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「ウォール型キッチン」で、もっと心地よく。空間を味方につける間取り術

2025/06/09

 

ウォール型キッチンってどんなスタイル?

 

 

ウォール型キッチンは、壁に沿って設置されるスタイルで、一般的に「壁付けキッチン」とも呼ばれます。リビングやダイニングの空間を有効に使いやすい点が特徴です。

 

一方、キッチンがリビングに向いた「対面キッチン」というスタイルもあり、それぞれに異なる魅力があります。間取りや暮らし方に合わせて、自分に合ったスタイルを選ぶのがポイントです。

 

I型キッチン

 

I型キッチンは、シンク・コンロ・作業スペースが一直線に並ぶシンプルなレイアウトが特徴です。省スペースで設計しやすく、コンパクトな住まいでも空間を有効に使いやすくなります。見た目もすっきりしていて、リビングやダイニングとのつながりを意識したレイアウトにも適しています。

 

L型キッチン

 

L型キッチンは、壁に沿って直角に配置されたレイアウトで、作業スペースを広く取りやすい点が特徴です。調理や配膳を同時に行いたいときや、複数人でキッチンに立つ機会が多い家庭にも適しています。リビングやダイニングとの動線も取りやすいスタイルといえるでしょう。

 

 

ウォール型キッチンのメリットとは?

 

 

ここでは、ウォール型キッチンのメリットについて見ていきましょう。

 

リビングやダイニングをゆったり使える

 

キッチンを壁に寄せることで、リビングやダイニングに広さを確保しやすくなります。空間の“抜け”が生まれるため、コンパクトな住まいでものびやかに感じられるのが特長です。

 

収納をまとめて確保しやすい

 

吊り戸棚や背面収納を効率よく配置できるのも、ウォール型ならでは。作業スペースをすっきり保ちながら、調理道具やストック類をしっかり収められます。

 

家事動線がシンプルで効率的

 

作業スペースが一直線にまとまることで、調理から配膳、片付けまでの動作がスムーズに。移動距離も少なくて済むため、毎日の家事を軽やかにこなせます。

 

 

ウォール型キッチンを選ぶときに気をつけたいポイント

 

 

暮らしにフィットしやすいウォール型キッチンですが、選ぶ際にはいくつか確認しておきたいポイントがあります。事前にチェックしておくことで、長く快適に使えるキッチンに近づけます。

 

スペースに合わせたサイズ選びを

 

設置する場所の広さに応じて、キッチンのサイズ感は大きく変わります。たとえば、横幅が180cm未満だと調理スペースが限られることも。そんなときは、折りたたみ式のワークテーブルを取り入れるなど、+αの工夫で使いやすさを補うのもひとつです。

 

換気まわりをしっかり計画

 

壁に面したレイアウトだからこそ、油煙やニオイがこもりやすくなることも。換気性能の高いレンジフードの設置や、掃除しやすいキッチンパネルを選ぶと、お手入れも楽になります。リノベーションで導入するなら、換気経路やキッチンの配置も合わせて見直すのがおすすめです。

 

見た目と使いやすさ、どちらも大切に

 

シンプルなウォール型は空間になじみやすい反面、収納力や機能性はしっかりとプランに落とし込みたいところ。たとえば、必要な場所にコンセントを配置したり、吊り戸棚の高さを日常使いに合わせたり。デザインと実用性のバランスを意識すると、暮らしにフィットするキッチンがつくりやすくなります。

 

 

ウォール型キッチンで叶えるライフスタイル

 

 

空間をすっきり使えるウォール型キッチンは、住まいの間取りやライフスタイルに合わせて柔軟に取り入れやすいスタイルです。ここでは、こんな暮らしを思い描く方におすすめしたい活用例をご紹介します。

 

 

リビングダイニングをゆったり使いたい方へ

 

「限られたスペースを、できるだけ広く使いたい」──そんな願いを叶えてくれるのがウォール型キッチン。キッチンを壁に沿わせることで、リビング・ダイニングの面積を最大限に確保しやすくなります。

たとえば1LDKの住まいなら、白を基調にしたキッチンを選んだり、背面の仕切りを省いたりすることで、空間に“抜け”が生まれ、より開放的な印象に。家具の配置も自由度が高まり、暮らし方の幅がぐっと広がります。

 

料理を“ひとり時間”として楽しみたい方へ

 

「キッチンは自分だけの作業スペースにしたい」「料理中は集中したい」──そんな方にも、壁に向かって作業できるウォール型は好相性。リビングの賑やかさから少し距離を取れるため、好きな音楽やラジオを聞きながら、自分のペースで料理を楽しむ“ひとり時間”を演出できます。

 

 

まとめ:ウォール型キッチンで理想の暮らしを実現しよう

 

 

ウォール型キッチンは、シンプルなデザインながらスペースの有効活用や収納力に優れたスタイルです。特に、中古マンションを購入後にリノベーションを行う場合、自分の暮らしに合ったキッチンをつくりやすい点が特長です。

 

リノベーションの相談が可能な物件を探しているなら、ウォール型キッチンが採用された住まいも選択肢のひとつ。限られた空間でも間取りを柔軟に活かしながら、自分らしい暮らしを実現しやすくなります。

 

カウカモ」では、厳選した中古・リノベーション物件を紹介しています。理想の部屋に住みたいと考えている方は、ぜひ利用を検討してみてください。

 

 

 

初回投稿日
2025/06/09
執筆者
カウカモジャーナル編集部

中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

監修者
1級建築士、宅建士、FP2級Yang

琉球大学大学院理工学部卒。環境建設工学を専攻し、大学院卒業書、建築設計事務所に勤務し、住宅や公共施設など様々な建物の設計に携わる。現在は建築デザイナーとして不動産開発の企画・設計から運営まで行うコンサル会社にて、オフィス設計やリノベーションなどを中心に手がける。趣味は街歩きと珈琲焙煎。空き家を活用して設計事務所と珈琲屋さんを開くことが目標。

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