ゆるやかに空間が連続する、真っ白な世界。余計なものを削ぎ落とし、自分らしい家具で少しずつ空間を彩るよろこび。場所は隅田川のほど近く。自転車で街へ漕ぎ出し、夢見心地な日々を愉しもう。
墨田区両国(両国駅徒歩7分)
1LDK
/ 58.30㎡
/ 6,480万円
売主さまのご紹介

Iさまご夫婦
2022年にこちらの物件を購入しフルリノベーション。フルリモートになったことから都心を離れる決心をされ、ご売却を検討することに。
水の潤いがある街

今回ご紹介する物件の最寄り駅は「両国」(JR南武線徒歩7分、都営大江戸線徒歩13分)。「馬喰町」駅、「東日本橋」駅も徒歩圏内。下町のイメージが強いエリアですが、隅田川を渡れば東京・神田・秋葉原・上野などにもすぐの距離です。
早速うっとり

玄関ドアを開けた途端に広がるのが、端正なリビングスペース。
cowcamo
売主さま
こちらは、無印良品のリノベーション MUJI INFILL 0 で施工しました。シンプルなデザインは好きでしたし、コンセプトや断熱性能といった点も惹かれたポイントでしたね。

モルタル土間が横長に広く取られており、西向きの窓から陽がさすアンニュイな空間です。
売主さま
室内に入った瞬間、広がりを感じられるようにプランニングしました。
奥へ

ダイニングキッチン。シンプルな床壁天井に、ホワイトキューブのようなキッチンが映えています。
cowcamo
リビングとダイニングキッチンが互い違いな空間構成になっているんですね。
売主さま
緩やかにつなげることで、広すぎず、狭すぎず、開放感のある空間になったと思います。

キッチンは4つ口ガスコンロ、食洗機を完備。向いには白い引き戸がずらっと並んでいます。
シーンを分ける

引き戸を開けるとベッドスペースが登場。

反対側を開けると書斎スペースがお目見え。時間帯によってアレンジが効きそうですね。

ベッドスペースの奥にはクローゼットが。収納量が足りない場合、置き型のものを追加するといいですね。壁面上部にはライティングレールが設置されているため、お好きな位置に照明を足すことも可能です。
バルコニーへ

ちょうど手前に建物がないため、日当たりはしっかり確保できそう。

方位は東。アーチを描く手すりがふたつ並ぶ可愛らしい意匠です。
全体像

床に段差がなく、フラットになっているのもまた魅力。より開放感を持たせたい場合、引き戸を取り払ってワンルームのように使うのもいいかもしれません。

ふたたびリビングスペースへ。売主さまのインテリアのセンスが素敵すぎます。
cowcamo
空間自体はシンプルな設えなので、家具によって大きく印象が変わりそう。
売主さま
インナーサッシを付けたことで断熱性が上がり、夏も冬もエアコン1台で快適に過ごせます。
うっ……♡

猫ちゃんのサービスショット。う、後ろの引き戸の中、拝見いたします……。

左・ゆったりとした洗面脱衣室。ドラム式洗濯機がしっかりと収まっています。/右・白く清潔感のあるバスルーム。浴室乾燥機が付いています。

トイレにも収納を完備。水まわりの床がフローリングになっているのって、実は珍しいかもしれません。
レトロで管理良好な マンション

左上・1983年築、総戸数85戸。修繕計画に基づき、きちんとメンテナンスされてきたマンションです。“凸型” の外観に、アールを描くバルコニーが均等に並んでいるのが可愛い。/右上・緑豊かなアプローチを抜けて共用ロビーへ。/左下・管理人さんは週6日勤務されています。/右下・エレベーターに乗り、住戸のある7階まで。
cowcamo
共用廊下の真横を首都高速道路が走っているため、玄関前ではそれなりの走行音が。ただし、分厚い玄関ドアが採用されていたり、窓が三重になっていたりと、きちんと対策が取られていましたよ。
売主さま
音に関しては、設備の工夫でかなり低減されています。厚みのある玄関ドアや三重サッシのほか、断熱のために増やした玄関側の壁の厚みも音の低減につながっています。
隅田川近辺を開拓

左上・売主さまオススメの「WINESHOP & DINER FUJIMARU 浅草橋店」。ナチュールワインの小売りがあるため、お土産などでよく買いに行くのだとか。(建物2階・徒歩10分)/右上・こちらもオススメいただいた「ちゃんこ川崎」。鳥だけでとった出汁が美味。(徒歩6分)/左下・カフェワークがしたくなったら、ぜひ「喫茶ランドリー」へ。文字通りお洗濯もできますよ。(徒歩7分)/右下・このエリアで暮らすなら、ぜひ自転車を手に入れていただきたいところ。「TOKYO Wheels」ではセンスのいいサイクリングアイテムを多数取り揃えています。(徒歩15分)

「清澄白河」の潮流を感じられる ”森下エリア” もテリトリー。おしゃれなカフェや雑貨屋さんを探しに散策してみるのもよさそう。

カウカモ編集部より
多くを語る必要なく、写真をご覧いただいただけで十分魅力が伝わる物件だと思いました。売主さまの素敵なお人柄がインテリアから伝わってくるようですよね。
60㎡未満という限られた専有面積を、最大限に心地よく過ごせるよう設計されたお住まい。それぞれの領域を重ね合わせたりずらしたりすることで境界が曖昧になり、時間帯や過ごし方に合わせてメリハリのある生活を送れそうな点が何より魅力的に感じました。
首都高速と隣り合わせですが、分厚い玄関ドアや三重サッシによって、音の低減はかなりのもの。室内に入ってしまえば、ほとんど気になりませんでした。
水の潤いを感じられる街。隅田川沿いにある「隅田川テラス」なんかは特に気持ちがいいので、ぜひ内見時にレンタル自転車などを使って周辺を散策していただきたいです。
美しい猫ちゃんが写り込んでいますが、こちらのマンションでは小鳥や猫の飼育が可能です。