売主さまのご紹介

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Yさまファミリー

フォトグラファーのYさま。知人のプロダクトデザイナーと共に、明暗の移ろいを緻密に計算した空間を造り上げました。そんな思い入れのあるお住まいでしたが、もともと奥さまとのふたり暮らしを想定した間取りということもあり、お子さまの成長を見越して手放すことに。

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今回の舞台は湾岸エリアの「芝浦ふ頭」。ビジネスエリアへのアクセスに優れているほか、地上19階・三面角の住戸からは東京湾を見晴らせます。後ほどご紹介しますのでお楽しみに。

奥につれ 明暗がグラデーションしていく

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落ち着きのあるグレートーンの内装。南から北へかけて一直線に延びるLDKは、奥に進むにつれ明るく切り替わっていきます。

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東側にも複数の窓がある三面採光。塗装色だけでなく、光の入り方も計算しグラデーションを完成させています。

売主さま

南側ほど暗い色、北側ほど明るい色で塗装しているので、時間帯によっては空間全体のトーンが均一化されます。

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日当たりのいい空間ですが、グレー塗装のおかげで眩しく感じすぎないため、落ち着いて過ごせそうですね。

奥へ進み

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北側に位置するキッチンは、ライトグレーが基調色。梁やパイプが緩やかにゾーニングしています。

売主さま

パイプにあわせてプラントポットを造作しています。空間の彩度が低いだけに、グリーンがハッキリと映えますよ。

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ぜひ床にもご注目ください。モルタルに玉砂利を混ぜており、単調すぎない模様が浮かんでいるのがとにかく可愛いんです。

キッチンの 直線美

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スタイリッシュな換気扇にIHクッキングヒーター、食洗機を完備した壁付けキッチン。作業スペースが広く、また窓から光が入り、気分良くお料理を楽しめそう。

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冷蔵庫や家電類は、引き戸の中にしまえます。まるで壁かと見間違えるほどスッキリとした装いに、デザイナーのこだわりを感じますね。

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北側のサブバルコニーに面しているので、換気性能も高そうです。

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左・食洗機の収まり方が美しい……。エッジが斜めに落とされているのがポイントです。/右・キッチン窓からの眺め。正面の建物とは距離が取れており視線が気になりません。

この画角も好き……

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キッチン側から見渡すと、リビング側はダークグレーで仕立てられていることがわかります。

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ライトやエアコンが天井に埋め込まれていてスッキリとした印象。それでいて、天井高は約2.4mも確保されているのもポイントです。

売主さま

リビングには、キッチンとデザインを揃えた造作カウンターを設けました。下部はすべて収納になっています。

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リビングの窓辺へ。南向きバルコニーから漏れる光が気持ちいい……!

地上19階 湾岸ビューを堪能

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海上に造られたループ状のゆりかもめやレインボーブリッジ、「フジテレビ」社屋を見晴らす特別感のあるビュー。

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眼下左手には高層ビルを建設中です。正面の抜けは維持されるものの、将来的には一部ビューが変わりますのでご承知おきくださいね。

ワイドバルコニーで乾杯

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LDKと洋室に面するバルコニー。幅と奥行きにゆとりがあり、食事を楽しむこともできそうです。

売主さま

夜景や冬の富士山なども素敵ですよ。

続いては洋室へ

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洋室、洋室、入り口はどこに……?

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スッと扉を開けてくれた売主さま。壁の一部は扉になっているようです。

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開けた状態もきれいですね……! 光を多く採り込みたい時は開放しておくのもよさそうです。

約5帖の洋室

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ダークグレーで落ち着きのある空間。扉の奥にはL字型のウォークインクローゼット(WIC)があります。

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左・南向きのバルコニーに面しています。/右・では、一度LDKへと戻りましょう。

壁の仕掛けを 紐解くと

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キッチン側から壁面を見たカット。まるで継ぎ目のないハコのように見えますが……

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スッ。扉が隠れています。左手には収納と水まわり、右手にはシューズインクローゼット(SIC)がありますよ。

