建築家・妹島和世氏が手がけた、キューブ型のマンション。住戸は、四角い空間が縦にも横にも連なる特徴的な間取り。多面に設けられた窓から光と風が巡り、暮らしに心地よさとやわらかなリズムをもたらします。ここは、「成城」らしい気品と個性が静かに呼応する住まい。
世田谷区成城(成城学園前駅徒歩10分)
2LDK+フリールーム+デッキテラス
/ 107.57㎡
/ 14,800万円
妹島和世氏が 手がけたマンション

左上・「成城学園前」駅から邸宅街を歩くこと10分。淡いレンガタイル貼りのキューブが目を惹くエントランスに到着。/左下・キューブの中には宅配ボックスが設置されています。/右・エントランス前には呼び出し用のインターホンが。 では、扉を開けて中へ。

こちらがマンションの全体像。整然と並ぶ高低差のあるキューブは、それぞれが住戸です。ラインが整っており、美しさを感じます。2020年には大規模修繕工事を実施済み。なお、ペットは大型犬を含め1住戸につき2匹まで飼育が可能です。
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お邪魔します

玄関を開けて現れたのは、タイル敷きのフリースペース。土間と仕切られることなく床が続いているので、そのまま土足で利用するのもよさそう。広さは約9帖。
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窓が広く取られ、階段はオープン仕様。設計のテーマ通り、光が室内を巡るよう設計されていることがよくわかります。
2階へ

階段を上った先は、約9.2帖のダイニングキッチン。

キッチンは、3口コンロと食洗機を完備。暗い木目の面材が使用され、落ち着いた雰囲気です。エアコンは左上のスペースに収まっているので、使用していないときはすっきりと見せられますね。

キッチンを背に一枚。北東と南西の二面に窓が取られ、とても開放的な空間です。右奥に続くスペースも見ていきましょう。

こちらは、約11.5帖のリビング。こちらも二面に窓が。行く先々で余すことなく光を感じられるというのは、気持ちがいいですね!
奥のスペースに続く 通路の途中に

リビングから奥のスペースに進もうとすると、途中にトイレが。シンプルなデザインで、小ぶりな手洗い器が用意されています。
連なるキューブの 終着点

連なった正方形空間の終着点は、約11.3帖の洋室A。言わずもがな、こちらも二面採光です。

洋室Aは、引き戸で空間を仕切ることが可能。つながる気持ちよさもありますが、個室として利用できる使い勝手のよさも有しているのがありがたい。
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2階の収納は、洋室Aにある2箇所のみ。それぞれ容量は大きめですが、必要に応じて収納家具を買い足してもよさそうです。
地下へ

左・階段を降りると、3つの扉が。左手から時計回りに、水まわり・収納・洋室Bがあります。/右・洗面脱衣室。左右の扉からトイレ、バスルームにアクセスできます。

左・バスルームは、1418サイズ。浴室乾燥機付きです。/右・トイレは2階のもの同様、シンプルなタンクレスタイプ。
約7.2帖の洋室B

一面に収納が用意された洋室B。可動棚側と枕棚・ハンガーパイプ側に分かれおり、用途別に使えそう。
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こちらは自然光が入らないため、シアタールームにうってつけ。地下階ならではの静けさもあって、映画の世界観に没頭できそうですよ。
憧れの “成城エリア”

左上・小田急線の急行停車駅「成城学園前」駅。直結の駅ビル「成城コルティ」には、スーパー・書店・雑貨店など、さまざまなショップが揃っています。「新宿」まで乗車時間約15分でアクセスできる交通利便性も見逃せません。(徒歩10分)/右上・美味しい惣菜を買うなら「成城石井 成城店」。名前の通り、こちらが本店です!(徒歩10分)/左下・老舗洋菓子店「成城アルプス」。特別な日のケーキはこちらでどうぞ。(徒歩10分)/右下・スタイリッシュな韓国料理屋「季朝」。ここのチヂミはお客さんのほとんどが注文するほどの人気メニューなんだとか。(徒歩10分)
カウカモ編集部より
とりわけ2階部分は四角い空間が雁行することで、多面的に窓が配置された光と風が巡る造り。時間帯で差し込む光の角度が変わり、風もまた居室から居室へと抜けていく、心地のよい時間をもたらしてくれる空間です。外観の淡いレンガタイルをまとった姿もどこか愛らしく、帰宅の足取りを自然と弾ませてくれそう。
アートピースのような佇まいと、穏やかな住み心地。品のよい “成城エリア” の個性を楽しめる一邸として、ぜひご検討いただきたい物件です。
建築を手がけたのは「金沢21世紀美術館」を代表作に持つ妹島和世氏。住まいに光と風と緑を取り込むことをテーマにデザインされたのだそう。2008年にはグッドデザイン賞、2009年には日本建築学会作品選集に選ばれています。