口にしたくなる街 「サンチャ」♪

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左上・東急田園都市線のほか、世田谷線の始発駅でもある「三軒茶屋」。駅周辺は活気に溢れています!(徒歩6分)/右上・このエリアのランドマークである商業施設「キャロットタワー」には、23時まで営業のスーパー「東急ストア」が(450m 徒歩6分)。ほかにも、周辺にはスーパーが多く点在する便利な環境です。/左下・同施設の26階にある無料展望台「キャロットタワー展望台フロア」は夜景が望める穴場スポット! ちなみに、晴れた日には富士山も眺められます。/右下・24時間営業の「ピカソ 三軒茶屋店」もご近所に。生活必需品から、四季折々のパーティーグッズまで、この “激安の殿堂” にお任せあれ。(500m 徒歩7分)

世田谷通りをまっすぐ進み

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「三軒茶屋」駅から歩くこと6分。駅周辺の賑わいが収まった頃に、ご紹介するマンションの姿が見えてきます。交通量の多い世田谷通り沿いに建っていますが、物件は通りの反対側に位置しているのでご安心くださいね。

売主さま

2000年築の、新耐震基準に適合したマンションです。2014年には1回目の大規模修繕工事を実施しております。

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左上・ほんのりヨーロピアンテイスト? なエントランスゲート。異なる質感のタイルを使い分け、マンションのロゴが随所にあしらわれています。/右上・ホールは海外のプチホテルのような雰囲気。右手の管理人室も、フロント風のカウンターになっていてちょっと可愛い。奥には集合ポスト&宅配ボックスがあります。ではオートロックを抜けて、エレベーターへ向かいましょう。/左下・住戸へ行く前に、地下のトランクルームをチェック! 1住戸につき1区画ずつ、こちらのトランクルームの専用使用権が付いていて、月額500円で利用可能ですよ◎/右下・さて……ご紹介するのは、4階の角住戸。共用廊下の突き当たりに柵が設けられ、専用のポーチが広がっています。

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間取り図を見ていただくと分かりやすいかと思いますが、ポーチはこの後見ていくバルコニーと同じくらいの、余裕ある大きさ。全ての住戸に付いているわけではないので、ちょっと特別感があってテンションが上がります!

それでは 扉をあけて

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左・ホワイトの玄関扉に、金色のマンションロゴとドアノブが。コロンとした門灯も、ほんのりヨーロピアンな世界観が統一されていて可愛い。/右・窓から自然光の入る玄関。換気も楽にできそうですね。まずは、廊下の突き当たりにあるLDKへ進みましょう。

カーブに心ときめく

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おおっ! 天気は曇りなのに、開放感があって明るい! 優しく膨らんだ北側の壁に、腰高窓が並んでいます。

窓の向こうはこんな感じ

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視界いっぱいに広がる空と街並み。これは、晴れた日にはかなり気持ちよさそうです♡ 右端にはキャロットタワーの姿も見えています。

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曲面いっぱいの窓に向かい、シャーッとカーテンを開ける(閉める)のは実に気分爽快でした。「1日が始まる(終わる)〜!」って感じですね。

改めてLDK

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LDKの広さは約17.9帖。梁が下がっている部分は天井高が190㎝程度と低くなっているため、背の高い方はご注意ください。窓のおかげで水平方向の広がりが強く感じられることもあり、身長160㎝未満の私は気になりませんでした。

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それでは写真中央の掃き出し窓からバルコニーへ出て、その後に茶色いドアの向こうの洋室Aへ。続けて、隣のキッチンへ進んで行きますね。

ある意味で グリーンビュー?

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バルコニーはLDK〜お隣の洋室Aにまたがっています。西向きなので、午後の日差しで洗濯物がしっかり乾きそう。お向かいのグリーンの建物とはやや距離が近いものの、共用廊下側を向いているので、そこまで視線を気にせず過ごせそうです。

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世田谷通りとは反対向きですので、バルコニーに出ても車の走行音は特に気になりませんでした♪ 音の感じ方はそれぞれですので、心配な方は現地にてご確認くださいませ。

続いて洋室Aへ

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こちらの広さは約6.1帖。窓辺の梁はなかなか存在感がありますので、その下にはベッドを配置するとちょうどいいかも。LDKとは雰囲気を変えて、壁には落ち着いたベージュのアクセントクロスがあしらわれています。

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左・窓の反対側には、天井までの高さがあるクローゼットがふたつ備わっています。/右・ジャジャン! ご夫婦おふたり分の衣類でも受け止めてくれそうな収納容量です。

さて キッチンにやって来ました

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洋室Aを出て、お隣に位置しているキッチンへ。リビング空間からやや奥まっているクローズドタイプで、しっかりと厨房空間を確保しています。思い切り作業に集中することもできるし、来客時に生活感が出にくいのもメリットと言えますね。もちろん、シンク横からのぞけばリビングにいる家族の気配を感じることもできますよ。

