
五反田は、東京都品川区にあるJR山手線・都営浅草線・東急池上線の五反田駅と、その周辺に広がる街です。駅前にはオフィスビルと飲食店が集まり、平日は働く人でにぎわいます。一方で少し歩けば、目黒川沿いの住宅地や、池田山・島津山の高台に広がる落ち着いた住宅街もあります。働く街と暮らす街が、歩いて行ける距離で切り替わるのが五反田の魅力です。
この記事では、五反田駅の徒歩圏を中心に、東五反田・西五反田の周辺を「五反田」として紹介します。
五反田の交通アクセスは?

五反田駅は、JR山手線・都営浅草線・東急池上線が乗り入れる結節点。通勤や通学はもちろん、休日の外出や出張にも使いやすい立地です。
主要エリアへの所要時間は、JR山手線で品川駅まで約6分、渋谷駅まで約7分、新宿駅まで約14分、東京駅まで約19分、池袋駅まで約23分。都営浅草線は日本橋方面へ直結し(新橋駅まで約15分、日本橋駅まで約18分)、東急池上線は旗の台・池上・蒲田方面へスムーズにつながります。なお、所要時間は、2026年10月時点の時刻表で平日朝8時台に乗車した場合の目安です。
駅前からは渋谷・六本木ヒルズ・川崎方面などへの路線バスも発着しており、移動手段の選択肢が広いのも魅力です。
五反田ってどんな街?エリアごとの表情
地名は「五反の田んぼ」から
「五反田」という地名は、目黒川沿いの低地に、一区画が五反(約5,000平方メートル)ほどの田んぼが広がっていたことに由来するとされています。江戸時代の検地帳にもその名が見え、1911年に山手線の駅が開業したのをきっかけに、駅周辺を指す呼び名として広く知られるようになりました。
駅の東西、川沿いと高台で変わる街の顔
同じ「五反田」でも、駅からどちらへ歩くか、川沿いか高台かで街の表情は大きく変わります。重なり合う部分もあるが、おおまかには次のように見ると暮らすイメージが具体的になります。
- 駅の東側の駅前(東五反田1丁目周辺):飲食店が集まり、夜遅くまで人通りが多い
- 駅の東側の高台(池田山・島津山):駅から坂を上がった先に、落ち着いた住宅街が広が
- 駅の西側(西五反田):オフィスビルが並び、TOCビルや五反田JPビルディングへと続く
- 目黒川沿い(大崎方面):工場の跡地などの再開発に伴い、集合住宅が整備されてきた
にぎやかな駅前の近くか、川沿いか、高台か。同じ駅を使いながら、住む場所によって暮らしの表情を選べるのが五反田の特徴です。
東五反田・西五反田に約4万人が暮らす
オフィス街の印象が強い五反田ですが、住まいの街でもあります。住所が東五反田1~5丁目・西五反田1~8丁目の地区をあわせると、人口は42,590人、世帯数は26,095世帯(2026年10月1日時点)。行政上の13の町丁目を合計した規模の目安で、駅の徒歩圏の人口ではありません。
働く・買う:駅前に集積するオフィス&商業
駅前にオフィスと商業が凝縮しています。リニューアルや新複合施設が続き、仕事も日用品の買い物も徒歩数分で完結する“近さ”が五反田らしさです。
IT企業が集まる「五反田バレー」
五反田は、IT系のスタートアップが集まる街としても知られています。2018年7月には、五反田に拠点を置くスタートアップ6社が「一般社団法人五反田バレー」を立ち上げ、品川区とも協定を結んでいます。
五反田東急スクエア

駅直結の「レミィ五反田」は、2020年4月に「五反田東急スクエア」としてリニューアル。地下1階と1階に東急ストア、上層階には無印良品、カルディ、ブックファースト、キャンドゥなど日常使いしやすい店舗が入り、食料品から雑貨まで一度にそろえやすいのも便利です。
https://www.gotanda-tokyu-square.com/
TOCビル

