こちらは１階〜地下１階にまたがるメゾネットの住戸。玄関のある１階には、約14.4帖の明るいLDKが広がっています。窓沿いに下階への階段があるのって、ちょっと新鮮かも！

壁の一部はアクセントとして塗装で仕上げられ、間接照明と造作のテレビボードが設えてあります。夜のしっとりしたシーンにもよく似合いそうですね。

キッチンはWOODONE製の軽やかなデザインのものをセレクト。さらに奥には、二面に可動棚を備えたゆったりサイズのパントリーが用意されています。

左・ババーン。ドイツ・Miele社製のビルトイン食洗機の頼もしさをご覧ください。ホームパーティ後などに大活躍してくれそうですね。／右・空間を最大限に活用できるよう、背後には作業カウンターを兼ねた造り付けのダイニングテーブルが◎

内装自体はホワイトを基調としたシンプルなものなので、どんなテイストのコーディネートでもしっくり馴染みそう。特筆すべきは、１階の住戸とは思えないポカポカの陽射しです！ 写真右手の陽だまりはペットのお気に入りポジション間違いなし、カモ。

左・LDKと掃出し窓の間に、スリムな階段が。これがちょうど外からの視線や寒気の緩衝エリアとなって、リビングを居心地よくしてくれているよう感じました。／右・窓を開けると、吹き抜けの上にグレーチングバルコニーが架かっています。フェンスの向こうは一般道路ですが、車や人の行き来は比較的少ないようでしたよ。

角度を変えてもう一枚。吹き抜けの下は、こちらの住戸の地下１階ドライエリアです。道路側からマンションの様子をうかがってみましたが、ミラーレースカーテンなどを引けばしっかりプライバシーは守れそうです。

下階に廊下は無く、ゆとりある個室がひとつという潔い間取り。壁の間接照明や、ウォークインクローゼット（WIC）につながるスモークガラスの建具がスタイリッシュな雰囲気です。

左・窓辺は足元にフロアタイルを敷き詰めて、インナーテラス風に仕上げられています。観葉植物を置いたり、室内干しをするのにちょうどよさそうです。／右・WICは約2.5帖のたっぷりサイズ。このエリアを選ぶ方なら、きっとファッションにもこだわりがあるはず……“わかってる” 設計にニヤリとしてしまいますね。

窓の外には、壁で守られた約8.7㎡のドライエリアが広がっています。地下なので日当たりは望めませんが、落ち着いた空気感や静けさはなかなか魅力的。通行人からの視線が届かず、プライベート感も高めです。

左・細目のタイル＆ころんとした置き型ボウルが可愛い洗面化粧台。隣に造り付けの収納棚も用意されていますよ。／右・ユニットバス（1416サイズ）は、TOTOの最高級システムバスの「シンラ」モデルが採用されています。ヘッドレストにもたれて肩湯を浴びれば、日々のお疲れも流れてゆきそう〜。

左・トイレにはコンパクトな手洗い器が備わっています。／右・最後に、玄関からLDKを見てパシャリ。間接照明付きのシューズボックスは奥行きが深く、靴の収納場所にも困らなさそうでした◎

左上・緩やかな坂道に佇む、1996年築・総戸数34戸の品のいいマンションです。／右上・さりげないアーチをくぐってエントランスへ。／左下・共用部はコンパクトなつくりですが、オートロックや宅配ボックスを完備していて清潔感があります。管理人さんは週５日・午前中にご勤務されています。／右下・自然光の入るさわやかな共用廊下。手前が、ご紹介の住戸の玄関扉です。

左上・「表参道」×「青山通り」の交差点にひらかれたアートスポット「OMOTESANDO CROSSING PARK」（徒歩７分）。取材時はフランスの高級メゾン「Cartier」のクリスマスポップアップを開催中でした。うっとり。／右上・南青山でこの建物に目を奪われたことのある人は多いはず。隈研吾デザインの「SunnyHills（サニーヒルズ）青山店」が見えたら物件はすぐそこです。（徒歩２分）／左下・外でお茶したい時は、大人気カフェ「Cafe Kitsune」へ。ご近所だなんて羨ましい。（徒歩４分）／右下・名作収納「コンポニビリ」で知られるイタリアの老舗家具ブランド「Kartell（カルテル）」の旗艦店も徒歩３分の場所に。暮らしの妄想がはかどります！