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シューズインクローゼットとは?タイプやメリット・デメリットを紹介

2026/06/10

 

 

「玄関は家の顔」なんてよく言いますが、現実は脱ぎ捨てられた靴や、置き場のない傘で溢れかえりがち……なんてことはありませんか? そんな悩みを解決する救世主として、最近のリノベーションや新築で熱い視線を浴びているのが「シューズインクローゼット」です。

 

でも、いざ導入しようと思うと「ウチの広さで大丈夫?」「どんな形が使いやすいの?」と迷ってしまうもの。今回は、そんなシューズインクローゼットの基本と、自分に合ったスタイルの選び方について、わかりやすく紐解いていきます。

 

 

そもそも「シューズインクローゼット」って?

 

 

シューズインクローゼットとは、その名の通り「靴を履いたまま入れる収納スペース」のこと。単なる下駄箱とは違い、人が中に入って動ける広さがあるのが特徴です。

 

最大の魅力は、靴だけでなく、コートや雨具、ベビーカー、ゴルフバッグといった「外で使うもの」をまるごと飲み込んでくれる包容力。 玄関がスッキリ片付いていると、急な来客があっても慌てずに済みますし、何より毎日家に帰ってきたときの心地よさが違います。「ただいま」と言った瞬間、視界に余計なものが入らない。それだけで、暮らしの質がグッと上がったように感じられるはずです。

 

ちなみに、間取り図では「SC(シューズクローク)」や「SIC(シューズインクローゼット)」と書かれていることが多いので、物件探しの際はチェックしてみてくださいね。

 

 

あなたはどっち派? タイプ別の選び方

 

 

シューズインクローゼットと一口に言っても、その形はさまざま。 広さや「どんな風に使いたいか」によって、選ぶべきタイプが変わってきます。代表的なスタイルを見ていきましょう。

 

 

形で選ぶ:「隠れ家タイプ」か「通り抜けタイプ」か

 

大きく分けると、出入り口の数によって「ウォークイン」と「ウォークスルー」の2つに分類されます。

 

 

 

見た目で選ぶ:「扉あり」か「扉なし」か

 

次に考えるのが、入り口に扉をつけるかどうかです。これも毎日の使い勝手を大きく左右します。

 

 

 

 

暮らしが変わる! 3つの大きなメリット

 

 

シューズインクローゼットがあることで、生活は驚くほどスムーズになります。「ただ収納が増えるだけ」ではない、日々の変化をイメージしてみましょう。

 

「ただいま」から「くつろぎ」までがスムーズに

 

最大のメリットは、帰宅後の動きに無駄がなくなること。 靴を脱いで、コートを掛けて、バッグを置く。これら全てが玄関横の一か所で完結します。「コートを掛けるために、わざわざ寝室のクローゼットまで行く」なんて手間もありません。 特に通り抜けできる「ウォークスルータイプ」なら、上着を脱いでそのまま洗面所で手を洗い、リビングへ……という完璧な流れ(動線)が作れます。毎日の小さなストレスが消えるだけで、家事の効率はぐっと上がります。

 

急な来客でも慌てない「モデルルームのような玄関」

 

「ピンポーン」とチャイムが鳴ったとき、出しっぱなしの靴や子どもの遊び道具に焦った経験はありませんか? シューズインクローゼットがあれば、家族の靴や細々したものは全て隠しておけます。メインの玄関はいつもスッキリ片付いているので、いつ誰が来ても笑顔で迎えられます。 季節外れのブーツや、たまにしか使わない冠婚葬祭用の靴などもまとめて置いておけるので、衣替えの手間が減るのも嬉しいポイントです。

 

家の中に持ち込みたくない「汚れ物」の避難所

 

ベビーカーや子供の外遊びグッズ、キャンプ用品、濡れたレインコート。これらは「外で使うけれど、外には置きっぱなしにできないもの」ですよね。でも、家の中に持ち込むと床が汚れてしまう……。 そんなジレンマも、土足で入れるシューズインクローゼットが解決してくれます。多少泥がついていても気にせず置いておけますし、室内の衛生環境も守れます。ペットのお散歩グッズ置き場としても大活躍します。

 

 

知っておくべき「現実」とデメリット

 

 

もちろん、いいことばかりではありません。設置してから後悔しないために、現実的な課題にも目を向けておきましょう。

 

居住スペースとの「陣取り合戦」

 

人が中に入れるスペースを作るには、最低でも1畳、ベビーカーなどを置くなら1.5畳~2畳ほどの広さが必要です。 限られた床面積の中でこれを確保しようとすると、必然的にリビングや他の部屋、あるいは廊下を狭くすることになります。「広いリビング」と「便利な玄関収納」、どちらが今の暮らしにとって優先順位が高いか、家族会議でじっくり話し合う必要があります。

 

「湿気」と「ニオイ」の対策は必須

 

靴や雨具が集まる場所なので、どうしても湿気がこもりやすく、独特のニオイが発生しがちです。 扉を閉め切るタイプだとカビのリスクが高まりますし、逆にオープンタイプだと玄関ホールにニオイが流れてくることも。 これからプランニングするなら、換気扇や小窓をつけたり、除湿剤やサーキュレーターを置くためのコンセントを用意したりと、空気の流れを作る工夫を忘れずに。

 

普通の下駄箱よりコストがかかる

 

箱型のシューズボックスを置くのに比べると、どうしても費用は高くなります。 壁を立てる工事費、棚板やパイプの材料費、扉をつけるなら建具代……と、こだわればこだわるほど予算は膨らみます。 「本当にそこまでのスペックが必要か?」を一度立ち止まって考えてみることも大切です。コストと利便性のバランスを見極めましょう。

 

 

まとめ:あなたにぴったりの玄関は?

 

 

シューズインクローゼットは、単なる靴箱の進化系ではなく、暮らしのスタイルそのものを変える力を持っています。

 

「玄関はいつもスッキリさせて、お客様を呼びたい」 「キャンプやアウトドアが趣味で、道具を出し入れしやすくしたい」 「花粉やウイルスをリビングに持ち込みたくない」

 

そんな願いがあるなら、導入する価値は十分にあります。一方で、スペースやコストの制約があるのも事実。メリットとデメリットを天秤にかけながら、自分たちにとって「一番心地よい玄関」を探ってみてください。

 

 

カウカモ」では、リノベーションでこだわりのシューズインクローゼットを実現した一点ものの住まいを数多くご紹介しています。「実際の広さはどのくらい?」「どんな使い勝手?」と気になった方は、ぜひカウカモで理想の事例を探してみてくださいね。

 

 

 

初回投稿日
2026/06/10
カウカモのオンライン物件提案
執筆者
カウカモジャーナル編集部

中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

監修者
1級建築士、宅建士、FP2級Yang

琉球大学大学院理工学部卒。環境建設工学を専攻し、大学院卒業書、建築設計事務所に勤務し、住宅や公共施設など様々な建物の設計に携わる。現在は建築デザイナーとして不動産開発の企画・設計から運営まで行うコンサル会社にて、オフィス設計やリノベーションなどを中心に手がける。趣味は街歩きと珈琲焙煎。空き家を活用して設計事務所と珈琲屋さんを開くことが目標。

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