カウカモでまさに “一点もの” の住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」。

今回は馴染みの東横線沿線で中古物件を購入し、部分リノベーションされたご夫婦のもとを訪ねました。

《プロフィール》
名前：Tさん（旦那さま） / Kさん（奥さま）
年齢：おふたりとも40代前半
職業：会社員（エンタメ系）/ 会社員（事務系）
趣味：ゴルフ / 読書、猫のお世話

《この住まいについて》
場所：東急東横線沿線
間取り：1LDK
面積：51.51m²
築年数：築29年（取材時）
追加リノベ：収納の追加、浴室など
支払い額（以前と比べて）：広さは約0.8倍になり、支払い額は10万円ダウン

家を探し始めたきっかけ：コロナ禍を経て価値観に変化が生まれて
家探し期間：４ヶ月
内見数：９軒

Q１：以前の住まいは？

Kさん：東横線沿いの賃貸マンションに住んでいました。家を買ったきっかけは、コロナ禍を経て、なるべく物を持たない暮らしにシフトしたいと感じたからです。

Tさん：今より10㎡ほど広い家だったんですが、広ければ広いほど物って増えてしまいますからね。

ふたりで暮らすのに必要十分な広さ、かつペット可という条件で家探しを始めました。

Q２：《中古を買ってリノベーション》以外の選択肢は検討した？

Tさん：最初は賃貸も視野に入れていました。ただ、ペット可の賃貸物件はあまり見つかりませんでしたし、条件のいい物件だと家賃がかさんでしまうので、それだったら購入してもいいかなと。

ファイナンシャルプランナーの方にも、購入か賃貸どちらが自分たちに合っているかを相談して、最終的に買うことに決めました。

Q３：この街《東横線沿い》にした理由は？

Kさん：お互いの職場へのアクセス面と街の雰囲気ですかね。大きな街が近いけれど、ガヤガヤしていない感じがよくって。

Tさん：もともと東横沿線に馴染みがありましたし、近隣に住んでいる知人からもこのあたりは暮らしやすいと聞いていたんです。

Q４：この家に決めた理由は?

Kさん：ひとことで言うと、すべての科目で平均点を取っているような物件だったからです。

Tさん：駅からの徒歩分数であったり、築年数、耐震性と色々要素があるなかで、全部が75点みたいな（笑） 内見に行くと「〇〇はいいけど、××はイマイチ」という物件が多かったんですが、ここはダメな部分が見つからなかったんですよね。

Kさん：あとは、部屋に入った瞬間に自分たちが暮らしているイメージが自然と浮かんできたというのも大きいです。

Q５：リノベーションでこだわったポイントは？

Kさん：前のオーナーさんがフルリノベーションで造った内装が気に入っていたので、大きくは変えていませんが、収納を増やしました。

目立ったところで言うと、キッチン下やワークスペースとして使われていた場所に新しく棚を付けています。

Q６： 購入にあたって不安に感じたことや乗り越えたことは？

Kさん：購入すると言っても、月々のローンの返済は家賃の支払いと感覚的にそう変わらないので、大きな不安はふたりともなかったかと思います。

Tさん：あえてあげるなら、もともと買うつもりで動いていなかったので、不動産購入の知識が最初は全くなかったことですかね。

そこは担当の鈴木さんがいつでも相談に乗ってくれましたし、ローンのことや書類の書き方まで丁寧に教えてくれたので助かりました。

収納の追加リノベのほか、浴室も新しいものに取り替えられました。

Q７：カウカモで家を買ってみてどうだった？

Tさん：予算面だけじゃなくて「自分たちのしたい暮らしに合うかどうか」を基準に家を探してくれるスタイルがよかったです。

Kさん：それに鈴木さんが親しみやすい方なので、家探し自体がすごく楽しかったですよ。

Q８：この家のお気に入りの場所は？

Kさん：わたしはインナーテラスですね。見晴らしがすごくいいですし、日向ぼっこをしているにゃんこと過ごす時間が幸せで。

Tさん：リビングダイニングは居心地がいいですし、洗面もダブルボウルで気に入ってます。

Q９：これから家探しをする人にアドバイスがあれば

Kさん：最初は、自分たちが本当に家を買うなんて思ってもみなかったんですけど、何の気なしに一歩踏み出してみたら、世界が広がりましたね。少しでも興味があったら、無理だと思わず動いてみてもいいのかなと思います。

Tさん：すべてを満たす100点満点の物件はないですから、探し始めたら条件の優先順位を早めに明確にできるといいですよね。

私たちの場合は内見を重ねるうちに、「駅徒歩10分以内」「新耐震基準」「日当たり」「街の雰囲気」が譲れないポイントだと気づいて、この物件にたどり着けました。

■リノベーションマンションで暮らしたいと思ったら

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