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池袋西口の大規模再開発とは? 2043年までの都市進化計画

2026/05/21

 

 

生まれ変わる池袋西口の未来

 

引用:市街地再開発事業(池袋駅西口地区・池袋駅直上西地区)

 

池袋の西口エリアが、これから約20年という長い時間をかけて大きく生まれ変わるのをご存じですか?計画の中心となるのは、駅周辺を4つのエリア(街区)に分けて都市としての機能性を高めつつ、歩行者がスムーズに移動できる道筋を整えることです。これによって、街の利便性はもちろん、歩行者向けの魅力が増すことが期待されています。

 

この記事では、そんな池袋西口の新しい姿について、各エリアの役割や歩行者向けの工夫、そして線路の上空を使った新しい広場のことなどを分かりやすくお話ししていきます。

 

参考:豊島区 市街地再開発事業(池袋駅西口地区・池袋駅直上西地区)

 

 

なぜ今、池袋西口が生まれ変わるのか

 

 

そもそも池袋駅は、JRや東武、西武、それに複数の地下鉄が乗り入れる、東京23区内でも指折りの巨大なターミナル駅です。駅の周りにはにぎやかな繁華街やショッピング施設が広がり、西口側には東京芸術劇場とつながるように「池袋西口公園」があります。

 

この公園は、大きな円形広場とリング状のモニュメントが特徴のグローバルリングとしても親しまれており、クラシックの演奏会からファッションショーまで、多彩なイベントの舞台になっています。

 

一方で、人が集まる駅前の広場をより使いやすくしたり、歩行者が安全に移動できる環境を整えたりすることが長年の課題とされてきました。そこで、歩行者を主役にした安全で災害にも強い街づくりを進めると同時に、オフィスやお店をバランスよく集めることで、世界中から人が訪れる国際アート・カルチャー都市を作り上げる方針がまとまったのです。その一歩として、今回の西口の再開発がスタートしています。

 

A~Dの4つの街区が描く新しい街並み

 

引用:市街地再開発事業(池袋駅西口地区・池袋駅直上西地区)

 

再開発の主な舞台となるのは、みずき通り、アゼリア通り、劇場通りにぐるりと囲まれたエリアです。東京芸術劇場やメトロポリタンプラザなどもこの範囲に含まれています。

 

この広大なエリアは、AからDまでの4つの街区に分けられます。現在の東武百貨店があるA街区をはじめ、B街区、C街区にはそれぞれ役割の違う超高層ビルが建設される予定です。オフィスや商業施設のほか、ホテルなどの宿泊施設も入り、街の新しいシンボルになります。

 

また、D街区にあたる池袋西口公園は、既存のグローバルリングを残しつつ再整備される予定です。さらに、B街区とC街区の間には、東京芸術劇場へとつながる半野外の大屋根広場が設けられます。雨の日でもイベントが楽しめる新しい劇場空間として、街に活気をもたらしてくれそうですね。

 

 

線路の上空を活用する「池袋駅直上西地区」

 

引用:市街地再開発事業(池袋駅西口地区・池袋駅直上西地区)

 

もうひとつ見逃せないのが、「池袋駅直上西地区」と呼ばれる駅の真上に位置するエリアの計画です。ここでは、線路の上空という空間をいかして、まったく新しい広場が作られます。プロやアマチュアを問わずアーティストがパフォーマンスを披露できるだけでなく、ふかふかの芝生や座り心地の良いベンチ(ファニチャー)が置かれ、小さな子どもからお年寄りまで、誰もがのんびりとくつろげる場所になります。

 

これに合わせて東西をつなぐ新しい歩行者用の通路(デッキ)も設けられる予定です。これまで少し行き来しづらかった駅の東口側と西口側がスムーズにつながることで、街全体をぐるりと巡る回遊性(歩いて回りやすくなること)がぐんと高まるはずです。

 

 

4つの街区の開発:エリアごとの計画

 

先ほど少し触れたA~Dの4つの街区について、もう少し詳しくその中身をのぞいてみましょう。それぞれが異なる個性と役割を持ちながら、連携してひとつの新しい街を作り上げていきます。 

 

引用:都市再生特別地区(池袋駅西口地区)都市計画(素案)の概要(三菱地所株式会社・東武鉄道株式会社)

 

 

A街区:池袋西口の新たなランドマーク

 

池袋西口の新しい顔となるのがA街区です。ここには、地上41階、地下4階建てで高さが約220メートルにもなる立派な高層ビルが誕生します。建物の下の方には、飲食店やファッションブランドなどのショッピングエリアが広がり、上層階はオフィスとして使われる予定です。

 

また、単なる商業ビルとしてだけでなく、アートやカルチャーの情報を発信する拠点が設けられるのも大きな特徴です。多言語での案内やさまざまなイベントの開催を通じて、ここを起点に周辺の街歩きを楽しむ人が増えることが期待されています。

