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ワンルームや1Kのリノベーション費用は?相場や注意点を解説

2026/02/13

 

ワンルームや1Kのリノベーション費用は、目安として平米単価でおおよそ10~20万円に収まることが多いです。とはいえ、工事範囲や設備のグレード次第で上下します。まずは相場感を押さえつつ、自室の面積とやりたい内容を並べて見積もりを取りましょう。本記事では、部位ごとの考え方や、費用を抑えるコツまで順にたどります。

 

※本記事での「ワンルーム」は居室とキッチンが一体、「1K」は居室と独立キッチンの間取りを指します。

 

 

リノベーションの種類

 

 

リノベーションといっても幅があります。大きくは「部分リノベ」と「フルリノベ」に分けて考えると整理しやすくなります。

 

部分的なリノベーション

 

特定の場所や設備だけを改修する方法です。たとえばキッチン交換、浴室や洗面の更新、壁紙の張り替えや床材の変更など。比較的短期間で終えやすく、住みながらの工事に向くケースもあります。限られた予算で部分的に雰囲気などを変えたいときに選ばれやすい進め方です。

 

フルリノベーション

 

内装をいったん解体し、間取りの見直しや配管・配線の更新まで含めてつくり直す大規模な工事です。ワンルームでも、収納計画や動線を作り直すことで使い勝手を大幅に変更できます。

 

工期は内容と工程次第で幅がありますが、ワンルーム規模なら、工事そのものは数週間~1~2か月程度に収まる事例が見られます。設計・申請・資材調達や引っ越し調整を含めると、全体のスケジュールはもう少し長くなる前提で計画すると進めやすくなります。

 

 

ワンルーム/1Kのリノベーションの費用相場

 

 

ワンルームや1Kのリノベ費用は、面積と工事内容で大きく変わります。ここでは、平米単価の目安と、部位ごとの相場感をまとめます。見積もりを取る前の“計算の土台”として使ってください。

 

1室あたりの費用目安

 

マンションのリノベは、平米単価でおおよそ10~20万円が目安です。これを当てはめると、広さ別の概算は次のとおりになります。

 

部屋の広さ費用目安
20㎡200~400万円程度
30㎡300~600万円程度
50㎡500~1,000万円程度

 

あくまで相場のレンジです。工事範囲(部分/フル)、設備グレード、使用する建材や下地補修の有無で上下します。高級仕様を選ぶと上振れし、部分リノベにとどめれば下振れします。

 

水回り

 

毎日使う場所なので、選択次第で体感が変わる部分になります。

 

設備費用相場
キッチン10~150万円
浴室40~250万円
トイレ5~60万円
洗面所7~40万円

 

1Kの間取りでは、設備サイズや選択肢がコンパクトに限られる分、標準的な交換であれば相場の下振れが起きやすい一方で、古い配管・電気の更新、搬入・養生の難易度、レイアウト変更(とくに3点ユニットの分離)などが入ると一気に上振れします。

 

壁・床

 

面積が限られるワンルーム/1Kは、内装の更新でも印象が大きく変わります。

 

箇所費用相場
壁紙張替え5~8万円
床材張替え10~20万円

 

素材や下地の状態で幅が出ます。色や質感はサンプルを壁・床に当てて確認しておくと仕上がりが想像しやすくなります。

 

収納・ゾーニング(ワンルームを保ったまま区切る)

 

小さな空間ほど、収納計画と“ゆるやかな区切り(ゾーニング)”が効いてきます。壁で完全に仕切るのではなく、可動式や透過性のある要素でエリア分けすると、ワンルームの一体感を保ちながら使い分けがしやすくなります。

 

項目費用相場
収納数万~20万円
可動パーティション/スクリーン数万円~30万円(置き型・突っ張り式・折れ戸式など)
カーテン/レール設置数千円~数万円(最も手軽。透過・遮光の布でメリハリを調整)

 

室内窓やスリットのある間仕切り、腰高の造作棚など“視線のみを切る”工夫は、一体空間のまま雰囲気を変えたいときに向いています。

 

天井までの固定壁+ドアで完全に個室化すると、ワンルームの表記から外れる判断をされる場合があります。間取り表記や管理規約への影響が気になるときは、事前に管理組合・仲介会社・施工会社へ確認してください。

 

 

費用を抑えるポイント

 

 

ワンルームや1Kのリノベ費用は、どこまで手を入れるかと、どんな仕様にするかで変わってきます。無理のない範囲で効果を出すために、次の順番で考えると整理しやすくなります。

 

部分リノベーションを検討する

 

まずは「ここが変わると暮らしが楽になる」という箇所をはっきりさせます。たとえば水回りだけを更新する、壁紙と床を替えて印象を整える、といった進め方でも体感は十分変わります。いきなり全面更新にこだわらず、優先度の高い場所から着手すると、費用も工期もコントロールしやすくなります。

