ファッションもインテリアも、ヴィンテージだからこその味わいがある。それはきっと住まいだってそう。今回ご紹介するのはまだ手が加えられていない、昭和の古きよき時代に生まれたマンションの一室。ポテンシャルを秘めたこの空間を、あなた好みにつくりかえてみませんか?
目黒区目黒(目黒駅徒歩6分)
2DK
/ 47.30㎡
/ 4,980万円
レリーフが目印

「目黒」駅から6分。壁面にレリーフが施されたこちらのヴィンテージマンションが今回ご紹介するマンションです。
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ヴィンテージならではの意匠

ロビーには、シャンデリアと弧を描く階段が。ヴィンテージだからこその意匠が随所にみられます。
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今回ご紹介するのは、5階所在の未改装状態の住戸。リノベーションで間取りや内装をどう仕上げようか、妄想しながらご覧くださいね!
まずは図面をチェック

整形の間取りなので、リノベーションがしやすそうです。
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個室が足りていれば、現況の和室AとLDKを繋げて、広々とした空間をつくってもいいカモ◎
まずはLDKから

南西に面したLDK。窓からは抜けのある景色がチラリと覗きます。

ふた部屋の和室に隣接しています。
ふた部屋まとめてご紹介

和室Aからふすまを解放して和室Bを見たカット。

和室Bから窓の方を向いてみました。続いては、バルコニーに出てみましょう
眺望、抜けてます

取材当日はあいにくのお天気でしたが、晴れに日はもっと気持ちが良いはず!
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バルコニーの手すりが格子状で抜け感があるので、室内からもこの眺望が楽しめます◎

サッシは竣工当時のものではなく、過去に一度交換されていますよ。
廊下をチェック

窓からの光を感じる玄関。入って右手にトイレ、左手に洗面・浴室があります。
最後に水まわりへ

トイレと浴室には、共用廊下に向いた換気窓が付いています。
目黒を散策

飲食店の集まる「権之助坂商店街」(上・徒歩4分)を抜けてしばらく歩くと、「目黒インテリアストリート」と呼ばれる通りに辿り着きます。「Lewis」(左下・徒歩13分)や「ACME Furniture 目黒通り店」(右下・徒歩10分)など、さまざまなインテリアショップが集まっていますよ。
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リノベーションとあわせて、家具選びの妄想も広がりそう……
桜が待ち遠しい

さらに桜の名所、目黒川もご近所。春になるのが待ち遠しい!
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また、このエリアは交通利便性の高さは折り紙つき。
「目黒」駅では、JR山の手線、東京メトロ南北線、都営三田線、東急目黒線が使える他、駅前からは「東京」や「三軒茶屋」「二子玉川」方面へのバス便も発着していますよ。

カウカモ編集部より
この令和の時代にはまず生み出されないであろう、古きよき時代のレガシー。ヴィンテージマンションってそういう類のものだと思います。
外観に施されたレリーフ、ロビーのシャンデリアと弧を描く階段……その雰囲気はどこかヨーロピアン。なんでもこのマンションは、フランスのシャンボール城をモチーフにしてつくられたのだそうです。
今回は、そんなマンションの一室を未改装状態でご紹介。
47.3㎡とひとり〜ふたり暮らしのサイズ感。整形の間取りなのでリノベーションがしやすそうな印象です。
眺望も都心のエリアながら開けていてGOOD。個人的にはバルコニーの手すりに抜け感があるのも推したいポイントです。
未改装状態での販売は期間限定。住まいづくりにチャレンジしたい方、お問い合わせはお早めに!
1972年竣工の古い建物ですが、2023年に大規模修繕工事を実施したばかりで、外観・共用部ともに綺麗にメンテナンスされている印象です。