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「断捨離なんて無理だ。俺は、物を・・・愛してる。」
女の抵抗も虚しく、男は収納扉の前から動かない。より一層昂ぶった様子で、しかしゆっくり、震えた手を伸ばす。
扉のつまみ。扉に付いた、小さな、つまみ。
そっと手をかけた、その瞬間が限界だったのだろう。扉を開け放つや否や、男はただひたすらに仕舞い続ける。
「しまって!嗚呼、仕舞って頂戴!!」
クローゼット、パントリー、トランクルーム・・・物への愛と完納の欲望。ただ収納の悦びへと、溺れゆくのだった。
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