売主さま

見た目のノイズになりそうなスイッチ類は扉の中に隠しています。

水まわりは ダークトーンで

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ブラックの洗面台や丸いミラー、連なる照明がオトナな雰囲気。

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洗面室からはトイレやバスルームにアクセスできます。洗濯機置き場は左手の開き戸の中にあり、これまたスッキリと隠せる仕様です。

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左・ラックと収納付きのタンクレストイレ。/右・石調が美しいバスルーム。1616サイズと広々しているのでゆっくりと過ごせそう。

玄関まわりをチェック

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左・SICは奥行き深め。棚の上段にはスーツケースなどを置けますよ。/右・玄関の境界線はありませんので、マットを敷いてご自由に。右手の壁一面はミラーになっています。

ディテールに クローズアップ

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左上・壁や天井、柱などを、色味や粒度の異なる塗料で塗り分けています。質感の違いと合わせて、ぜひ現地でご確認くださいね。/右上・左手から右手にかけて、徐々に明るい色で塗装している壁面。扉の継ぎ目も目立ちにくく、美しい仕上がりです。/左下・圧迫感を軽減するため、壁と天井の境目にはわずかに隙間を設けています。/右下・同様に、壁と床の境目にも隙間が。ぼんやり影が落ちて軽やかに感じられますね。

夜の表情

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室内からでも夜景を楽しめます。きらびやかな雰囲気が、ムードのある内装によく合いますね。

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天井のライトは真下のみを照らすため、明るさのムラが現れるのも面白いですね。好みに合わせて、間接照明などで光をコントロールしてもいいかも。

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なんという、昼夜のコントラスト。このギャップはたまりません。

2002年生まれ 地上20階建てのマンション

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左上・イエローベージュの外観。2013年に大規模修繕工事を実施しています。/右上・植栽に彩られた、屋根付きのアプローチ。/左下・オートロック付きのエントランス。管理人さんは月〜土曜日の週6日間勤務されています。/右下・エレベーターで19階へ。このフロアには住戸が2つのみで、プライベート感のある造りです。

売主さま

エレベーターにはロックが掛かっており、他フロアの住民が19階に来ることはありません。セキュリティ面で安心できますし、プライベート感を一層強く感じられますよ。

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こちらのマンションでは、細則に基づいてペットと暮らせます。また、ゴミ捨ては24時間可能ですよ。

湾岸エリアに住まう

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左上・最寄り駅はゆりかもめ「芝浦ふ頭」(徒歩4分)。「新橋」や「豊洲」にダイレクトアクセスが可能です。/右上・ジョギングや犬の散歩をしたいときに、水辺に足を運べるのもいいですね。/左下・スーパー「ピーコックストア芝浦アイランド店」がご近所に(徒歩4分)。コンビニは徒歩1分の距離にあり、お買い物のしやすい環境です。/右下・JR山手線「田町」駅も利用可能です。(徒歩13分)

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カウカモ編集部より

フォトグラファーとプロダクトデザイナーの共創により生まれた空間。光の入り方やディテールへのこだわりは、プロならではだと感じました。建築家による設計ともまた違った設えで、非常に楽しい取材となりました。


内見時にご注目いただきたいのは色味と質感です。ご紹介した通り、色味や質感の異なる塗料で塗り分けられているので、写真ではなく実際に目でご確認ください。塗装のムラやザラッとした雰囲気が、単調に感じさせません。フルリノベを実施したのは2020年と、きれいな状態で住み継げるのもうれしいですよね。


湾岸エリアということでアクセス性が高く、またスーパーにも近く生活利便性も良好。ただ住まいが美しいだけじゃなく、暮らしやすさも考慮されている立地ですよ。


なお現在売主さまが居住中ということもあり、ご内見日時には調整が必要な場合がございます。その点はご承知おきください。

writer / editor : 高山 翔矢 ※一部写真は売主さま提供(2022年3月に撮影)