深く柔らかい、もっすもすのグリーンに彩られた私の城。別に田園調布だから……ってわけではないけど、内装に妥協はしないって決めていた。花を飾り、ワインのおつまみにこだわる暮らしが、ここでなら出来る気がする。一緒に、素敵に、暮らそう。いま決意を込めて、隣のパートナーと手を繋ぐ。
大田区田園調布(田園調布駅徒歩7分)
2LDK
/ 56.70㎡
/ 5,280万円
隠しきれない高級感

東京の邸宅街と言ったら、どこを思い浮かべますか? 今回ご紹介する物件の最寄りは、東急東横線・目黒線「田園調布」駅! イメージ通りの、シックでゆったりした駅前広場ですね。ショッピングセンター「東急スクエアガーデンサイト」が隣接しており、お買い物にも便利です。(徒歩7分)
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さっそく住戸へ お邪魔します

こちらは約12帖のLDK。天井やほとんどの壁面をモルタル塗装で仕上げ、足元はホワイトオークの無垢フローリング。天然素材の質感を活かした内装に、自然光がたっぷりと満ちています!
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LDKは北東・南東の二面採光です。メイン採光となる掃出し窓は北東向きですが、開口部が大きいおかげで室内は十分明るいと感じましたよ◎
売主さま
こちらは、細則に基づいてペットと一緒にお住まいいただける物件です。ワンちゃん、ネコちゃんと一緒の暮らしをイメージしてみてくださいね。
ここが 最愛ポイントです

洋室Aとの間の壁面&ドアは、深みあるモスグリーンのアクセント塗装が施されています。これがもう……品のよさと個性の主張のバランスが絶妙で、たまりません……
バルコニーへ 出てみましょう

こちらは6階の住戸です。目の前には低層の住宅が広がっており、陽射しや視界を遮るものは見当たりません。お向かいからの視線を気にする必要がなさそうなのもポイント高いですね!

隣戸との間にしっかり建物の壁があり、プライベート感高めのバルコニーと言えそう。横幅・奥行きともに余裕があるので、アウトドアチェアなどを出して過ごすこともできそうです。
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眼下に延びる大通りはそれほど交通量の多い通りではなさそうですが、サッシの経年のためか、室内でも走行音がちょっと気になりました。この点は現地にてチェックしてみてください!
やっぱり 絵になるLDK

窓を背にパシャリ。続いて、気になるグリーンのドアを開けて隣の洋室Aへ。それから、タイルで彩られた左奥のキッチンエリアへ進みます。この住まい、“普通” の空間がほぼありません……
洋室Aは約4.6帖

バルコニーに面した北東向きの窓のある洋室A。きれいな四角形をしているので、ダブルベッドを置いても動線を圧迫されることはなさそう。

左・窓の反対側にはクローゼットが。モスグリーンの扉がこちらの空間にとってもいいアクセントになっていますね♡/右・洋室Aの窓辺は、ちょっとしたインナーテラス風にフロアタイルを敷いて仕上げてあります。観葉植物やペットグッズなどを並べるのによさそうです。
何度見ても 絵になるLDK

洋室Aを背にしてLDKを見たカット。毎朝寝室を出てこの内装が目に入るたびに、おしゃれな1日が始まりそうな気がしますね。
タイル貼りの キッチンエリア

左・食洗機完備のキッチン。比較的コンパクトなタイプですが、隣に可動棚が造作されていて便利に使えそう。/右・タイル貼りのカウンターは作業台と収納を兼ねており、こちらも棚板の位置を調節可能です。
キッチン横の マルチスペース

キッチン横にある木製のドアを開けると、中はランドリースペースを兼ねた収納空間となっています。ウォークインクローゼット(WIC)としてかさばる衣類を格納したり、パントリーとしてキッチン周りの備品を整理するのに使ったり、マルチな活躍が期待できますよ◎
廊下に出ましょう

