家族で集まる賑やかな時間も、一人で過ごす時間も、どちらも大切にできる140㎡超の “リノベのハコ”。居室の多さをどう活かすかが腕の見せ所。書斎? 趣味部屋? WIC? 思い思いの空間をイメージしながら、住まいをつくり上げる過程すらも楽しい時間なのです。
豊島区駒込(巣鴨駅徒歩5分)
6LDK
/ 142.72㎡
/ 10,990万円
cowcamo
「巣鴨」駅から 徒歩5分

駅前の賑やかさから離れ、静かな住宅地を進んでいくと今回ご紹介するマンションに到着。竣工は1981年、総戸数は14戸です。
住戸へ行く前に 現況間取り図を確認

現況はなんと6LDK! 専有面積140㎡の広さがうかがい知れますね。ファミリーでもそれぞれのプライベートスペースを確保しながら、ゆったりと過ごせそうです。では、さっそく住戸を拝見しましょう。
まずはLDKから

上・南西向きに大きな掃き出し窓があるLDK。大きな窓ガラスから景色がきれいに切り取られているのが印象的です。/左下・左手の開き戸の先は洋室A。/右下・正面左の開き戸から洋室B、その右隣の開き戸から廊下にアクセスできます。開口の先はキッチン。
cowcamo
羽目板張り天井をそのまま活かすのもよさそうですね〜。一部劣化が気になる部分がありますので、現地でもご確認ください。また、床は遮音等級LL40を満たすフローリングに張り替え可能です◎

キッチンは少し奥まった位置に。かなりワイドなキッチンが入るので、料理がしやすそう。
南西側のバルコニーへ

正面にはグリーンがモリモリ。取材時は10時半くらいだったのですが、正面の建物から聞こえてくる室外機の音以外はとても静かだったのが印象的でした。近くに学校があるので、時間帯によっては賑やかになるかもしれません。

バルコニーは、正面のグリーンを眺めてリラックスするには十分な広さ。庇がなく開放的で、青空をめいっぱい仰げます。
約10帖の洋室A

南西向きの腰窓がふたつある洋室。羽目板張り天井を残しつつ、床をフローリングに変えれば、窓から差し込む光も相まってたっぷりと温もりを感じられそう。
約6.5帖の洋室Bと 約4.5帖の洋室C

上・二面採光の洋室B。南西の角部屋です。/下・洋室Bからアクセスする洋室C。
cowcamo
洋室Bを通らないと洋室Cに辿り着けない間取り。ここは思い切って、洋室Cを広めのWIC(ウォークインクローゼット)にするのもアリかも。いや、書斎という手も……。悩みますね〜。
廊下へ

LDK、和室、洋室Eをつなぐロングな廊下。残りの洋室を順に見ていきましょう。
約7.5帖の和室と 約6帖の洋室D

上・ワイドなサッシが印象的な和室。/下・和室の先にある洋室D。
cowcamo
洋室Dも広めのWICにできそう。これだけ収納スペースが設けられれば、かなりスッキリと過ごせるのでは……?
和室の窓からは、北西側のバルコニーに出られます。チェックしてみましょう。
ながーい 北西側バルコニー

こちらのバルコニーは、洋室Dから洋室Bまで伸びるワイドスパン。奥行きは若干浅めです。

正面にはお向かいのマンションがあるため、視線が重なることがあるカモ。
約6帖の洋室E

こちらが当住戸で紹介する最後の居室。二面採光で、こちらにもWICが設けられています。
cowcamo
水まわりは、LDKの一角からアクセスできます。間取りの変更やサイズ変更の制限が多い場所なので、どの程度リノベーションできるかはエージェントにもご相談くださいね。トイレは廊下側にもあります。
お邪魔しました!

専有面積140㎡を超える住戸のルームツアー、お疲れ様でした! 玄関を上がって右手と左手で、プライベートスペース(洋室)とパブリックスペース(LDK)を分けることもできますよ。
共用部はこちら

オートロック完備でセキュリティ面は安心感あり。住戸は4階所在で、エレベーターのすぐ隣に位置しています。
cowcamo
2023年に大規模修繕工事を実施していることもあり、共用部はきれいに保たれている印象でした。修繕積立金に重きを置いた共益費のバランスも好印象です。
「巣鴨」の 暮らしやすさ

左上・最寄りはJR山手線・都営三田線「巣鴨」駅。スーパーやカフェの入ったコンパクトなショッピングモールが併設しているので、帰りにふらっと立ち寄ることも◎(徒歩5分)/右上・駅前から続く「巣鴨駅前商店街」。昔から続く老舗店が軒を連ねています。(徒歩4分)/左下・「巣鴨地蔵通り商店街」には、地元の方から長く愛される古きよきお店がずらり。歩いているだけでなんだかほっこりとした気持ちになります。(徒歩7分)/右下・日常のお買い物は、24時間営業のスーパー「西友 巣鴨店」が心強い味方。(徒歩4分)

カウカモ編集部より
専有面積は140㎡超え。ファミリーでもそれぞれの時間を大切にしながら、のびのび暮らせる広さがあります。部屋数が多いので「書斎をつくろうかな」「WICにしてみようかな」と、使い方を考えるだけでも楽しくなりそう。
現地で確認したところ取り壊せない壁が多く、間取りの形は大きく変えにくそうですが、その分アイデア次第で住まいの個性を出せます。シアタールームやトレーニングルームなど、自分専用の空間を自宅に作ることもできますよ♪ 二世帯住宅にも十分な広さです。
LDKは窓からの光と羽目板張りの天井がよく似合っていて、温もりのある雰囲気でした。こういった既存のいいところを活かしながらリノベーションプランを考えるのも楽しそうです。洋室Aや洋室Bの天井の一部は少し劣化を感じる部分もあるので、現地で状態をご確認くださいね。
「自分でリノベーション」と聞くと少しハードルが高そうに思えますが、カウカモでは初めての方もしっかりサポートします。『物件価格とリノベ費用をあわせても予算に収まる?』『こんな間取りや設備の変更はできる?』など、気になることは何でもご相談くださいね。
今回は、専有面積140㎡超えのポテンシャルを秘めた未改装物件をご紹介。リノベーションのイメージを膨らませながら、窓や眺望など変わらない部分にも注目しながらご覧ください!