レトロな木製扉だったり、ガラスブロック窓だったり、モザイクタイルだったり。ノスタルジックな気分に浸れる内装。目新しさだけがいいわけじゃない、ほっと落ち着く懐かしさも大事だったりする。無邪気だったあの頃の気持ちを思い出させてくれる、そんな住まい。
目黒区目黒(目黒駅徒歩5分)
1LDK
/ 49.37㎡
/ 6,180万円
お邪魔します
ワイドな土間がある玄関。ガラス扉は洗面室につながっています。
廊下を進むと、ガラスブロック窓が。抜け感が生まれるうえ、水紋のような揺らぎが美しい。
無垢材の温もり
こちらは約15.4帖のLDK。無垢を使った床材の温もりで、ほっと落ち着く空間です。
窓側からのカット。間接照明をあしらった天井棚の下にテレビを設置すれば、シアター気分を味わえそう。
陽だまりの ワークスペース
腰窓から日が差し込む陽だまりスペース。窓下の高さに合わせてデスクを置いて、景色を眺めながら作業したくなります。日差しが気になる場合は、ブラインドカーテンをご活用ください。
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バルコニーに 出てみましょう
見晴らしは良好◎ ほのかにグリーンも見えて気持ちのいい眺めです。
バルコニーの広さはコンパクト。南西向きで日当たりがよいため、洗濯物がよく乾きそうです。
室内に戻って キッチンへ
モザイクタイルのレトロな雰囲気が素敵なキッチン。上部の棚はオープンタイプで、すっきりとした印象です。
キッチンはU字型。小回りが利いて料理がしやすそうです。DIY感のある造作棚で作業スペースが拡張されています。
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キッチン上部の穴が気になりますね……。向こう側をチェックしてみましょう!
光が差し込む洋室
こちらは約4.3帖の洋室。キッチン側の壁上部の穴やガラスブロック窓で、光が抜ける造りに。ハンガーラックが用意されているので、衣類が収納できます。
水まわりを ご紹介
左・洋室を出て正面のスペースに水まわりがまとまっています。写真中央の引き戸の先は……/右・トイレでした。豊富な収納スペースがうれしい。
こちらが洗面室。味のあるガラス扉やステンドグラスの室内窓、モザイクタイルなど、レトロな趣がたっぷりと感じられます。
浴室はタイル張り。ハンドシャワーのほかに、レインシャワーも備えています。小窓からは、洋室のガラスブロック窓が覗いています。
坂を登った先の レトロマンション
左上・えんじ色のタイルがレトロな雰囲気を漂わせるマンション。1966年竣工、総戸数は63戸です。/右上・マンション前には、やや急な坂が。階段を登って中へ入ります。/左下・共用ホール。階段裏にエレベーターがあります。/右下・住戸は4階所在。
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共益費は少し重ためですが、2016年に玄関扉が交換されているなど、メンテナンスも定期的に行われています。
賑わう駅前と レトロな商店街
左上・最寄りは「目黒」駅。併設しているショッピングモール「アトレ目黒」にはアパレルショップやスーパーなど、さまざまなショップが入っています。(徒歩5分)/右上・レトロな雰囲気が漂う「権之助坂商店街」。喫茶店や居酒屋など、趣あるお店が並んでいます。(徒歩4分)/左下・イタリアン「トラットリア・イタリア 目黒店」は、石窯で焼いたピザや絶品パスタが味わえると評判のお店。(徒歩5分)/右下・こちらは人気のあまり予約が取れないという焼き鳥屋「鳥しき」。チャンスがあればぜひ訪れてみたい名店です。(徒歩7分)
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「目黒」駅には山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線・三田線の4路線が通っており、「渋谷」や「品川」方面へのアクセスが良好です。
お散歩や気分転換に
マンションから徒歩7分のところには「目黒川」が。春には桜、夏には深緑、秋には紅葉を見ることができます。
カウカモ編集部より
玄関に入った瞬間からレトロな雰囲気が漂う住戸。土間にある緑の木製扉やステンドガラス窓、廊下のガラスブロック窓、キッチンのモザイクタイルなど、随所に懐かしさを感じられる素敵な内装です。LDKの窓辺は光が差し込む陽だまりスペースで、見晴らしのよい眺望が楽しめるのもうれしいポイント。
ただLDKや洋室にある造作の棚や建具はDIY感があり、あまり建て付けがよくない印象。お住まいの際は、多少の手直しが必要かもしれません。
「目黒」駅周辺には多くの商業施設が並んでおり、ファッションやインテリアから生活に欠かせない日用品まで、さまざまショッピングを楽しめます。駅から少し歩くとレトロな商店街もあり、昔懐かしい気分にも浸れます。駅は多くの路線が通っているので、交通アクセスが良好な点も見逃せませんね。
このレトロな雰囲気に包まれる物件で、心温まる日々を過ごしてみてはいかがでしょうか?
取材時は、近くの学校のチャイムが聞こえてきましたよ。昔を思い出して、少し雰囲気に浸ってしまいました。