売主さま

ワークトップは人造大理石製の一体形状で、なめらかに仕上げてあります。隙間や段差が無いのでお手入れが簡単ですよ。浄水機能付きの水栓は、ドイツ・GROHE(グローエ)社製です。

ではでは 廊下に戻って

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左・ドアは左手から時計まわりに、水まわり〜洋室B〜トイレにつながっています。/右・トイレにはスリムな収納棚付き。最上段にストックした紙には手が届くかちょっと心配ですが、その心意気がうれしい。

洋室Bへ

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左・こちらの広さは約5.3帖。先ほどの洋室Aと同じく、梁下の天井高が低くなっています。出窓の向こうは共用廊下かな? と思って開けてみると、この住戸のポーチでした。家族しか通らないと思うと、よりリラックスして暮らせそうですね。/右・反対側には背の高いクローゼットが備わっています。

最後に水まわりを 見てみましょう

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左・さすが角住戸、窓が多い! 洗面脱衣室も窓付きです。壁には、植物モチーフのエンボス加工が施されたクロスがあしらわれています。/右・バスルームは余裕を感じる1418サイズ。ゆったりめのバスタブで、のんびり羽根を伸ばすことができそうですね。

住みたくなる街 「サンチャ」♪

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左上・世田谷通りには、オシャレな飲食店がたくさん。マンションの3軒隣には、イギリスの田舎町ドーセットからやって来たベーカリー「Mulberry Manor(マルベリー マナー)」が。日本ではレアな、英国伝統のパイやスイーツをいただけます。(33m 徒歩1分)/右上・反対側のお隣には、自社焙煎のビーンズショップ兼コーヒースタンド「Obscura Mart(オブスキュラマート)」が。ご近所さんたちも毎日のように立ち寄っているという人気店です♡ (15m 徒歩1分)/左下・そして三軒茶屋の美味しいパン屋といったら、必ず名前があがる「小麦と酵母 濱田屋」もすぐ近くに。焼きたてパンが冷めない距離だなんて、本当に羨ましい……!(200m 徒歩3分)/右下・「三軒茶屋」駅のほか、最寄りの世田谷線「西太子堂」駅も忘れてはいけません(徒歩3分)。タイミングよく、豪徳寺にちなんだ “招き猫モデル” の車両を捉えることができました。休日にはぶらりと、世田谷線沿線さんぽなんていかがでしょうか?

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カウカモ編集部より

優しいカーブを描くカーテンレールが心をくすぐる、ちょっぴり個性的な間取りが魅力の物件です。記事内でもお伝えしたように、天井高が低くなっている部分があるのが玉にキズ? いやいやそれよりも、LDKに入った瞬間に目の前に連続する窓のインパクトが大きくて、水平方向の広がりを強く感じるんです。そのおかげで、天井高のことは思いのほか気になりませんでした。これは実際に現地で実感してみていただければと思います!

個人的に、曲面がある物件には特に魅力を感じてしまいます。カーブを描きながら窓が並んでいるデザインって、まるで美術館のような雰囲気。お好きな方にはきっとたまらないはず! 家具の配置は箱型の空間よりも難度がやや上がりますが、そこは楽しみながらセンスを発揮してください。

バルコニーの眺望はお向かいの建物で遮られてしまっていますが、その代わり、腰高窓からは遠くの街並みまで見渡せる気持ちいいビュー。晴れた日には、LDKに居るだけで清々しい気持ちになれそうです。キッチンは作業に集中できるクローズドタイプで、ドアが無いのでほどよくリビングの気配を感じることもできます。

ただ、ふたつの洋室では、ちょっと梁下の天井高が気になりました。うーん、正直、懸念になりそうな点といえばこれくらいかも? 交通量の多い世田谷通り沿いのマンションですが、住戸はそれと反対側を向いていますので、取材時には騒音も特に聞こえてきませんでしたよ。

今回ご紹介するのは、築年数の経っている建物はちょっと……という方にもご検討いただきやすい、2000年生まれのマンション。もちろん新耐震基準に適合していますし、オートロックや宅配ボックス、地下トランクルームといった設備も整っています。暮らしていく上でのストレスが少ない物件と言えそうです。ほんのりヨーロピアンな装飾も可愛いですよ♡

そしてもうひとついいなと思ったのは、住戸の玄関扉の前にゆったりとした専用ポーチが付いているところ。共用廊下とは柵で区切られ、だいぶ奥まった場所にこちらの住戸は位置しています。玄関まわりのプライベート性が高めなのって、なんとなくうれしいポイントではないでしょうか。

賑やかな「三軒茶屋」の駅前から、マンションまでは世田谷通りをまっすぐ歩いて6分。人も車も多く行き交い、夜でも歩きやすそうな道のりです◎ そして羨ましくなってしまうような珠玉の飲食店たちが、その通り道に……。


天井がスコーンと高いことが必須条件でないのでしたら、立地にも建物にも住戸にも魅力が多く、素直にオススメしたいと思う物件です。LDKのカーテンを左右にシャ〜ッと開けるのがとっても気持ちいいので、ご内見時にはぜひお試しくださいね。

writer / editor:小杉 美香