トイレのリノベーション費用はいくら?相場と失敗しないためのポイント 【カウカモジャーナル】
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トイレのリノベーション費用はいくら?相場と失敗しないためのポイント

2025/12/26

 

毎日、家族みんなが何度も使う場所、トイレ。 実は家の中で一番「ホッとする」場所だったりしませんか?

だからこそ、古くなってきたり、汚れが落ちにくくなってくると、どうしても気になってしまうものです。

 

「もっと掃除をラクにしたい」「お店みたいにおしゃれな空間にしたい」。そんなふうに思ったときが、リノベーションのタイミングかもしれません。

 

今回は、トイレのリノベーションを考えている方へ、具体的な費用感や、プランのアイデア、そして工事の前に知っておきたいポイントを、わかりやすくまとめてみました。

 

 

トイレのリノベーション、どんなことができる?

 

 

「トイレを直す」といっても、便器を変えるだけなのか、空間ごと作り変えるのかで内容は大きく変わります。まずは代表的な3つのパターンを見てみましょう。

 

1.トイレ本体をまるごと交換

 

一番わかりやすいのがこの方法。最新のトイレはすごいですよ。節水機能はもちろん、汚れがつきにくい素材でできていたり、掃除がしやすい形状だったりと、機能性が格段に上がっています。

和式から洋式へ変えたり、タンクのないスッキリしたデザイン(タンクレストイレ)にするのも人気です。

 

2.温水洗浄便座(ウォシュレットなど)の後付け

 

「便器自体はまだ使えるけれど、機能が欲しい」という場合は、便座だけの交換もアリです。これなら比較的手軽に済みます。ただ、トイレ内にコンセントがない場合は電気工事が必要になることもあるので、事前にチェックしておいてくださいね。

メーカーによって機能も価格もさまざまなので、予算に合わせて選ぶ楽しさがあります。

 

3.壁紙や収納の見直し

 

便器はそのままで、壁紙(クロス)を貼り替えたり、収納棚をつけたりするだけでも、雰囲気はガラリと変わります。 例えば、防カビ・抗菌機能のある壁紙を選べば、清潔感をキープしやすくなりますし、トイレットペーパーや掃除道具がスッキリ収まる収納があれば、見た目も気持ちも軽やかになりますね。

 

 

リノベーションで得られる「3つのいいこと」

 

 

お金と時間をかけてリノベーションするのですから、やっぱりメリットは大切です。大きく分けるとこの3つが嬉しいポイントです。

 

① お掃除の「めんどくさい」が減る

 

最新のトイレは、本当に掃除がラクです。汚れがツルンと落ちる素材や、フチの裏側がない形状など、メーカーの努力が詰まっています。また、床をサッと拭けるクッションフロアやタイルに変えるのもおすすめ。以前はフローリングも人気でしたが、水ハネによるシミやカビが気になることも。

お手入れの手軽さを優先するなら、水に強い素材が良いですね。

 

② 水道代・電気代の節約になる

 

10年前、20年前のトイレと比べると、最新機種の節水能力は驚くほど進化しています。流す水の量が減れば、当然水道代も下がりますし、環境にも優しい。さらに、使わない時間は自動で節電してくれる便座なら、電気代のカットも期待できます。

 

③ 「自分だけの落ち着く空間」がつくれる

 

ここが一番楽しい部分かもしれません。壁紙の一面だけ色を変えてアクセントにしたり、お気に入りの照明をつけたり。 棚に小さな観葉植物を飾るだけでも、殺風景だったトイレが「お気に入りの小部屋」に生まれ変わります。限られた狭い空間だからこそ、思い切って自分の好みを詰め込んでみるのも素敵です。

 

 

気になる費用の相場は?

 

 

では、実際どのくらいお金がかかるのでしょうか。ざっくりとした目安を知っておくと安心です。

 

 

 

【ちょっとした注意点】 

タンクレストイレにして手洗い場を別に新設したり、収納棚を造作したりすると、その分費用はプラスになります。「節水で元を取ろう!」と思っても、工事費がかさみすぎると本末転倒になることも。まずは業者さんに見積もりをお願いして、予算と理想のバランスを見ることが大切です。

 

 

失敗しないために知っておきたい4つのポイント

 

 

「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないために、工事前に確認しておきたいことがいくつかあります。

 

1. 「排水のタイプ」を確認しよう

 

トイレには、水が壁に向かって流れる「壁排水」と、床下に流れる「床排水」があります。これによって選べる便器の種類が変わってくるんです。「このデザインがいい!」と思っても、自宅の配管に合わないと設置できないことも。事前に自宅のタイプを把握しておくとスムーズです。

 

2. 見えない部分の「防水」が大事

 

水回りはどうしても湿気がこもりやすく、見えないところでカビや腐食が進んでいることもあります。リノベーションの際は、表面だけでなく、床下や壁の内部もしっかりチェックしてもらい、必要なら防水工事を行いましょう。

 

3. 「換気」の流れを考える

 

ニオイや湿気をこもらせないために、換気扇の位置や能力も重要です。窓があるか無いか、トイレの広さはどれくらいかに合わせて、適切な換気計画を立てましょう。空気がスッキリ流れると、居心地の良さが全然違います。

 

4. 信頼できる「パートナー(業者)」選び

 

これが一番大切かもしれません。価格の安さだけで選ぶのではなく、実績や保証内容、そして「こちらの要望をしっかり聞いてくれるか」を重視してください。アフターサービスがしっかりしている業者さんなら、万が一トラブルがあった時も安心です。

 

 

まとめ

 

 

トイレのリノベーションは、ただ設備を新しくするだけではありません。毎日使う場所が清潔で、使いやすく、そして自分好みの空間になると、暮らしの質がグッと上がったような気がするものです。

 

「機能性重視でいくか」「デザインにとことんこだわるか」。 まずは、家族で「どんなトイレにしたい?」と話し合ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

もし、「自分たちだけで決めるのは難しい」「おしゃれな事例を見てみたい」という場合は、リノベーション済みの素敵な物件を数多く扱う「カウカモ」のようなサイトを覗いてみるのも一つの手です。理想のトイレがある暮らしのヒントが見つかるかもしれませんよ

 

初回投稿日
2025/12/26
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執筆者
カウカモジャーナル編集部

中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

監修者
1級建築士、宅建士、FP2級Yang

琉球大学大学院理工学部卒。環境建設工学を専攻し、大学院卒業書、建築設計事務所に勤務し、住宅や公共施設など様々な建物の設計に携わる。現在は建築デザイナーとして不動産開発の企画・設計から運営まで行うコンサル会社にて、オフィス設計やリノベーションなどを中心に手がける。趣味は街歩きと珈琲焙煎。空き家を活用して設計事務所と珈琲屋さんを開くことが目標。

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