1970年竣工の大型商業ビルとして長く親しまれてきたTOCビルは、老朽化に伴い2024年3月末に一度閉館。その後、現ビルでの営業を2024年9月に再開しています。建て替えは計画が見直され、新しいビルの着工は2036年以降に延期されました。現ビルは耐震補強工事を進めながら営業を続けています(2026年10月時点)。場所は五反田駅から徒歩約8分で、JR五反田駅西口から無料シャトルバスも運行されています。最新の運行や計画は公式発表を確認しておきましょう。
五反田JPビルディング

2024年4月に開業した大規模複合施設。オフィス、シェアオフィス、ホテル、多目的ホール、商業などがまとまり、1階には誰でも使いやすいフードホール「五反田食堂」を配置しています。「TOKYO, NEXT CREATION」を掲げ、働く・集う・楽しむを横断する場づくりをめざした構成です。
https://www.jp-re.japanpost.jp/properties/gotanda-jpbuilding.html
食べる:老舗から高架下横丁まで広がる選択肢
老舗から新鋭までジャンルも価格帯も幅広い。深夜営業の店や高架下の横丁もあり、“今日は五反田で”が決まりやすい懐の深さがあります。

ミート矢澤

五反田駅西口から徒歩約4分。精肉卸の目利きが選ぶステーキとハンバーグで知られています。ディナー時はキッズミールも用意されています。
https://valuet.co.jp/brands/meatyazawa-gotanda/
桑原商店

西口から徒歩約4分。倉庫をリノベーションした角打ちスタイルの酒屋。週替わりの日本酒やクラフトビールをキャッシュオンで気軽に試せます。
ステーキハウス リベラ

東口から徒歩約7分。プロレスにゆかりのある店として有名で、店内には選手の写真が並びます。席はカウンター中心のカジュアルな雰囲気です。
https://www.instagram.com/explore/locations/237778210/
池上線五反田高架下・五反田桜小路

西口徒歩約3分の高架下エリアは2018年に商業施設として整備。駅に近い「五反田桜小路」には、食事もお酒も楽しめる横丁スタイルの店舗が集まり、仕事帰りの一杯にも向いています。
https://ii.tokyu.co.jp/grows/news/gotandakoukashita
暮らす:目黒川沿いの住宅街で感じる日常
オフィス街を一歩離れると、目黒川沿いの緑と静かな住宅地。働く街と暮らす街が徒歩圏で切り替わる、そのメリハリが心地いいですね。

かつて目黒川沿いに工場が集まったエリアは、再整備が進み、いまは新しいマンションが目立ちます。川沿いには歩道やカフェが点在し、散歩がてらの一休みにちょうどいい環境です。公園も複数あり、気分転換しやすい環境です。
目黒川

春は桜並木が続き、花の時期は川沿いの景色が一変します。カフェやレストランも多く、食事とあわせて楽しめます。
旧島津家本邸(清泉女子大学本館)

清泉女子大学のキャンパスに残る歴史的建築。1917年に完成したジョサイア・コンドル設計の洋館で、国の重要文化財に指定されています。ふだんは学外から見学できませんが、大学が春と秋に見学ツアーを開いている(2026年10月時点)ので、気になる人は公式サイトで日程を確認してみてください。
目黒川沿いで続くまちの更新
目黒川沿いの大崎寄りでは、いまもまちの更新が続いています。東五反田二丁目第3地区では再開発事業が進められています(2026年10月時点)。計画の内容や時期は変わることがあるため、最新の情報は区の公式ページで見ておくとよいでしょう。
買い物:駅近スーパーで日々の用事をさっと完了
深夜営業や24時間店を含むスーパーが駅近に点在。帰宅ついでの“ついで買い”がしやすく、単身もファミリーも日々の動線が軽くなります。
ライフ東五反田店

駅の東側、大崎駅寄りの東五反田2丁目にある大型スーパーで、五反田駅からは徒歩約8分。深夜0時まで営業(2026年10月時点)しており、帰宅が遅い日も利用しやすいです。
イオンフードスタイル東五反田店

