戸越銀座の魅力を紹介！食べ歩きグルメからアクセス・生活環境まで

アクセス情報｜実は都心への移動もスムーズ

東急池上線「戸越銀座駅」は、ローカルな雰囲気がありながら利便性の高さが魅力です。五反田駅まではわずか2駅、約4分で到着します。五反田駅からは山手線に乗り換えられるので、渋谷や品川といった主要エリアへもトータル20分ほどで移動でき、通勤や通学にも困りません。蒲田方面へも乗り換えなしで約21分と、城南エリアへのアクセスも快適です。

都営浅草線「戸越駅」もすぐそこ

戸越銀座駅から商店街を東へ2分ほど歩くと、都営浅草線「戸越駅」が見えてきます。こちらは新橋駅まで約13分、日本橋駅まで約19分と、ビジネス街へ一本で出られるのが嬉しいポイントです。

少し歩けば武蔵小山駅も利用可能

商店街を西側へ散策しながら20分ほど歩くと、武蔵小山駅へもアクセスできます。東急目黒線を使えば目黒駅までたったの4分（2駅）。東京メトロ南北線や都営三田線と直通運転をしているので、日比谷や四ツ谷といった都心中枢エリアへも20分ちょっとで到着します。

行き先によって3つの駅を使い分けられるのは、このエリアならではの贅沢かもしれません。

「〇〇銀座」の元祖？戸越銀座商店街を歩いてみよう

「戸越銀座」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはり活気あふれる商店街ではないでしょうか。駅の改札を出た瞬間から商店街が始まっており、頭上にある象徴的なアーチ看板が訪れる人を出迎えてくれます。いつ足を運んでも活気に満ちていて、歩いているだけで元気がもらえるようなスポットです。

全長1.3km！戸越銀座商店街の概要

戸越銀座商店街は全長約1.3kmと、関東でも指折りの長さを誇ります。軒を連ねるお店の数はなんと約400軒。日々の食卓を支える八百屋さんや精肉店から、こだわりのグルメスポットまで多種多様なお店がずらりと並びます。

テレビや雑誌で「東京の下町」として特集されることも多く、その知名度は全国区。最近では商店街独自のブランド開発にも力を入れており、産学連携で生まれた「戸越銀座コロッケ」は食べ歩きの定番として大人気です。観光で訪れる方はもちろん、地元の人たちの暮らしにも彩りを添えています。

なぜここが「元祖」なの？その意外な理由

全国に300以上あるといわれる「〇〇銀座」。実は、その元祖がこの戸越銀座だと言われているのをご存知でしょうか。

商店街の歴史を紐解くと、由来は大正12年の関東大震災にまで遡ります。震災後、銀座の街で瓦礫となったレンガをこの地に運び、水はけが悪かった通りに敷き詰めたのが始まりなのだとか。本家「銀座」のレンガを受け継ぎ、その賑わいにあやかりたいという願いを込めて命名されたそうです。単なる地名ではなく、復興と発展への願いが込められた歴史ある名前なんですね。

食べ歩きだけじゃない、戸越銀座の楽しみ方

戸越銀座といえば「食べ歩きの聖地」としてのイメージが強いですが、魅力はそれだけではありません。近年は商店街全体で「新・戸越銀座ブランド」という取り組みを進めていて、ここでしか手に入らないユニークな商品が増えています。

老舗の味を守りつつ、新しいアイデアを取り入れたお店も続々とオープンしているので、訪れるたびに新しい発見があるはずです。お腹を空かせて出かけるのはもちろん、雑貨探しや街の雰囲気を楽しむ散歩コースとしてもおすすめですよ。

ここでしか出会えない「戸越銀座ブランド」と注目のお店

食品から雑貨まで、戸越銀座ブランドには作り手のこだわりが詰まっています。事前に気になるお店をチェックしておくと、街歩きがもっと楽しくなるはずです。ここではいくつか代表的なお店をご紹介します。