 

B街区:街の機能を高める超高層ビルと外資系ホテル

 

続くB街区には、今回の再開発で最も背の高い、地上50階、地下5階建て(高さ約270メートル)の超高層ビルが計画されています。商業施設やオフィスに加え、池袋エリアでは初めてとなる外資系のホテルが誘致される予定です。海外から訪れる著名なアーティストなどの滞在にも対応できる、国際的なおもてなしの空間が生まれます。

 

さらに、お隣のC街区との間には、雨の日でも過ごしやすい半屋外の大屋根広場が作られます。この広場が池袋西口公園と立体的につながることで、広々とした心地よい空間が街の真ん中に広がります。

 

C街区:日々の暮らしと文化が溶け合う場所

 

C街区は、暮らしと文化が自然に混ざり合うようなエリアです。地上33階、地下6階建て(高さ約185メートル)のビルには、お店やオフィスのほかに、人々が暮らすための住宅も入ります。

 

東京芸術劇場に一番近いという場所柄をいかし、アートやカルチャーをテーマにしたホテルや、次世代の才能を育てるための支援施設も入る予定です。建物の共有スペースでも芸術にまつわるイベントが計画されており、日常のなかでふらりと文化に触れられるような場所になりそうですね。

 

D街区:アートと緑が調和する憩いの公園

 

 

最後にD街区は、すでに多くの方に親しまれている池袋西口公園(グローバルリング)のエリアです。ここはB街区・C街区にできる大屋根広場とひと続きになるように整備され、地域にお住まいの方や観光で訪れた方がのんびりくつろげる、緑豊かな空間へと進化します。

 

駅から街なかへと続く歩きやすい道筋を作り出しながら、隣接する東京芸術劇場ともしっかりと連携して、誰もが気軽に芸術や文化を楽しめる開かれた広場としての役割を果たしてくれます。

 

引用:都市再生特別地区(池袋駅西口地区)都市計画(素案)の概要(三菱地所株式会社・東武鉄道株式会社)

 

 

公園と街をつなぐ「大屋根広場」の役割

 

引用:都市再生特別地区(池袋駅西口地区)都市計画(素案)の概要(三菱地所株式会社・東武鉄道株式会社)

 

先ほどB街区とC街区の間にできるとお話しした「大屋根広場」ですが、ここはD街区の池袋西口公園とひと続きになるようにデザインされています。アートやカルチャーを発信する街の玄関口として、音楽フェスや大規模なライブ、アート作品の展示など、多彩なイベントの舞台になる予定です。

 

大きな屋根があるおかげで天候に左右されにくく、アーティストにとっても観客にとっても快適な空間が生まれます。ここから新しい文化が生まれ、池袋という街の魅力がさらに高まっていきそうですね。

 

 

駅の東西をスムーズに結ぶ新しい空中デッキ

 

引用:都市再生特別地区(池袋駅西口地区)都市計画(素案)の概要(三菱地所株式会社・東武鉄道株式会社)

 

さらに、街の歩きやすさを劇的に変えてくれそうなのが、JRや東武東上線の線路をまたぐように作られる新しい空中デッキ「北デッキ」の計画です。

 

いままでは駅の東口側と西口側を行き来する際、少し遠回りをしたり地下通路を通ったりする必要がありましたが、このデッキができれば、駅の改札を通らずに地上からスッと東西を移動できるようになります。

 

周辺のショッピングエリアやオフィスへのアクセスがぐんと良くなり、人の流れがスムーズになることで、街全体に新しいにぎわいが生まれそうです。

 

 

2043年の完成を目指して。これからの池袋に注目!

 

 

このような大規模な再開発ですが、すべての完成までには約20年という長い時間がかけられます。

 

2043年までの開発ステップ

 

具体的なスケジュールとしては、まず2030年度から池袋西口公園や周辺の道路の再整備が始まり、同時にC街区とB街区の工事もスタートします。その後、2035年度頃からは新しい駐車場の整備が進み、2036年度からは駅前広場の整備や、最も高いビルが建つA街区の工事へとバトンタッチしていきます。そして、すべての工事が終わって新しい街が完全な姿を現すのは、2043年度の予定です。

 

 

少し気の長い話に感じるかもしれませんが、駅前の広場や歩行者用の道が少しずつ広がり、安全で歩きやすい街へと変わっていく過程を見守るのも楽しみのひとつです。

 

線路の真上には、行き交う電車を見下ろせる展望広場もできる計画があるので、鉄道ファンや子どもたちにとってもワクワクする場所になりますね。

 

カウカモ」では、厳選した中古・リノベーション物件を紹介しています。都市開発が予定されている池袋で住まいを探したいと考えている方は、ぜひ利用を検討してみてください。

初回投稿日
2026/05/21
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執筆者
カウカモジャーナル編集部

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監修者
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