この住まいは、3つの素材で紡がれる。温もりあるオークの無垢フローリング、静けさを醸すモルタルの壁、清らかな白タイル。それぞれが調和し、空間を形づくっている。窓から覗くのは、田園調布の整った街並みと、街が育んできた気品。住まいと街が交差しながら、暮らしという第四章がここから始まる。
大田区田園調布(田園調布駅徒歩8分)
2LDK
/ 47.73㎡
/ 4,980万円
目を惹く モルタル塗装

こんにちは、カウカモです。今回は素材使いが光る内装の住戸をご紹介! まずは約11.9帖のLDKから。
cowcamo

床は木目のきれいなホワイトオーク材の無垢フローリング。天井は躯体現しで高さがあって、空間が広く感じられます。白く塗装されていることで、硬質感も和らいでいますね。

こちらは、モルタルで塗装された壁面。このワンポイントで室内の雰囲気がグッと引き締まります。
白タイルが 素敵

細長い白タイルがあしらわれた対面キッチン。床も大判のタイルで切り替わっていて清掃性に優れています。3口コンロと食洗機もしっかりと完備。

料理中に視線をあげると、こんな感じ。抜けのある景色が見えますね!バルコニーに出てみましょう。
おー!

眺望は、この開放感。低層住宅が広がっているので、遠くの方まで見渡せますよ。

バルコニーにはちょっとした花壇が。南西向きで日当たりもよいので、植物もすくすくと育ってくれそう。
LDKに戻って

では、右手の開き戸から洋室Aに参りましょう。
約4.8帖の洋室A

引き戸収納付きのシンプルな居室です。こちらからも抜けのよい眺望を楽しめますね。
約4.3帖の洋室B

共用廊下に面した窓は曇りガラスで、視線をカバーできます。可動式のオープンラックと折れ戸収納付きです。
水まわりも 抜かりなし

左・キッチン同様の白タイルに、モルタルカウンターが設えられた洗面台。/中央・1116サイズのバスルーム。浴室乾燥機と追い焚き付きです。/右・吊り戸棚が備わったシンプルなトイレ。
お邪魔しました

玄関にはルーバードアの収納がずらり。LDK側のガラス扉からはキッチンしか見えないため、来客があってもプライバシー面は安心です。
マンションは 環八通り沿い

左上・1971年築、総戸数40戸のマンション。1階部分は柱のみのピロティですが、2023年に耐震補強工事が行われ、耐震面がきちんとケアされています。/右上・エントランスに入ってすぐ左手には管理人室が。平日週4日勤務です。/左下・エレベーターも同空間に。/右下・住戸は6階所在です。
気品漂う街

最寄りは、東急東横線・目黒線「田園調布」駅。「渋谷」駅まで乗車時間約14分でアクセスできるうえ、沿線には魅力的なスポットがたくさん。

駅のロータリー前にあるカフェ「pelican coffee(ペリカンコーヒー)」では朝7:30からモーニングがいただけます。(徒歩9分)

堂々たる佇まいのスイーツ店「Lepi Dor (レピドール)田園調布」。1階は季節のオリジナルケーキやクッキーが並ぶ売店、2階はそのスイーツをいただける喫茶室になっています。(徒歩9分)

カウカモ編集部より
暮らしの舞台は「田園調布」。邸宅街としてご存じの方も多いかと思いますが、街づくりを手掛けたのは渋沢栄一氏。 “自然との調和” を重んじた当時の理念は、「田園調布憲章」という街の景観を守る決まりとなって、今現在も受け継がれているようです。
気品とともに感じられる、飾らない豊かさ。この住まいは内装だけでなく、そんな街の雰囲気も素敵だなと思います。
北西と南西の二面採光なので明るいですね!