「一点もの」の住まいに出会おう。
カウカモでまさに一点ものの住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。
今回は、ペットやデザインなど様々な希望条件があったご夫婦が出会った、リノベ済みの中古マンションを訪ねました。
《 プロフィール 》
名前:アネーロさん/もえこさん
プーたん(犬)/ザハたん(猫)
年齢:30代前半/20代後半
職業:会社員(広告代理店)/会社員(金融)
趣味: 犬と猫、食べ歩き、海外旅行、建築巡礼
《 この住まいについて 》
場所:高輪ゲートウェイ
間取り:1LDK
面積:58.9㎡
築年数:築30年(1989年築)
追加リノベ:なし
支払い額(以前と比べて):広さは2倍くらいになって、支払額は約7万円アップ
家を探し始めたきっかけ: 狭すぎてペットとの生活が難しく、収納不足にも不満を感じたこと
家探し期間: 約3ヶ月
内見数:10軒
Q1:以前の住まいは?
アネーロさん:「麻布十番」駅から徒歩5分くらいの場所にある1DKに住んでいました。ふたりだけならまだ大丈夫でしたが、ペット2匹と暮らすようになったら、家の中で交通事故が起こるようになっちゃって。
収納も足りていませんでした。前の家で僕は “見せる収納” を実践していたんですけど、妻はモノをなるべくしまっておきたい派。
街も立地も気に入っていたんですけど、モノがしまえない不満をずっと言われていたんです。「引っ越さなきゃ離婚する!」とまで言われちゃったので、引っ越しを決意しました(笑)
Q2:この家にした理由は?
アネーロさん:物件を探すときは、ペット飼育がOKで広さが55㎡以上あって、収納も十分確保できて対面式キッチンが備わっていることが条件でした。
何より僕は、お風呂がオシャレであることにこだわっていましたね。
高いお金を出して家を買うのに、お風呂が既製品をはめ込んだだけのユニットバスというのが嫌だったんです。在来工法で、ちゃんとデザインされた造りのものがよくて。
アネーロさん:でも、お風呂の条件だけでも希望に合う物件は少ないし、その上で他の条件も、となると、ほぼ見つかりませんでした。しかも僕は残業が多いので、通勤の便のいい立地がよかったんです。
めちゃくちゃ条件がたくさんある中で、この物件はすごく魅力的で。
もえこさん:お風呂はかっこいいし、寝室には大きなクローゼットがあって、キッチンの収納も豊富。内装の雰囲気もとてもいいなって思いました。
実は最初、共益費が高いので候補からは外していたんですけど、内見をしてみたら「やっぱりいいね!」ってなって。私は低層のマンションが好きなので、室内に入る前からワクワクしました。
Q3:この街《高輪ゲートウェイ》にした理由は?
アネーロさん:住戸を気に入ったのが先で、立地についてはあとから検討をしました。新駅ができるのはメリットだし、僕は職場がある田町まではたった一駅なのですごく便利です。
もえこさん:私も職場までは10分くらいで行けちゃいます。
アネーロさん:ただ、周辺にお店が少ないですね。本当は商店街のある街に住みたかったので…… 今後に期待です!
Q4:《リノベーション済みの中古マンション》以外の選択肢は検討した?
アネーロさん:賃貸もちらっと探したんですけど、「ペット可」と希望の広さを検索条件に入れただけで値段がぐっと上がってしまって、『無理だな』って思いました。
未改装の物件を買って自分たちの好きなようにリノベする、という選択肢も検討しましたが、予想外にすぐこの物件が見つかったんです。
Q5:購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは?
アネーロさん:居住費が増えるのは心配しましたね。お金の不安に関しては、家計を見直して解決しました。小遣い制を導入して家計簿アプリで管理するようにしたら、すごく楽になりましたよ。
Q6:カウカモで家を買ってみてどうだった?
もえこさん:実は別の仲介会社からも営業を受けていたんですけど、カウカモさんの方が感覚や価値観が合うと思いました。
アネーロさん:別の仲介会社の担当者は不動産的な目線で、資産価値の事や減税についてすごく詳しく教えてくれたんですが、デザインについては得意じゃないようで。
当時は自分たちでリノベすることも検討していたので、だったら僕らの要望をすぐ理解してくれそうなカウカモさんにしよう、と。
Q7:この家のお気に入りの場所やこれから楽しみにしてることは?
もえこさん:お気に入りは、キッチン! 使いやすいし、グレイッシュな色合いも最高です。
アネーロさん:僕たちは陶器市に行って素敵な器を買ったりするのが好きなんですが、前の家では食器をしまうスペースも全然足りなくて。でも今は、全部収納してもまだスペースに余裕があります。
海外旅行で美術館に行って、マグカップを買って帰ることをライフワーク的に続けているんですけど、全部仕舞えるようになったので、その事で喧嘩をすることもなくなりました。
アネーロさん:僕のお気に入りは、やっぱりお風呂です! 最初、トイレと一体なのは妻が嫌がるだろうなって思ったんですけど、意外にも『別にアリだよ』って言ってくれて。
もえこさん:全然いいと思いましたよ。ただ、売却をする際はそこがネックでちょっと売りづらいのかも、という心配はあります。でも、お風呂とトイレの掃除が一気にできちゃうのって、すごく気持ちいいんですよ!
あと、玄関が広いっていうのもいいですね。夫がモノを飾れるスペースにしています。
アネーロさん:そこだけはギリギリ許されています(笑)
Q8:これから家探しをする人にアドバイスがあれば教えて!
アネーロさん:物件を見に行って、そこが気に入ったら思い切って決断すべきですね。
もえこさん:たしかに、それに尽きるかも。この家も、夫がお風呂を見て『ここにする!』って言ったから決められたようなものですから。
アネーロさん:あと、いろんな人に意見を聞くのはやめた方がいいです。僕もこの物件について聞いたとき『新駅ができるからすごくいい』って言う人もいれば、逆に『羽田空港の新飛行ルートに近いから地価が下がる』って意見もあって。
すべてを聞いていたら余計に迷って買えなくなるなって、すごく思いました。
もえこさん:だから、もし『すごく嫌だ』と思う点があれば、別の物件を検討することにしていました。日当たりがそんなに良くなかったり、ゴミ捨て場が小さかったりと、少し残念なところはあるんですが、この物件はホントに嫌な点はひとつもなくて。
Q9:在宅ワークはどのようにしていますか?
アネーロさん:自粛が始まってからはずっと在宅で働いていて、このダイニングテーブルで作業しています。
もえこさん:私は出社しているんですけど、在宅ワークの日は向かい合って仕事しています。でも、必要に応じて寝室のデスクに移動していますよ。
アネーロさん:僕は一日中テレビ会議をしていたり、仕事がハードで話しかけられたくないときがあったりするので、二部屋あって別々でも仕事できるのはすごく助かっています。
もえこさん:前の家は生活空間がほぼひとつしかなかったので、引っ越していなかったらきっと破綻していました。ずっと家にいなくてはならないときにここで過ごすことができて、本当によかった。
>あなたもカウカモで “1点もの” の住まいを探してみませんか?
担当エージェント:守岡 加奈多 / 撮影:沢崎 友希 / 編集:中山 宇宴