都心の高層階からの眺めは、ありのままで十分に美しい。だから、内装はできるだけ装飾を排して、シンプルな仕立てに。開放的なテラスで夕暮れを迎えたら、間接照明でムードを醸すリビングにて、映画鑑賞でもいかがでしょう。
新宿区南元町(信濃町駅徒歩7分)
3LDK
/ 88.50㎡
/ 12,480万円
cowcamo
存在感を放つ レトロマンション
総戸数158戸の大規模マンション。茶タイル貼りのレトロな姿と相まって、閑静な住宅街の中でも存在感を放っています。竣工は1978年。
左上・庇(ひさし)のあるエントランス。/右上・共用ホールは広々とした空間で、艶のある壁面や天井からもレトロな雰囲気が漂います。オートロックも完備。/左下・エレベーターは3基あるため、忙しい朝の時間帯でも混まずに利用できそう。/右下・住戸は8階所在です。
cowcamo
こちらのマンションでは、2017年に玄関扉交換工事、2019年にサッシ改修工事が行われており、そのほか排水管更新や補修工事などのメンテナンスも適宜実施されています。
お邪魔します
タイル敷きの玄関。左手の開き戸の中はトイレです。右手には下足入れを用意しています。
左・左手前から洋室C、右の開き戸から洗面室にアクセスできます。/右・LDKに入ってすぐ右手にはランドリースペースが。
二面に広がる パノラマビュー
約27.4帖の開放的なLDK。北側と東側のほとんどが窓になっており、空間がより広く感じられます。
企画担当
廊下スペースを最小限に抑えることで、LDKの広さと開放感を最大限に引き出しました。
内装は白を基調とした、シンプルな仕立て。リビングダイニングのベースクロスには漆喰調の素材を使用します。
企画担当
LDKのダイナミックなパノラマビューを活かすため、室内の装飾は引き算式に組み立て、シンプルで洗練された雰囲気に仕立てます。
さらに、お部屋の雰囲気を引き立てるギミックもご用意しています。
ムードを演出
テラス側のカーテンボックスには間接照明が。カーテンにゆらめく陰影が、夜のしっとりとしたムードを演出します。
別角度からのカット。照明は調光機能がついているので、シーンに合わせて明るさを調整いただけます。
企画担当
漆喰調のベースクロスにより、明かりが柔らかく室内に広がり、繊細な空気感を生みます。
都会の街を見渡して
街を見渡せる開放的なテラス。都心ながらも抜けがあって、気持ちのよい眺めです。
日を改めて撮影したテラスの別カット。インフィニティチェアを置いて寝転びながら空を仰ぐもよし、テーブルも置いてリビングのように過ごすもよし。自宅で気軽にリラックスできるのがうれしい。
上・東側はナイスビュー。「迎賓館赤坂離宮」のグリーンも見えます。/左下・北西側の眺望。/右下・北側はマンションと向かい合わせ。ある程度距離は取れているため、圧迫感はありません。
LDKに戻って
右手奥がキッチン、その左隣の開き戸から洋室Aにアクセスできます。
利便性の高い II型キッチン
カウカモオリジナルのII型キッチン。天板は、汚れがサッと拭き取りやすいステンレスバイブレーション仕上げです。
食洗機と3口コンロを備えています。
企画担当
線の細いタイルや直線的な金属の要素をキッチンに集約することで、意匠の重心が室内に散らないようにしました。
隣の洋室Aへ
広さは約4.7帖。東側の窓からバルコニーに出られます。
洋室Aの反対側のカット。折れ戸2枚分の収納も完備しています。
工事中の写真からバルコニーをチェック。抜けのある眺望は室内からでも十分に堪能できます。手すり部分には物干し金具が備わっていますよ。
企画担当
リノベーション後は、左の窓がLD側、右の窓が洋室A側に分けられます。サッシは2019年に交換済みです。
cowcamo
バルコニーとテラスはつながっています。
再びLDKへ
対角側にある開き戸の先は洋室B、その隣の折れ戸は収納スペースです。
企画担当
ダイニングテーブルの奥の壁にはピクチャーレールを用意しています。絵画を描ければ、漆喰調のクロスの雰囲気も相まって、美術館のような雰囲気も感じられます。
約6帖の洋室B
クローゼットが備わった洋室B。ダブルベッドを置いたイメージはこちら。
北側の窓からはテラスに出ることもできます。
約5.2帖の洋室C
廊下からアクセスできる洋室C。西向きの窓は共用部に面しています。
こちらにも収納スペースを完備。
水まわり
左・横幅1.2mのワイドな洗面台。複数人でも快適にご利用いただけます。/右・トイレは吊り戸棚付きです。
企画担当
洗面台は、キッチンと同様にオリジナルの面材を採用しています。
主要駅にアクセスしやすい 「信濃町」
左上・最寄りは、中央・総武線「信濃町」駅。「新宿」駅までは電車利用で約6分、そのほか「四ツ谷」「東京」などの駅へのアクセスも良好です。(徒歩7分)/右上・円形の開口が特徴的な「信濃町煉瓦館」。オフィスビルとして利用されている建物です。(徒歩8分)/左下・「聖徳記念絵画館」では、明治天皇・昭憲皇太后がご存命だった時代の出来事を描いた、大きな壁画が展示されています。(徒歩12分)/右下・「明治神宮外苑」の銀杏並木も徒歩圏内。青山口から円周道路までの間には、146本もの銀杏が植えられているそうです。(徒歩14分)
カウカモ編集部より
LDの二面に広がる大きな窓。高層階からの景色を室内からでも存分に楽しめるというのは、なんとも贅沢です。そのパノラマビューを引き立てるように、内装は白基調のシンプルモダンなデザインに。単調にならないよう、漆喰調のクロスやキッチンのステンレス素材でアクセントを出しているのもポイントです。
テラスでは都心の景色を堪能したり、イスをセットしてくつろいだり。家に外の空気を感じられる居場所があるというのは、気分転換もしやすくて、生活が豊かになりそうな気がします。
立地は主要駅へのアクセスがしやすい「信濃町」。電車利用なら「新宿」駅や「東京」駅、 バス利用なら “青山エリア” にも行きやすいため、都心のオフィスに勤務されている方は、快適に通勤できそうです。
都心の街を眺めながら、ゆとりのある暮らしを送れる住まい。工事中でも内見は可能ですので、ぜひお問い合わせください。
今回ご紹介するのは、カウカモプロデュース物件。現在リノベーション中ですが、完成イメージのCG画像と一緒に、一足早くご紹介いたします。