洗面台とキッチン。洋室とベッドスペース。それらを隔てる “当たり前” の境界線を、一本の長いカウンターと可動式収納が心地よく溶かした空間です。ステンレスや塗装の無骨さと、木やマーモリウムが織りなす繊細な表情。自然豊かな小金井で、素材美が際立つ既存の枠組みに縛られない暮らしを。
小金井市中町(武蔵小金井駅徒歩12分)
1R
/ 62.18㎡
/ 4,850万円
目的地は 「武蔵小金井」

左上・今回ご紹介するマンションは、1977年竣工。2021年に大規模修繕で外壁の工事が行われたこともあり、きれいなお顔立ちです。/右上・敷地内には駐車場が完備されています。残念ながら、2025年12月時点で空きはございません。最新の空き状況はお問い合わせください。/左下・エントランスの植栽は丁寧に手入れされている印象。エントランスホールへのアプローチは少し段差がありますが、緩やかなスロープも備わっており、心遣いを感じます。/右下・ゆとりのあるエントランスホールには、左手には管理人室、右手にはメールボックスを用意。管理(清掃)員さんは月曜日から金曜日の9時から18時で勤務されています。
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これはキッチン? 洗面台?

ながーい! と思わず言ってしまいそうな洗面台。……いや、キッチン⁉ 長い天板に、洗面ボウルとキッチンシンクが並んでいます。このデザインは初めて見ました。
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こちらの住戸は建築家さんがデザインされたのだとか。この写真だけでも、塗装・木・ステンレスなどといった、素材へのこだわりを感じます。

反対側からも見てみましょう。奥の白い仕切りは可動式の収納で、写真のように小空間をつくることもできれば、置き方を変えてLDKとひとつなぎにもできる、可変性のあるプランです。
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洋室は約18.3帖の広さです。
機能性 × デザイン

キッチンはⅡ型。あたたかみの中にスタイリッシュさもプラスされている、木目の面材とステンレス天板の組み合わせに思わずうっとり。作業スペースにはゆとりがあり、機能性とデザイン性が両立されている印象です。壁面がくり抜かれたコンロ側のデザインも可愛らしい。
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ステンレスの天板はお手入れがしやすいところもうれしいポイントですね。細かいですが、レンジフードを天井に埋め込んで隠したデザインがすっきりしていてかっこいい!
木に囲まれた ベッドルーム

キッチンの奥には、ベッドスペースもひとつなぎで設けられています。ただ、上部にはカーテンレールが備わっているので、カーテンを開けていればひとつなぎならではの開放的な空間に、閉めれば生活感とはおさらば。場面によって使い分けできるのがうれしいですね。写真右手の扉の中は、コンロの裏側まで続くウォークインクローゼット(WIC)。
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キッチンからベッドスペースにかけては小上がりになっています。床・壁・天井と木に囲まれたベッドスペースは、心地よくてよく眠れそう♡
光に包まれる

ベッドスペースの正面は、天然素材のマーモリウムの床が印象的なフレキシブルスペース。グリーンを飾るとインナーテラスのようですね。南東の光を浴びながら、読書をしたり、コーヒーを飲みながらまったりしたり、想像が膨らみます。
真っ白な バスルーム

一見シンプルな浴室乾燥機付きのバスルーム。写真に写っていないのが残念ですが、実は扉がガラス張りなのです。まるでホテルにいるかのように感じられるこの空間は、ぜひ現地でご体感いただきたい……!
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脱衣室とトイレは一体型になっています。
お邪魔しました

玄関に出しっぱなしにできる靴は3足程度とコンパクトサイズですが、その分ほかの空間にゆとりがあるので納得。
小金井市って こんな街

左上・徒歩14分の場所に位置する「MUSAKO GARDEN」は、地産地消の食材を扱う「地産地消マルシェ」や日用雑貨に特化した「ニトリ デコホーム」などが入った複合商業施設。/右上・食料品や日用品は、「ソコラ武蔵小金井クロス」でまとめて調達! (徒歩14分)/左下・窯焼きナポリピッツァと茹で上げパスタ、豊富なワインが堪能できる「北海道イタリアン ミアボッカ」。本格的なイタリアンをリーズナブルに楽しめます。(徒歩14分)/右下・「小金井公園」は複数広場のほか、歴史に残る日本建築を紹介する野外博物館「江戸東京たてもの園」が併設されています。たまには自転車で足を伸ばしてみるのもおすすめです♪ (徒歩22分)
カウカモ編集部より
主役は、キッチンシンクと洗面ボウルが同居するロングカウンター。住戸はステンレスや塗装が持つ剥き出しの質感と、木目のあたたかみがひと続きになることで、アトリエのような凛とした空気感と、洗練されたきれいさが共存しています。
この住戸の魅力は、随所に宿る緻密な計算にもあります。レンジフードを天井に隠す繊細な配慮や、床・壁・天井を木で包み込んだベッドスペース。無骨な素材を使いながらも、決して荒々しくなりすぎない。その絶妙なバランスが、住戸全体に気品を感じさせます。
豊かな緑に包まれた閑静な場所だからこそ、素材の質感とじっくり向き合える。無骨さと繊細さが共鳴するこの空間を舞台に、あなただけの物語を始めてみませんか?
資料によると、1988年・1996年・2009年・2021年と定期的に大規模修繕工事が行われています。そのほかにも、2018年7月から現時点で、35項目を超える修繕工事履歴があるうえ、2025年11月30日時点で修繕積立金の総額が5,800万円ほど。適切なメンテナンスと徴収体制に好印象です。