左・LDKを背にして玄関を見たカット。廊下はフロアタイル貼りでスマートな印象です。/右・反対側から。玄関には、ルーバー扉が可愛いシューズボックスがふたつ備わっています。頼もしい!
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このあとは、もうひとつの洋室と水まわりをツアーしていきましょう!
洋室Bは約4.9帖

南東向きの腰高窓のある洋室B。クローゼットの横に、造り付けのデスクが用意されているのがうれしいですね♡ 座ってみると、ほどよく籠った感があって集中しやすそうでした。

左・反対側から。/右・クローゼットは奥行きが深く、衣装ケースなどを組み合わせてたっぷりと収納することができそうです。
最後に水まわりへ

左・洗面脱衣室はL字型のカウンターが備わっていて収納力高め。白いタイルはキッチンとお揃いです。/中央・バスルームは1216サイズで、浴室乾燥機を完備しています。/右・さりげないディスプレイカウンター付きのトイレ。小さめですが収納も備わっています。
駅徒歩7分の レトロマンション

左上・手前の2軒を抱えるように建つ、白いタイル貼りの建物(奥)がご紹介のマンションです。1967年築という長い歴史があり、それなりのレトロ感が漂っています。/右上・大通りから奥に入ったところにエントランスが。小さな鯉の泳ぐ池や玉砂利の坪庭があり、個人的にはグッと来ました。/左下・共用ロビーもほんのり昭和な雰囲気。管理人さんは週4日・午前中のご勤務です。/右下・自然光の入る6階の共用廊下。
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田園調布の街を歩くと、古くからの高級住宅街だからか、周辺には築年数を経た建物が多いことに気付きます。こちらのマンションもレトロさはありますが、エリアの雰囲気と合っていていいなと感じましたよ。ぜひ現地にてお確かめください。
繰り広げられる 優雅な日常

左上・田園調布といえば、駅近くのケーキ屋さん「Lepi Dor (レピドール)田園調布」は外せません。2階には喫茶室も併設した堂々たる佇まいです。(徒歩9分)/右上・この地で30年以上続くイタリアンレストラン「パスタRI(アールワン)」。自然光が行き渡るテラス席で、優雅なひと時をどうぞ。(徒歩8分)/左下・ヨーロッパのお城のような外観が目を引くデリカテッセン「Metzgerei SASAKI(メッツゲライ ササキ)」には、本場ドイツ仕込みのハムやソーセージ、パテが並びます。お好みのワインとともに……♡(徒歩9分)/右下・マンションすぐ隣のベーカリー「est Panis(エスト パニス)」には自家製りんご酵母を使ったパンがずらり。料理教室も開催しているそうですよ。(徒歩1分)

カウカモ編集部より
物件をご紹介してきた経験上、これだけ内装が冴えていると、すぐに売れてしまうような気がします……もしこのモスグリーンにときめいている方は、できるだけ早めのご内見がおすすめです。
モルタル、タイル、塗装壁に木製建具、と素材感たっぷりな内装。さらに、パントリー&ランドリースペースの確保や、インナーテラス風の窓辺など、見た目だけでなく暮らしやすさへのリアルな配慮がされているのも好印象◎ 6階ですので見晴らしも上々ですよ!
ネガティブな点を敢えてお伝えするなら、住戸の窓サッシや玄関扉には相応の経年を感じます。眼下の田園調布通りを車が通ると、室内でも音が気になるかもしれません。売主さまによれば2025年7月にサッシ交換がされるようなので、そこに期待です。
品のいい街×心から好きと言える住まいで、パートナーと絵になる暮らしを営みたい方へ。ご内見時には街の雰囲気のよさ(花の飾られたベンチがたくさん♡ パティスリー多し!)をぜひ全身で味わってくださいね!
田園調布の街は、パリ凱旋門周辺の「エトワール」という形式を取り入れて計画されています。駅舎・ロータリーを中心に、放射道路と環状道路を組み合わせた都市デザインは “端正” そのもの。