価値を保つために!中古マンション購入で押さえておきたい6つのポイント 【カウカモジャーナル】
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価値を保つために!中古マンション購入で押さえておきたい6つのポイント

2025/04/29

 

将来の選択肢を広げるために、資産価値を意識して選ぼう

 

中古マンションを購入する際は、将来を見据えた資産価値の視点も意識しておきたいところです。資産価値を維持しやすい物件を選んでおけば、もし売却や買い替えが必要になったときにも、スムーズに手続きが進められ、心の負担を抑えやすくなります。

 

ここでは、資産価値を維持しやすい物件を見極めるためのポイントを整理しました。後悔のないマンション選びに向けて、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

アクセスの良い立地を選ぼう

 

 

まず注目したいのは立地です。一般的に駅に近いエリアは、日常生活の利便性が高く、人気が出やすい傾向にあります。駅にもよりますが、目安として徒歩10分圏内だと利便性が高く評価されやすいです。

 

さらに、大型商業施設が揃う地域や複数路線が利用できるエリア、急行停車駅周辺など、都心へのアクセスが良好なエリアは、安定した需要が見込まれます。

 

 

 

発展が期待されるエリアかどうかもチェックしよう

 

 

物件の資産価値は、立地だけでなく、そのエリア自体の将来性にも大きく影響します。現在注目されているエリアや、今後の開発が予定されている地域を選ぶことで、長期的な資産価値の維持や向上が期待できることもあります。

 

自治体などが公表している都市計画情報(例:再開発計画や交通インフラの整備計画)に目を通しておくと、今後の街の発展をイメージしやすくなります。また、将来的な災害リスクにも備えるため、国や自治体が提供するハザードマップを確認しておくと安心です。

 

参考:国土交通省「都市再生プロジェクトの展開について」

参考:ハザードマップポータルサイト

 

 

管理体制が整っているかを事前に確認しよう

 

 

マンションの資産価値を維持するためには、管理体制の良し悪しも重要なポイントです。外観や共用部分(エントランスやゴミ置き場など)が清潔に保たれているか、定期的な修繕工事が実施されているかを確認すれば、建物が丁寧に維持されているかを判断しやすくなります。

 

また、管理組合がどのような修繕計画を立てているかを把握することも大切です。マンションの大規模修繕は、一般的に12~15年ごとに行われることが多く、計画的に管理されている物件では、築年数が経過しても資産価値を維持しやすくなります。

 

管理状況は、次のような資料からも確認できます。

 

  • 総会議事録
    管理組合の総会で話し合われた内容や決定事項を記録したもの。議事録を読むことで、管理組合が透明性を保ち、居住者の意見を反映しながら誠実に運営されているかを知る手がかりになります。
  • 長期修繕計画案
    数十年先までを見据えた修繕・メンテナンス計画。大規模修繕や設備更新の予定や予算がまとめられており、計画内容が充実しているかどうかは、マンションの長期的な安心感につながります。

 

 

 

築年数や構造をチェックして、安心できる建物を選ぼう

 

 

物件を選ぶ際は、築年数や建物の構造、耐震性をあらかじめ確認しておくことも大切です。特に、1981年に改正された建築基準法に基づく「新耐震基準」に適合した建物は、大きな地震でも倒壊しにくい構造とされており、安心感につながりやすい傾向があります。

 

耐震基準震度5程度の中地震震度6強程度の大地震
新耐震基準 (1981年6月1日以降)軽微なひび割れ程度にとどまる倒壊・崩壊しない
旧耐震基準 (1981年5月31日以前)倒壊・崩壊しない規定がなかった

 

また、断熱性や防音性といった室内環境の性能にも注目すると、住みやすさと快適性を高めることができます。築年数が古い物件でも、こうした性能が改善されていれば、日々の暮らしやすさにつながるでしょう。

 

構造については、一般的に「鉄筋コンクリート造(RC造)」や「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」は耐久性が高く、資産価値を保ちやすい傾向があります。ただし、価値は管理状況や立地条件など複数の要素で決まるため、総合的に判断することが大切です。

 

 

リノベーションで、暮らしと価値をプラスしよう

 

 

購入後にリノベーションを行うことで、暮らしやすさを高めるとともに、将来的な資産価値の維持や向上が期待できる場合があります。たとえば、最新のシステムキッチンへの交換や、断熱性能の強化、省エネ設備の導入などによって、環境にも配慮した住まいへと改善できます。

 

リノベーションによって、暮らしの質を上げながら、将来的に同じ価値観を持つ購入希望者にとっても魅力的な選択肢となることがあります。ニーズに合った仕様や空間に整えることで、物件に新たな価値を加える手段として活用してみるのもおすすめです。

 

 

暮らしの満足度を高める「プラスα」の魅力にも注目

 

 

資産価値に直結するわけではありませんが、生活の快適さや愛着を高める「プラスα」の魅力も、住まい選びの大切な要素です。たとえば、こんなポイントが当てはまる物件は、特定のニーズに強く応えられるかもしれません。

 

 

こうした「暮らしの心地よさ」に関わるポイントは、住んでからの満足感を高めるだけでなく、将来売却や貸出を考えたときにも、同じニーズを持つ次の購入者にとって魅力に映ることがあります。

 

自分や家族がどんな暮らしをしたいか──そんな視点も大切にしながら、住まいを選んでみましょう。

 

 

将来的な価値も考慮して住宅を選びましょう

 

住宅の価値は、築年数や時代の変化によって変動することがあります。だからこそ、「住みやすさ」や「安全性」、そして将来を見据えた資産価値の視点もあわせて意識しておくことが、納得できる選択につながります。

 

迷ったときは、不動産会社や専門家に相談しながら、自分の暮らしに合った物件をじっくり検討してみてください。そうした丁寧な選び方が、将来の安心にもつながっていくはずです。

 

カウカモ」では、資産価値と暮らしやすさのバランスに着目し、厳選した中古・リノベーション物件をご紹介しています。購入からリノベーションまでワンストップでサポートしていますので、理想の住まいをかたちにしたい方は、ぜひカウカモをチェックしてみてください。

初回投稿日
2025/04/29
執筆者
カウカモジャーナル編集部

中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。

監修者
カウカモ・エージェント部

中古・リノベーション住宅の専門エージェントチームとして顧客の理想の暮らしを実現するため、物件選びからリノベーション、インテリアまで幅広く提案。ITツールを活用しつつ、一人ひとりに寄り添ったコンサルティングで、住まい探しから購入後までを一貫してサポートします。顧客志向と専門性を重視し、理想の住まいとの出会いをプロデュースします。

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