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室内窓で理想の空間づくり!初心者でも安心の選び方と活用アイデア

2025/01/29

 

室内窓は、光と空間をデザインするアイテム

 

室内窓イメージ

 

室内窓は、部屋と部屋を仕切る壁に設置される窓のこと。外の天候や気温を遮る役割はないものの、通風や採光、そして空間のデザイン要素として大きな役割を果たします。光を通すことで空間の一体感を演出し、家全体に明るさをもたらす魅力があります。

 

特に、リビングとキッチンの間に室内窓を設ければ、キッチンにも自然光が届き、視覚的にも広がりを感じさせる効果が期待できます。築古マンションでは、間仕切りが多く各部屋が暗くなりがちな場合もありますが、室内窓を活用することで、自然光を取り込みつつ、開放感のある空間に変えることが可能です。

 

さらに、プライバシーを保ちながらも光を取り入れる工夫も。フロストガラスや曇りガラスを使えば、視線を遮りつつ柔らかな光を届けてくれるため、寝室やバスルームなど、プライベートな空間にも安心して取り入れられます。

 

 

室内窓の種類と選び方

 

会議室と室内窓イメージ

 

室内窓には、デザインや種類が豊富で、選び方次第で空間の印象が大きく変わります。用途やインテリアに合わせて、最適なものを選ぶことが理想の住まいづくりの鍵となります。

 

ガラスの種類

 

ガラスの選び方一つで、室内窓のデザインと機能が大きく変わります。クリアガラスは、開放感と光を存分に取り込みたい空間にぴったり。リビングとダイニングの間に使うと、光が部屋全体に行き渡り、広々とした明るさを感じさせてくれます。

一方、フロストガラスや曇りガラスは、プライバシーを守りながらも優しい光を拡散してくれるため、バスルームや寝室に最適。空間を柔らかに仕切りつつ、光を取り込みたい場合におすすめです。

 

 

窓枠の素材

 

窓枠の素材は、空間の雰囲気を決める大切なポイント。木製の窓枠は、自然な温もりと柔らかさを与えてくれるため、北欧風やカントリースタイルのインテリアにぴったりです。木の質感が空間にリラックス感をもたらし、居心地の良い空間を作り上げます。

対照的に、スチールやアルミ製の窓枠は、シャープでモダンな印象を演出。インダストリアルやミニマリストな空間にマッチし、特に黒やダークグレーのフレームは、空間を引き締めるアクセントとして効果を発揮します。

 

開閉式と固定式

 

室内窓には、開閉式と固定式の2つのタイプがあります。開閉式は通風を確保したい場所に便利で、キッチンとダイニングの間に設置すれば、料理中の匂いをリビングに漏らすことなく換気が可能です。

一方、固定式はデザイン重視の方におすすめ。採光や視覚的な広がりを重視したい場合に、リビングや寝室の壁に取り入れると、空間にリズムと奥行きを加えながら、広々とした印象を作り出すことができます。

 

空間別の室内窓の選び方

 

キッチンと室内窓イメージ

 

室内窓は、設置する場所や用途に応じて選び方を工夫することで、空間をより快適で魅力的に変えることができます。ここでは、空間別に最適な室内窓の選び方をご紹介します。

 

 

リビングとキッチンをつなぐ室内窓

 

リビングとキッチンの間に室内窓を設置することで、光を取り込みつつ、空間に程よい一体感を生み出します。クリアガラスを使えば、視線を遮ることなく両方の部屋に明るさを届け、キッチンで家事をしながらリビングの様子を見守ることが可能です。家族のコミュニケーションも自然と生まれる、開放感のある空間づくりに最適です。

 

 

子供部屋の室内窓

 

子供部屋に室内窓を取り入れると、親が子供の様子を確認できる安心感が生まれます。フロストガラスを使えばプライバシーを守りつつ、光を通して部屋全体を明るく保つことができます。

 

さらに、カラフルなガラスや遊び心のあるデザインの窓枠を選ぶことで、子供部屋に楽しいアクセントをプラス。親の目が届きやすい設計でありながら、プライバシーもしっかり守ることが可能です。

 

 

バスルームや洗面所に取り入れる室内窓

 

バスルームや洗面所に室内窓を設置すると、閉塞感のある空間に自然光や通風を取り込み、より快適な場所に変わります。

 

バスルームと隣接する部屋に開閉式の室内窓を取り入れれば、湿気を逃がしつつ、明るさをプラス。曇りガラスやフロストガラスを選べば、プライバシーを守りながらもスタイリッシュな雰囲気を演出できます。

 

室内窓のデザインとコーディネートのポイント

 

ベッドルームと室内窓イメージ

 

室内窓は、空間にデザイン性を加え、インテリアの魅力を引き立てる重要な役割を果たします。ここでは、フレームやガラス、カラーコーディネートのポイントについてご紹介します。

 

フレームデザインの選び方

 

フレームのデザイン次第で、室内窓が持つ印象は大きく変わります。細いフレームは軽やかで洗練された印象を与え、モダンやミニマルなインテリアにぴったりです。白やシルバーの細フレームを選べば、空間に自然に溶け込みながらも、室内窓自体の存在感をしっかりと引き立てます。

