壁一面の棚と、モルタル床・躯体現し天井が描く店舗のような空間。収納枠をひとつずつ埋めていく時間は、まるで作品を並べるような喜び。窓を開ければ風が通り抜け、南青山の空気まで暮らしに溶け込みます。
港区南青山(表参道駅徒歩7分)
1LDK
/ 62.50㎡
/ 9,980万円
売主さまのご紹介

Hさまファミリー
マンションのレトロな外観や教育施設の充実した周辺環境に惹かれ、物件を購入されたHさま。次の住み替えも同じマンション内で検討されているそうです。
ひと味違う ”秀和レジデンス”

「表参道」駅から歩いて約7分。今回ご紹介するのは “南青山エリアの秀和レジデンス” 。お馴染みの青い屋根ではなく、赤い屋根が特徴的なマンションです。竣工は1968年、総戸数は76戸。

左上・可愛らしいタイル敷きのアプローチの奥にエントランスが。/右上・品のよさを感じる共用ホール。エレベーターまでは赤絨毯がひかれています。防犯カメラが備わっており、セキュリティ面も安心。/左下・住戸は6階所在です。/右下・屋上には物干し場が用意されています。規約上、住戸のバルコニーでは手すりの高さを超える物干しはできないため、布団などの大きな洗濯物はこちらで干すのがよさそう。

ちなみに屋上からの眺めはこちら。青山の街並みを一望できる爽快感! これは気持ちいいですね。
売主さま
では、住戸へ お邪魔します

下足入れ用のオープンラックと腰掛け用のベンチが備わった玄関。モルタルのムラのある表情と船舶ランプが、いい雰囲気を醸し出しています。
cowcamo
ハンガーフックは、帽子やマフラー類をかけるのに便利そうですね。
「好き」を眺める 幸せ

LDKに入ると目に飛び込んでくるのは、壁一面の収納棚! 店舗のようなビジュアルに心が踊ります。広さは約16帖。
cowcamo
好きなものを並べて眺められる収納棚。一つひとつの枠を埋めていく過程すら楽しそうです!
売主さま
収納棚は、住宅の構造用下地材として開発された面材でもある「OSB」を使用しています。

躯体現し天井やモルタル床、黒いダクトレール、露出配管などインダストリアルな雰囲気も素敵。
売主さま
ほぼワンルームのような間取りで窓がたくさんあるので、いつも明るくて開放感があります。天気のよい日は窓を開け放つと、室内に心地よい風が通り抜けて気持ちいいですよ。

LDKの一角には、床材が切り替わったフリースペースが。正面の窓は北東向きなので、窓辺にワークスペースを作っても『眩しい!』と感じることは少なそうです。
売主さま
床には、モルタルと味のあるヴィンテージのフローリングを使用して、ラフな雰囲気が出るようにしました。
スタイリッシュな ステンレスキッチン

内装の雰囲気にマッチするステンレス製のキッチン。採光も通風も確保してくれる窓がありがたい。3口コンロと食洗機完備です。
売主さま
セミオーダーのキッチンで、調理スペースが広いので使いやすいです。シンプルでスタイリッシュな見た目も気に入っています。
バルコニーへ 出てみましょう

中央に見える建物との間にはこんもりとグリーンが。周辺に高い建物がないので、空が広く感じられます。

バルコニーは南西向き。景色を眺めるには十分な広さです。
再び室内へ

窓辺の収納棚に大きな開口が。この先が洋室になっているようです。ワクワク……入ってみましょう。
約2帖の洋室

マットレスを敷けば、寝室兼お籠もりスペースが完成。サイドカウンター脇にコンセントがあるので、間接照明などを設置できます。

振り返ると、ウォークインクローゼットにつながる開口が。LDKの収納棚ではレイアウトを楽しむ分、こちらには衣類や季節家電など、生活感の出やすいものをしまっておきたいですね。
水まわりも 世界観統一

左・モルタルの造作洗面台と「OSB」の収納棚で、LDKと変わらぬ世界観が続いています。/中央・浴室も在来工法で、硬質感のあるデザインに統一。/右・トイレの壁や床もモルタルでシンプルに。

トイレ、洗面室、浴室はクリアなドアや間仕切り壁でゆるくゾーニングされています。目隠しを設けたい場合は、カーテンレールを設置するのもよさそう。
ルームツアー終了!

住戸を出る前に、もう一度LDKの全景を! 光と風の抜ける空間に、ずらりと並ぶ本やレコード、雑貨。居心地のよさとオシャレさが共存する住まいです。
売主さま
金物やスイッチ類の小物などは「toolbox」で購入し、細部にもこだわっています。ぜひ現地でもご覧ください。
お出かけには 困らない

左上・最寄りは、東京メトロ千代田線・半蔵門線・銀座線が通る「表参道」駅。言わずと知れたトレンドの最先端を行く街です。(徒歩7分)/右上・都会の真ん中で自然を感じられる「ののあおやま」。カフェでコーヒーをテイクアウトして、芝生でゆっくりくつろぐなんて過ごし方もできます。(徒歩12分)/左下・ひと際目を惹くファサードは隈研吾デザインの「SunnyHills(サニーヒルズ)青山店」の建物。台湾発の甘酸っぱいパイナップルケーキの有名店です。(徒歩4分)/右下・売主さま行きつけの書店「青山ブックセンター」。トークイベントやサイン会など催し物が定期的に開催されています。(徒歩14分)
売主さま
家族で暮らしていたので、近くに保育園や学童、小学校があるのも魅力的でした。

カウカモ編集部より
ずらりと並ぶ収納棚、モルタルの床や躯体現し天井などのインダストリアルな内装。おしゃれな店舗のような住まいに心を打たれました。住戸の形状も相まって、収納棚のビジュアルはまさに大迫力。さらに、一つひとつの枠にお気に入りのアイテムを詰め込めるときたら、もうワクワクが止まりません。
南西と北東に窓があるので、開け放つことで風の通り道ができるのもうれしいポイント。売主さまも仰っていたとおり、天気のよい日は窓を開けて、風を感じながら過ごすのが気持ちよさそうです。
“南青山エリア” にあるセンスのよいショップを巡って、レトロなマンションの外観に惚れ惚れしながら帰宅し、購入したアイテムをひとつずつ飾っていく。そんなおしゃれな暮らしを想像できる住まいでした。
レトロ可愛い意匠や、眺めのよい屋上など、魅力たっぷりなマンションです。