世田谷区梅丘(梅ヶ丘駅)
羨望のメゾネット
ROXI(ロジ)
有名建築家たちが手がけた、ひと続きの屋根の下に綴られた多層的な美。その1室にあるのは、地下とは思えないほどの開放感に溢れたメゾネット型住戸。広い玄関やほんのりと光る行燈のようなガラスブロックに、高い天井へと続く螺旋階段。陽だまりのテラスにて過ごすひとときは、ここ「梅ヶ丘」にて。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
世田谷線
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デザイン性の高い コーポラティブハウス
高い天井、美しいガラスブロック、オブジェのような螺旋階段、パブリックスペースととプライベートスペースを2層で分けるメゾネット。コーポラティブハウスならではのウットリ要素満載な物件です。場所は都心へのアクセスがよく、自然豊かな「梅ヶ丘」。大型犬と暮らすことができるのも魅力◎ 『我こそは住みこなす自信あり!』というDINKSさんやファミリーさんをお待ちしています。
白い大きな船のような外観
それぞれ自由にデザインされた住戸が集まるコーポラティブハウス。内装の個性が、窓の表情からあふれ出ているようです。それらをマルっと包み込む躯体は真っ白い船のようで、通りを歩いていても目を惹く外観。
売主さま
cowcamo
実はこちらの建物、2004年にグッドデザイン賞を受賞しているのだそう。長谷川逸子・建築設計工房OBを中心とし、全体建物設計はSGM環境建築研究所の佐々木聡氏、住宅設計タラオ・ヒイロ・アーキテクツの多羅尾直子氏、共用・住戸内照明デザインはスパンコール/村角千亜希氏が担当されています。2004年「新建築」、「JA」等の雑誌等にも掲載されているとのこと。
長いアプローチを抜けて
左上・区役所西通りに面するエントランス。ガラス扉の先には、細く長く続くアプローチをうかがえます。オートロック付きですので防犯対策も◎ /右上・中に入ると、アプローチに面して自転車置き場が。/左下・共用廊下の奥にある階段から地下へと向かいましょう。/右下・地下1階まで降りてくると、秘密の扉を発見したようなよろこびが(笑) こちらのホールには、3世帯の玄関扉が並んでいます。
売主さま
こちらの住戸は、地下1階と地上1階からなるメゾネットタイプです。エレベーターは備わっていないので、地下へは階段でアクセスします。また、ペットの飼育が可能で、大型犬も飼うことができますよ。サイズや頭数の制限はございませんが、共用部ではリードをつけるか抱きかかえられる大きさのものに限ります。詳細については、事前にご相談ください。
cowcamo
管理会社の方が巡回でいらっしゃるほか、火・木・金・土曜の週4回、清掃員さんが勤務されています。自転車置き場は、2020年5月現在7台分の空きがあり、月額400〜500円で利用できます。
地下とは思えない開放感! 戸建てライクなメゾネット住宅
左・広い玄関の床は、なんとチェッカープレート。無骨な感じがイイですね♡ /右・下足入れかな? と扉を開けると、中は奥行きが約70㎝もありました。靴は前後で2足は置けそうです。取り出しやすいように、プラスチックケースを用意するといいかもしれません。
cowcamo
玄関に入っただけでも、伝えたい要素がたくさん! 玄関収納は壁面に扉6枚分も並んでいます。キャンプ用品やスーツケースなども収納できそうですよ。ハンガーパイプが備わっている箇所があるので、洋服をかけることも可能。玄関土間は広々としているため、自転車やベビーカーなど大きな物も置いておけますね。ガラス扉の先に見えるガラスブロックが気になります……さっそく向かいましょう!
