公園」にたどり着きます。名前のとおり、木々に囲まれたこの公園は、ほどよい起伏と広場が特徴で、子どもたちが駆け回る姿や、のんびりベンチで過ごす人の姿が見られます。
さらにそのすぐ近くには、「世田谷区立中央図書館」があります。落ち着いた雰囲気の館内には、豊富な蔵書と静かな読書スペースがあり、学生からシニア世代まで、幅広い世代が訪れる場所です。
馬事公苑へ:ゆったり歩いてたどり着く、開放的な憩いの場

弦巻どんぐり山公園から更に西側に10分ほど歩いた先に現れるのが「JRA馬事公苑」です。広大な敷地を誇る馬事公苑は、2023年にリニューアルされたばかり。広大な緑の園内では、四季折々の草花が楽しめるほか、運が良ければ馬のトレーニング風景に出会えることも。
桜新町の魅力を感じながら、駅へ戻る
.jpg?width=640&quality=75&auto=webp)
街を歩いて感じたのは、暮らしに必要なものが程よく揃い、自然と調和した心地よさがあること。商店街のにぎわいや公園の静けさ、どちらもすぐ手が届く距離にあるこの街は、日々を大切にしたい人にぴったりです。駅へと戻る道すがら、「この街に住んでみたい」と感じる人も少なくないはずです。
桜新町で理想の住まいを見つけよう

桜新町は、渋谷まで約10分というアクセスの良さに加え、落ち着いた住環境と利便性がバランスよく調和した街です。駅周辺にはスーパーマーケットや飲食店が充実し、少し歩けば緑豊かな公園や静かな住宅街が広がります。
一方で、急行が停まらないことや、駅から離れる物件では坂と徒歩時間が生活に響くことなど、住んでから気づく条件もあります。良い面と気になる面の両方を並べたうえで、自分たちの暮らしに合うかどうかを考えてみください。
日々の暮らしを支える便利さと、心をほっとさせてくれる自然の両方が手に入るこのエリアなら、自分らしい住まいと出会えるはず。気になる物件が出てきたら、桜新町駅の中古マンション一覧から相場感をつかむところから始めてみてください。


中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

中古・リノベーション住宅の専門エージェントチームとして顧客の理想の暮らしを実現するため、物件選びからリノベーション、インテリアまで幅広く提案。ITツールを活用しつつ、一人ひとりに寄り添ったコンサルティングで、住まい探しから購入後までを一貫してサポートします。顧客志向と専門性を重視し、理想の住まいとの出会いをプロデュースします。
















