壁がないのに、空間が自然と分かれる。既存の下地の間柱が描くのは、 “透ける境界” 。広くて繊細なLDKが、この家の主役です。マンションの安定した管理に支えられながら、都心とほどよい距離感で伸びやかに過ごす日々を。
板橋区加賀(板橋区役所前駅徒歩9分)
2LDK
/ 79.95㎡
/ 7,180万円
売主さまのご紹介

Hさまファミリー
ご自身でリノベーションの設計を行われたHさま。2025年6月に完成した新築の住まいですが、お仕事の都合により未使用のまま手放されることに。
さっそく住戸へ

まずは約25帖のLDKにやってきました。広い…! 下地の間柱をあえて空間の仕切りとすることで、室内に抜け感が生まれています。

全体をパシャリ。窓は南東向きに広く開口しており、光をいっぱいに取り込めます。

反対側からのカット。木、スラブ、白のバランスが絶妙な内装。間接照明が空間をさらに引き立てます。
売主さま

LDKの一角には造作デスクが設けられたワークスペースが。かなりワイドなのでデュアルディスプレイでも快適に作業できそうです。スポットライトで手元が明るく、コンセントも完備で抜かりなし。
売主さま
元は和室の押し入れ部分でした。天板の高さはデスクと同様の高さにし、今のライフスタイルに合わせて変更しました。

デスクを背にして一枚。よく見ると、奥と手前で床材が切り替わっているようです。
売主さま
手前のスペースには畳が敷かれていたので、フローリングに変えて空間に一体感を持たせました。色味を他の箇所よりも落とすことで、メリハリを付けています。
眺望、いいんです!

手前が開けているので開放感がありますね! 視線が気にならないので、カーテンを開けながら過ごすのが気持ちよさそう。

バルコニーはワイドスパン。手すりに物干し受けが備わっています。
室内に戻って

正面右に見えるキッチンも間柱でゾーニングされています。チェックしていきましょう。
スタイリッシュな L字キッチン

コンクリート現しの壁&ステンレス製キッチンでスタイリッシュな雰囲気。

コンロは4口。シンク側には収納が用意されています。
売主さま
キッチンはL型配置にすることで作業スペースを出来るだけ確保し、作業効率を重視しました。また、ダブルシンクも採用しています。ふたつのシンクを食器洗い用と食材の下処理用といったふうに使い分けられるのが便利です。

左・キッチンの背面にある木枠には、ラックが設けられています。調理家電などはこちらに置いておくのがよさそうですね。/右・照明等のスイッチ類は、1箇所にまとまっています。
水まわりへ

洗面化粧台はシンプルな白いデザイン。その背面にはリネン類や洗剤類を丸ごとしまえそうな収納スペースが備わっています。
売主さま
収納スペースの上部にはカーテンレールがあるため、必要に応じて仕切ることができます。

バスルームもトイレも白基調の統一されたデザインに。
廊下&玄関

玄関まで南東からの光が届いて明るいですね。最後に廊下の左右にある洋室を見ていきましょう!
売主さま
共用廊下側の窓や玄関、バルコニー側の窓を開けると、扉を取り払ってひと続きになった空間に心地よい風がすっと通り抜けます。ぜひ現地で体感してみてください。
約7帖の洋室Aと 約5帖の洋室B

同じような造りの洋室A(上)と洋室B(下)。どちらもオープンクローゼットが備わっています。クローゼット上部にはカーテンレールがあるので、目隠し可能です。
マンションは こちら

竣工は1983年と築年数は経っているものの、古さを感じさせない外観。2022年に大規模修繕工事が行われているため、共用部もきれいに保たれています。
cowcamo
総戸数372戸のビッグコミュニティなので、月々の共益費は控えめ。定期的なメンテナンスも行われており、管理は良好な印象です!
売主さま
今後起こりうる大型地震等の災害を考慮し地盤が硬い点、旧耐震の建物ですが新耐震同様の構造を採用していると書面上・図面上で確認できたのも安心材料でした。
周辺を散策

左上・最寄りは都営三田線「板橋区役所前」駅。その名の通り、駅の隣が区役所という便利さ!(徒歩9分)/右上・駅から少し歩を進めると、「仲宿商店街」が。昔ながらの八百屋、肉屋、和菓子店、惣菜店などの個人店も多く、賑わっています。(徒歩7分)/左下・子連れでも行きやすいカジュアルイタリアン「ピアンタ仲宿店」。チリカルボナーラをぜひお試しあれ。(徒歩7分)/右下・築100年の旧米屋商家をリノベーションした「板五米店(いたごこめてん)」。風情ある雰囲気に包まれいただく、おにぎりやわっぱ飯は格別です。(徒歩7分)
ファミリーグッドな 環境

上・すぐお隣にある「東板橋公園」。敷地内の「板橋こども動物園」では、ポニーの乗馬やモルモットとの触れ合い、ヤギへの餌やり体験などができます。遊具やじゃぶじゃぶ池などもありますよ。区の施設なので全て無料って……いいんですか?(徒歩1分)/左下・大人も子どもも楽しめる「東板橋図書館」。お子さま向けのおはなし会などが定期的に行われています。(徒歩4分)/右下・休日のぶらりお散歩や日々のジョギングには “石神井川周辺” がおすすめ。春には桜並木の元でお花見を。(徒歩5分)
cowcamo
マンション北側には広い芝生が自慢の「加賀二丁目公園」(徒歩1分)もあり、マンションの敷地内からアクセスできます◎
また、2025年7月現在学区指定の「金沢小学校」はマンションのお隣。徒歩1分の距離にふたつの大きな公園と小学校があるって、大人も子どももにっこり笑顔になりそうですね。
売主さま
都心から近すぎず、遠すぎない距離感がいいなと思います。駅の近くに商店街があって便利ですし、公園や動物園といった子どもにうれしいスポットがあるので、ファミリーでも過ごしやすい街だと思いました。

カウカモ編集部より
マンションの外観は、築年数を感じさせないほどメンテナンスされていて、2022年には大規模修繕工事も実施済み。さらに、2025年6月時点で修繕積立金の残高は約3億円。全372戸のビッグコミュニティならではの、安定感と安心感があります。
周囲には商店街や公園もあり、ファミリーにやさしい環境。最寄りの「板橋区役所前」駅からは、JR山手線に乗り換えられる「巣鴨」駅まで乗車時間約5分、複数路線に乗り換えられる「大手町」駅まで約18分と、都心へのアクセスも良好です。
売主さまの手により、既存の素材が新たなデザイン・機能に昇華した “1点モノ” の住まい。ぜひ一度、現地でご体感ください。
元々この住戸にあった壁や床といった躯体のコンクリートの質感や、既存の間柱・梁型などの要素を、新たな機能として活かす “アップサイクル” の手法で設計しました。色彩設計(カラースキーム)や間接照明のおさまりも、細やかに配慮しています。