 

DIYで可能な部分は自分で施工する

 

自分で手を動かすなら、塗装や壁紙の張り替え、棚の取り付けなどの仕上げ作業が安心です。電気配線や分電盤まわり、給排水の切り回しは専門領域なので、品質と安全のために施工会社へ任せる前提で計画しておくと進めやすくなります。

 

既存の設備や建具を活かす

 

本体を丸ごと替えなくても、見える部分の更新で印象は変わります。キッチンなら扉材や取っ手、ワークトップだけを交換する方法があります。建具も枠は残して扉のみ新調したり、面材を貼り替えたりといった選択が可能です。傷み具合や取り付け条件は現地で確認してもらうと判断が早まります。

 

複数の業者から見積もりを取る

 

同じ工事でも、会社ごとに金額や含まれる範囲が異なることがあります。平米数や品番、下地補修の範囲、養生・廃材処分の扱いなど、前提条件をそろえて見積もりを依頼すると、差の理由が見えやすくなります。金額が極端に低い場合は、仕様の簡略化や作業範囲の省略が含まれていないか、内訳を確認してから判断すると安心につながります。

 

 

ワンルームや1Kのリノベーションの注意点

 

 

ワンルームや1Kを手直しするときは、先に確認しておくと進めやすくなるポイントがあります。

 

マンションの管理規約を確認する

 

まずは管理規約と使用細則を読み、工事可否や条件を押さえます。共用部の養生方法、作業可能な曜日・時間帯、騒音作業の取り扱い、搬入経路の指定、申請書類(図面・工程表・誓約書など)の提出先と期日が定められていることが多いです。

 

構造に関わる変更や水回り位置の移動は、個別の承認が必要になる場合があります。迷う点は管理会社や管理組合に事前照会しておくと行き違いを避けられます。

 

工事期間中の住まいを考える

 

住みながら進められる工事もありますが、ワンルームや1Kは生活空間と施工範囲が重なりやすく、仮住まいを併用したほうが現実的なケースがあります。工事の規模や工程によりますが、部分リノベは数日~数週間、解体・配管更新・間取り調整まで含む大掛かりな内容は工事期間だけで数週間~2か月程度の事例が見られます。

 

設計や申請、資材調達、引っ越しの調整まで含めると全体スケジュールは長くなる前提で計画しておくと安心です。住みながら実施する場合は、騒音・粉じん・水や電気の一時停止について、事前に施工会社と具体的な工程をすり合わせておきます。

 

設備の保証内容を把握しておく

 

キッチンや浴室などの設備にはメーカー保証が付くのが一般的ですが、対象範囲や期間、保証開始日(引き渡し時点か設置完了時点か)は製品ごとに異なります。

 

保証書と取扱説明書で条件を確認し、施工会社が提供する工事保証(施工不具合の補修条件・期間)もあわせて書面で控えておくと、万一の対応がスムーズです。

 

限られたスペースの有効活用する

 

ワンルームや1Kでは、動線と収納の設計が住み心地に直結します。固定壁で個室化すると間取り表記が変わる可能性があるため、一体空間を保ちたい場合は、可動パーティションやカーテン、腰高の造作棚、室内窓など“ゆるやかな区切り”でゾーニングするとバランスが取りやすくなります。

 

サイズ感や使い勝手の検討は、スケール図や現地採寸を前提に、施工会社やデザイナーと具体的な寸法で擦り合わせていくと、仕上がりのイメージがブレにくくなります。

 

 

まとめ

 

ワンルームや1Kのリノベ費用は、目安として平米単価で10~20万円に収まることが多いものの、実際の金額は工事範囲や設備グレード、使用材料、下地の状態で大きく前後します。部位ごとに費用の振れ幅も違うため、予算に合わせて優先順位を決めていくと整理しやすくなります。

 

全面更新が理想でも、まずは体感に効く箇所から始める“部分リノベ”という進め方もあります。見積もりは条件(平米数・品番・下地補修・養生や廃材処分の扱いなど)をそろえたうえで複数社を比較し、内容と価格のバランスを確認してから判断すると、納得感のある計画につながります。

 

 

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初回投稿日
2026/02/13
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執筆者
カウカモジャーナル編集部

中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

監修者
1級建築士、宅建士、FP2級Yang

琉球大学大学院理工学部卒。環境建設工学を専攻し、大学院卒業書、建築設計事務所に勤務し、住宅や公共施設など様々な建物の設計に携わる。現在は建築デザイナーとして不動産開発の企画・設計から運営まで行うコンサル会社にて、オフィス設計やリノベーションなどを中心に手がける。趣味は街歩きと珈琲焙煎。空き家を活用して設計事務所と珈琲屋さんを開くことが目標。

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