アーティスティックな空間にうっとり♪
アール状を描いたガラスブロックに誘われるようにLDKへ。広さは約17.3帖あるのですが、天井が高く吹抜けがあるので、より一層開放感があります。
奥に進んで、リビングスペースを見てみましょう。白をベースにグレートーンの壁や床がアクセントになり、フレンチスタイルのような優しい雰囲気に。色々な要素がありつつも、お気に入りのインテリアを楽しめそうですよ。
売主さま
LDKの床はフロアタイルに貼り替えています。キッチン前とリビングスペースには、既存の床暖房を活かしています。
左・リビングスペース横の掃き出し窓の前には、サンルームのような空間が。壁面に棚が設けられているので、本を置いて日向ぼっこをしながら読書や書き物をどうぞ。となりでペットが寝そべっている情景が目に浮かびます。/右・その脇に目を移して、ダイニングコーナーを見たカット。所在が地下とは思えないほど明るく、カフェのような居心地のよさです。
売主さま
窓の外には、地上へと伸びるコンクリートの擁壁があります。抜けのある景色はありませんが、おかげで人の視線が気にならず、とても落ち着いた雰囲気です。
テラスに出てみましょう
隣戸のテラスとを仕切るのは、植栽スペースのみ。そのおかげで閉塞感はありません。ただ、プライバシーへの配慮が必要かもしれませんね。
テラスのタイルは、住戸によって違うデザインのものが採用されておりが個性があります。垣根の植栽とコンクリートのコントラストが美しいですね。
cowcamo
コンクリート壁側から見返すと、隣戸の室内が少し見えたり見えなかったり……(笑) このゆるやかな境界線は、入居者同士がお知り合いになっていることが多い、コーポラティブハウスならではなのかもしれません。
室内に戻って
下階はワンルームのような間取りなので、奥の玄関付近まで見渡すことができます。キッチン脇のスペースは、ディスプレイのように絵や小物を飾ってもオシャレですね!
真っ白なシステムキッチン。キャビネットは既存のものを利用されていますが、水栓やIHコンロ、そして食器洗い機などの設備は新しいものに入れ替えられています。
売主さま
食器洗い機は深型で大容量のものを採用しました。ファミリー全員分の食器でも入れることができますよ。
cowcamo
建具や収納部は多少使用感がありました。塗装は上塗りされていますが、気になる方は現地でお確かめください。
光に包まれた水まわり
左・内装のアクセントになっている螺旋階段とガラスブロック。ドアの中へと進みましょう。/右・ガラスブロックの中は水まわりになっています。トイレは玄関近くに位置していますが、便座部分は壁で囲まれています。ひとけが気になることはなさそうですよ。壁面にはビルトイン収納が備わっています。
左・反対側には洗面コーナーが。デザイン性の高い洗面ボウルは既存のものですが、水栓はデザイン性の高いグローエ社製のものに取り換えられていました。洗濯機置き場の上にあるタオルラックがホテルのようでオシャレ◎/右・浴室は新しくユニットバス仕様に。浴室換気乾燥機能付きです。
cowcamo
使用感が出やすい浴室などの設備が一新されているのはうれしいですね。
螺旋階段を上り 上階へ
左・螺旋階段の先には、可愛らしい照明とシーリングファンが。その両サイドには、光を通すポリカーボネートの壁が並びます。床もシースルーの鉄板プレートが使われており、上階の光を下階まで届けていますよ。/右・螺旋階段を上り切って目の前にあるトイレ。各階にお手洗いがあるのはうれしいポイント。こちらも新規交換されていますよ。
売主さま
螺旋階段の鉄部は新たに塗装し直しています。
cowcamo
シースルーの床は、鉄製でひんやりとした足触りが心地よく、穴もそれほど大きくないので恐怖感なく歩けましたよ。
明るい洋室A
南向きの窓がふたつ並び、明るい印象の洋室A。広さは約8.1帖で、両側の壁には間接照明が備わっています。ベッドのヘッドボードはどちらに向けてもいいですね。
cowcamo
広さがあるので、シングルベッドを2つ並べても余裕があります。ご家族みんなの寝室として利用できそうです。
南向きのバルコニーへ
バルコニーには物干し金物が備わっています。眺望に抜けはないものの、周囲に背の高い建物はなく、日当たり◎
左・室内に戻ってきました。ポリカーボネートの壁の上部は、開閉できる小窓になっていますが。プライバシーを保ちながらも、常時換気ができますね。/右・収納は奥行きが深い押入れタイプ。中に追加で収納グッズを置いたら、より使い勝手がよくなるかも。
売主さま
こちらの住戸の収納の内部は、既存のものを清掃し再利用しております。実際の使用感は現地でご確認ください。
収納たっぷりの洋室B