ベーカリーホシノ

戸越銀座交差点の近くにお店を構える、1953年創業の老舗パン屋さんです。ここの名物といえば、戸越銀座ブランドにも認定されている「戸越銀座メロンパン」。外はサクサク、中はふんわりとした食感がたまりません。フルーツサンドやカレーパンも評判なので、パン好きの方はぜひ立ち寄ってみてください。

https://www.hoshino1054.com/

COMPASS COFFEE

駅の西側エリアにある、コーヒーの香りに包まれた専門店です。日替わりコーヒーやカフェラテをテイクアウトして、片手に持ちながら商店街を歩くのも乙なもの。お土産には、戸越銀座ブランドに認定されたオリジナルブレンドのコーヒー豆がおすすめです。自宅でも戸越銀座の余韻を楽しめますよ。

https://www.compass-coffee.com/

炭火焼　帯広豚丼とんたん

歩き疲れてガッツリ食べたい時は、戸越銀座温泉の近くにある「豚丼とんたん」へ。北海道帯広の味を継承した豚丼専門店で、炭火で焼かれた香ばしい豚肉に甘辛いタレが絡んで、ご飯が止まらなくなる美味しさです。この秘伝のタレも「戸越銀座ブランド」として販売されているので、ご自宅での料理にも活用できます。

https://togoshiginza.lbb-r.com/store/detail?store_id=10362

毎日のお買い物事情（スーパーマーケット）

戸越銀座エリアが住みたい街として人気なのは、観光地としての楽しさだけでなく、生活の利便性が高いからこそ。商店街の個人商店だけでなく、使い勝手の良いスーパーもしっかり揃っています。

オオゼキ戸越銀座店

池上線「戸越銀座駅」から徒歩2分、浅草線「戸越駅」から徒歩4分という好立地にあります。生鮮食品の質に定評があり、地元の方でいつも賑わっています。夜21時まで営業しているので、仕事帰りにも立ち寄りやすいですね。

まいばすけっと 品川平塚３丁目店

戸越銀座駅の南側、26号線通り沿いにある小型スーパーです。こちらはなんと深夜24時まで営業しています。「買い忘れた！」という時や、帰りが遅くなった時にとても頼りになる存在です。

ライフ 武蔵小山店

戸越銀座駅から武蔵小山方面へ15分ほど歩くと見えてくる大型スーパーです。1階の食料品売り場は深夜24時まで、2階の日用品・衣料品・医薬品売り場は22時まで営業しています。品揃えが豊富なので、週末のまとめ買いなどにも重宝します。

教育環境（小学校）

ファミリー層も多いこのエリア。戸越銀座駅から徒歩15分圏内には、それぞれ特色のある公立小学校が点在しています。

このように、読書や運動に力を入れている学校や、小中一貫校など、選択肢が多様です。お子さんの性格や教育方針に合わせて環境を選べるのは、保護者の方にとっても安心材料といえるでしょう。

ほっと一息つける公園・神社

賑やかな商店街を一歩離れると、静かで落ち着いたスポットがあるのもこの街の良さです。

文庫の森

国文学研究資料館の跡地を整備して2013年にオープンした、比較的新しくきれいな公園です。かつて三井財閥の文庫（書庫）があった場所で、現在も園内に「第二書庫」が保存されています。池を囲む広場は開放感があり、ピクニックや読書を楽しむ人の姿も多く見られます。

戸越公園

文庫の森のすぐ近くにある、江戸時代の面影を残す公園です。肥後国藩主・細川家の下屋敷跡を利用しており、池を中心とした回遊式庭園が見事です。春の桜や秋の紅葉など、四季折々の景色を眺めながらゆっくり散策するのにぴったりです。

戸越八幡神社

商店街から路地を入った場所にある、地域を見守る鎮守様です。境内には樹齢250～300年ともいわれるケンポナシの御神木があり、品川区の天然記念物にも指定されています。境内にはソファが置かれていたりとお洒落な雰囲気もあり、参拝後のんびりと過ごすことができます。

https://togoshihachiman.jp/

戸越銀座情報のまとめ

戸越銀座と聞くと、どうしても「商店街」や「グルメ」のイメージが先行しがちですが、実際に歩いてみるとそれだけではない奥深さに気づかされます。

活気あるお店の人たちとの会話を楽しんだり、歴史ある神社で深呼吸したり、便利なスーパーで夕飯の買い物をしたり。ここには「非日常の観光」と「日常の暮らし」が心地よく同居しています。今度の休日は、ぜひ戸越銀座で気ままな散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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