一方、太いフレームは力強さとインパクトがあり、クラシックやインダストリアルなスタイルに最適。黒やダークグレーの太フレームを選べば、空間にメリハリをつけ、アクセントとしても機能します。デザイン性と実用性を兼ね備えた選択が、室内窓をより魅力的な存在にします。

 

 

ガラスのデザインと安全性

 

ガラスのデザインは、室内窓の機能性と美しさを左右する大切なポイントです。クリアガラスは透明で光を多く取り込むため、空間を広く見せる効果があり、特にリビングやダイニングのように開放感を求める場所に適しています。

一方、フロストガラスや曇りガラスは、プライバシーを保ちながらも柔らかい光を通すため、寝室やバスルームといったプライベートな空間におすすめです。また、安全性を重視したい場合には、飛散防止フィルムや強化ガラスを使用することで、割れにくく、安心して使える室内窓を作ることが可能です。

 

 

カラーコーディネートのポイント

 

室内窓をインテリアに調和させるためには、フレームやガラスの色選びが大切です。空間全体のトーンに合わせることで、統一感のある仕上がりが期待できます。

例えば、ナチュラルなインテリアには、木製フレームの自然な色味がよく馴染みます。モダンな空間には、黒やグレーのフレームを選ぶことで、洗練された印象を引き立てることができます。また、壁や家具とコントラストをつけたフレームカラーを選ぶことで、室内窓をアクセントとして際立たせ、インテリアの主役にすることも可能です。

こうした工夫を取り入れることで、室内窓は単なる仕切り以上に、空間を彩るデザインの要素として活躍します。

 

室内窓の施工と注意点

 

施工前の準備と計画

 

室内窓の設置を考える際、まずは壁の構造や内部にある配管の位置を確認することが大切です。壁の中に電気配線や水道管が通っている場合、それらを避けた安全な場所に窓を設置する必要があります。

また、施工をスムーズに進めるためには、窓のサイズや位置、取り付け方法を事前にしっかりと検討し、必要な手続きを計画的に進めることがポイントです。準備を万全に整えておくことで、理想の空間づくりがスムーズに実現します。

 

 

アフターケアとメンテナンス

 

室内窓を長く美しい状態で使い続けるためには、定期的なお手入れが大切です。ガラス部分は日々の生活で汚れがつきやすいため、専用のクリーナーでこまめに拭くことが効果的です。

フレームも素材に応じたケアが求められます。木製フレームの場合、乾燥によるひび割れを防ぐためにオイルを塗ることが推奨されます。スチールやアルミ製のフレームについては、錆や汚れを防ぐために中性洗剤でのお手入れが適しています。

このような定期的なメンテナンスにより、室内窓の美しさと快適さが保たれ、住まいに長く寄り添うことができます。

 

室内窓の費用相場と予算管理

 

ガラス工事イメージ

 

室内窓の費用相場

 

室内窓の価格は、選ぶ素材やデザイン、施工方法によって幅があります。シンプルなシングルガラスガラスを組み合わせた木製フレームであれば、1箇所あたり10万円前後が目安です。オーダーメイドのデザインやスチールフレームなど、こだわりを取り入れた場合は、20万円以上になることもあります。ガラスの種類も重要で、フロストガラスや強化ガラスは、クリアガラスに比べてコストが高めです。

 

 

リノベーション全体での室内窓の費用の位置づけ

 

リノベーション全体の費用を考える際には、室内窓を設置する場所を工夫することで、デザイン性を保ちつつコストを抑えられます。例えば、リビングやキッチンなど、空間のアクセントになる場所に絞って設置すれば、複数の窓を設置する場合と比べて費用を抑えつつ、効果的な演出が可能です。

さらに、既製品の室内窓を選ぶことで、オーダーメイドに比べて費用を抑えられるメリットもあります。一方、オーダーメイドは空間にピッタリ合った窓を設置できるため、デザインやサイズにこだわりたい方におすすめです。

 

 

予算内で理想を実現するためのコツ

 

予算内で理想の室内窓を実現するためには、素材や施工の工夫がポイントです。例えば、フレームの素材を木材からスチールに変更することで価格を抑えたり、DIYでフレームの塗装をすることでコストダウンが可能です。限られた予算内で高いデザイン性を求める場合は、デザインの重点を置く場所を絞り、効果的な空間づくりを目指しましょう。

 

 

室内窓で実現する理想の暮らし

 

図面イメージ

 

室内窓は、光を取り込み、空間に広がりをもたらしながら、インテリアのアクセントとしても活躍します。適切な選び方や施工、そして予算を上手に組み立てることで、理想の住まいにぐっと近づきます。室内窓を活かして、明るく心地よい暮らしを手に入れましょう。

初回投稿日
2025/01/17
執筆者
カウカモジャーナル編集部

中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

監修者
1級建築士、宅建士、FP2級Yang

琉球大学大学院理工学部卒。環境建設工学を専攻し、大学院卒業書、建築設計事務所に勤務し、住宅や公共施設など様々な建物の設計に携わる。現在は建築デザイナーとして不動産開発の企画・設計から運営まで行うコンサル会社にて、オフィス設計やリノベーションなどを中心に手がける。趣味は街歩きと珈琲焙煎。空き家を活用して設計事務所と珈琲屋さんを開くことが目標。

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