駅から徒歩約4分、目黒川沿いの食品スーパー。営業は朝7時から夜23時まで(2026年10月時点)。近隣にはベーカリーなど日常使いの店が並びます。
マルエツプチ五反田店

24時間営業(2026年10月時点)の小型スーパー。駅の東側、東五反田1丁目にあり、深夜・早朝の買い出しにも役立ちます。
学ぶ:通学区域と、近くの小学校
駅の周辺には複数の区立小学校があります。ただし通う学校は住所による通学区域が基本で、以下は周辺の学校の例です。
| 学校名 | エリア | 特徴 |
| 日野学園 | 品川区東五反田 | 小中一貫教育を導入し、9年間を通した学びを提供。2006年開校、2016年から義務教育学校。 |
| 第一日野小学校 | 品川区西五反田 | 図書館、音楽ホール、プラネタリウムなどの施設との複合化された校舎。 |
| 第三日野小学校 | 品川区上大崎 | 品川地域未来塾、サマースクール、寺小屋等を活用して、授業の補充指導や個別指導を行う。 |
品川区の区立小学校は、住所によって通う学校(通学区域)が決まります。そのうえで、隣接する通学区域の学校を選べる「学校選択制」があり、希望者が多い学校では抽選になることもあります。
通学区域や学校選択の条件は、区の入学案内で年度ごとに案内されるので、物件の住所が決まった段階で目を通しておくと判断材料になります。通学路の坂や交通量は、地図アプリに加えて実際に歩いてみるとよくわかります。
品川区の子育て支援と、近くの公共施設
品川区の制度は区内共通ですが、子育て世帯には知っておきたいものが多くあります。区立小中学校の給食費は2023年4月から無償になり、2024年度からは書道用具や絵の具などの学用品の費用も、所得制限なしで区が負担しています。医療費は「子どもすこやか医療費助成」で、18歳になった年度の末まで、保険診療の自己負担分が助成されます(所得制限なし)。いずれも2026年10月時点の内容で、細かな条件は区の公式サイトに掲載されています。
五反田の周辺では、不動前駅寄りの五反田文化センター(西五反田6丁目)にプラネタリウムと五反田図書館が入っており、雨の日の親子のお出かけ先にもなります。東五反田5丁目には総合病院のNTT東日本関東病院があります。
憩う:水辺と高台を楽しむ身近な公園
駅から歩ける距離に、池泉庭園や邸宅跡の静かな緑地。高低差と水辺の情景が身近で、都会の真ん中でもふと深呼吸できます。
池田山公園

高台にある池泉回遊式の庭園。池や石橋、滝の景観が順路に沿って現れ、春の梅から秋の紅葉まで四季の表情がはっきりと伝わります。駅からは徒歩約15分。
ねむの木の庭

上皇后美智子さまのご実家跡地を整備して開園した公園。シンボルのねむの木やオレンジ色のバラなど、季節の植栽が楽しめる。駅から徒歩約8分。
まとめ

五反田は、働く場と暮らす場がほどよく混ざり合う街です。鉄道3路線に加えてバスの便もあり、都心各地への移動が軽快です。日用品は駅直結の商業施設で揃えやすく、新しい複合ビルの開業で街の使い勝手も広がりました。川沿いの散歩道や近隣の公園に足を向ければ、都心のなかでも落ち着いた時間が過ごせます。食事の選択肢も多く、仕事帰りの一杯から週末の外食まで、気分に合わせて選べる街です。
同じ五反田でも、駅のどちら側か、川沿いか高台かで暮らしの表情は変わります。気になる物件が見つかったら、昼と夜にまわりを歩いて、自分の暮らしに合うかどうかを確かめてみてください。
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中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

中古・リノベーション住宅の専門エージェントチームとして顧客の理想の暮らしを実現するため、物件選びからリノベーション、インテリアまで幅広く提案。ITツールを活用しつつ、一人ひとりに寄り添ったコンサルティングで、住まい探しから購入後までを一貫してサポートします。顧客志向と専門性を重視し、理想の住まいとの出会いをプロデュースします。
