左・上階の北側に位置する、約5.1帖の洋室B。左手にはオープンタイプの収納が備わっています。/右・収納側から見返すとこんな感じ。右手の壁上部には間接照明が。北向きの腰窓は、片方のみ開閉することができます。
売主さま
こちらの窓の外は共用廊下になっており、目隠しのためにシースルーの柵が設置されています。
緑豊かな環境 気になるローカル感♡「梅ヶ丘」
左上・都心へのアクセスが良好な、小田急線「梅ヶ丘」駅。改札前には「Odakyu OX(オダキュウオーエックス) 梅ヶ丘店」をはじめとするふたつのスーパーがありますよ。また、駅前から商店街が伸びていて、お買い物や外食に困ることはなさそう。(600m 徒歩8分)/右上・梅の名所として有名な「羽根木公園」。さまざまなスポーツ施設のほかにも、“自分の責任で自由に遊ぶ” がコンセプトのプレーパークがあり、幅広い世代に大人気の公園です。(800m 徒歩10分)/左下・マンションの近くを通る「烏山川緑道」は、四季折々の緑を楽しめます。東急世田谷線「宮の坂」駅方面へとつながっており、ペットとお散歩コースや、ジョギングコースとしても人気ですよ。(210m 徒歩3分)/右下・マンションが建っている「区役所西通り」。電線を地中化し、歩道がゆったりと整備されています。景観を楽しみながら歩くことができますね。通りを南下すると、東急電鉄世田谷線「世田谷」駅まで続いていきます。
「世田谷」駅や 「松陰神社」もテリトリー
左上・マンション近くにあるカフェ「F★E★P(エフイーピー)」。ニューヨークでデザイナーをされていた代表が、アートやクラフトの教室を開かれています。子どもも大人も夢中になって楽しめるようですよ。(200m 徒歩3分)/右上・お花はもちろん、サボテンや多肉植物、グリーンプランツなど珍しい植物を数多く揃える「HANACHO(ハナチョウ) UMEGAOKA」。定期的に足を運びたくなるお店です(500m 徒歩7分)/左下・世田谷駅方面に足をのばすとカフェ「BRICK LANE(ブリックレーン)」が。週末限定の可愛いカップショートケーキが人気です。(1.0km 徒歩13分)/右下・今ホットな「松陰神社」駅も徒歩圏内。松陰神社通り商店街にある「MERCIBAKE(メルシーベイク)」の名物は、瓶詰めされたキュートなスイーツ♡ お散歩がてら訪ねてみてくださいね。(1.1km 徒歩14分)
カウカモ編集部より
室内だけでなく、建物からもオリジナリティを感じられるコーポラティブハウスのご紹介です。メゾネットタイプの住戸には、下階から上階まで抜ける高い天井や螺旋階段など、いわゆる普通のマンションでは見かけないデザインや要素が詰め込まれていて、撮影時もパシャパシャとカメラのシャッターを押す指が止まりませんでした(笑)
各住戸の設計もデザイナーの手が加わっており、内装は個展でも開けそうなアーティスティックな空間です。グッドデザイン賞を受賞したという建物で暮らせることは、ひとつのステータスとなりそう。
元々の設計やデザインを活かすため、今回のリノベーション工事では既存利用の箇所がちらほらとあります。水まわりなどの設備は一新されていますが、収納や建具には少し使用感が見られるものもありますので、こちらは現地でご確認ください。
建物は、2020年5月現在築17年。2016年には大規模修繕工事が実施されています。総戸数は11戸と小規模ですので、共益費が少しお高めの設定。現在、修繕積立金を引き上げることも検討されているようですので、事前にご留意くださいね。ただ、コーポラティブの管理組合は、しっかりと話し合いを積み重ねて建物維持の議論をしてるため、納得感は得られやすいようです。また、管理会社の方が定期的に巡回されるほか、清掃員の方が火・木・金・土曜の週4日、7:00〜12:00の間にいらっしゃいます。
最寄りは、都心へのアクセスが良好な小田急線「梅ヶ丘」駅。ほかにも東急世田谷線「世田谷」駅や「松陰神社」駅も徒歩圏内です。この辺りは、地元に密着した個人商店が多く、隠れた名店がたくさんあります。「梅ヶ丘」は、過去にウェブマガジン「TOKYOWISE」とカウカモで行ったトークイベントで、「TOKYOWISE」の編集長である長崎義紹さんが引っ越したい街としてその名前をあげていました。緑が多く伸びやかな環境でありながら、魅力あふれるお店が多いことが魅力のひとつです。
まさに一点ものという表現が似合う物件です。どうぞ現地にてその魅力を感じてください。
writer:南田 かおり / editor:清水 駿
コーポラティブハウスとは、いわばマンション版の注文住宅。更地の段階で入居者を募集し、それぞれの希望に沿って建築士とともに各住戸を設計するため、オリジナリティある建物が多いのです。竣工後は通常のマンションと同じですが、入居者同士のコミュニティが形成されていることが多く、防犯面でもプラスの面がありますよ。