働く人の街で

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄り駅に到着。今日も暑いなあと思いながらホームに降りると、目の前に水辺! さわやか〜!/右上・降り立ったのは「市ヶ谷」駅。先ほど見たのは「市ヶ谷フィッシュセンター」でした。改札の目の前には、ユニクロや神戸屋が。立ち寄りたくなる気持ちを抑え、いざマンションへ!(徒歩3分)/右下・「市ヶ谷」は “THE・サラリーマンの街” といった印象。私の生息地である中目黒とは全然違う! 駅のまわりにはチェーン店のカフェや居酒屋、本屋さんが建ち並んでいます。左手に坂がありますが、ご安心を。マンションへは右側の細道を歩いていくので、ほぼフラットアクセスですよ◎/左下・ちなみに坂を上ったところには、複合施設「GEMS 市ヶ谷」が。日本食、イタリアン、居酒屋、タイ料理店など色々な店舗が入っており、ランチは目移りしそう。(160m 徒歩2分)

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左上・では、坂の下に戻り、駅からマンションまで歩いて行きましょう。「Cafe de Etoile(カフェドエトワール)」では、純喫茶らしいモーニングをいただけます。ケーキも美味しいと評判。喫煙席もありますよ。(170m 徒歩3分)/右上・その正面にある立ち食いそば屋さん「そば処 瓢箪」。お昼どきはいつも大混雑になるんだとか。一番人気は430円のかき揚げそば。蕎麦屋さんではあまり見かけない炊き込みご飯もいただけます。(160m 徒歩2分)/左下・マンションから徒歩1分(44m)のところには、緑を感じられる「五番町児童遊園」。なんとなく惹かれる昔懐かしい鉄棒の姿が。夜に帰宅途中のサラリーマンが、ベンチでお酒を片手に座っている情景が思い浮かびました(笑)奥に進んでいくと・・・/右下・桜並木が続いています。春にはお花見スポットにもなるそうですよ。楽しみですね。

貫禄あるマンション

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緩い坂道の中腹に建っている、こちらのマンションをこれからご紹介します。現在築46年・総戸数は123戸とビッグコミュニティ! 手前が1号棟、奥が2号棟となっており、中でつながっています。

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左上・ゆったりとしたエントランスアプローチ。/右上・エントランスにはオートロックを完備。来客用のテーブルセットが置いてあったり、絵画が飾ってあったりと、おもてなしの心を感じられますね。管理人さんは平日9〜17時勤務です。/左下・オートロックを通り、先へ。住戸のある2号棟のエレベーターへは右側の階段を下って向かいます。ちなみに、この先に2号棟に直接アクセスができる裏口があるので、普段はそちらを使うことになりそうですね。/右下・今回ご紹介するのは、エレベーターのお隣にある住戸。玄関扉が交換されており綺麗! 共用廊下は内廊下仕様なので、快適です◎

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石の質感や色味から重厚感を感じられました。大きな庇も堂々としていてかっこよく、一目惚れしてしまいました(笑) 現在築46年ながら、共用部からは大切に管理されてきたことが伝わってきましたよ。

玄関扉を開けると・・・

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いきなり居室! というとても大胆な間取り。今回ご紹介するのは約37㎡、ワンルームの住戸です。

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こちらの物件は事務所としての利用が可能(要承認)です。「市ヶ谷」駅から徒歩3分、そのほか徒歩10分圏内に「四ツ谷」(徒歩7分)や「麹町」駅(徒歩8分)があるので、全部で5路線が利用可能です。最寄りの駅からも近いため、実際にオフィスとして利用している住戸も多く見られましたよ。

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左・住戸に入って左を向くと、オープンタイプの可動棚が。来客用スリッパを置いておいたら、取り出しやすく使い勝手がいいですね。左側の壁にはフックが付いており、コートなどを掛けておくのにぴったり。/右・廊下から振り返ってみました。土間からキッチンスペースには石調のタイルが貼られており、お掃除がしやすそう。

では室内を見ていきましょう

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入って右側にある3口コンロ・食器洗い乾燥機能付きのシステムキッチン。吊り戸棚が備わっているので、おひとり分の食器や調理器具なら十分しまっておけそうですね。

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広さは約16帖。西向きですが掃き出し窓がふたつ並んでいるので、ほどよい明るさに保たれています。質感がある壁やあちらこちらを向いたスポットライトで、カジュアルな印象。

売主さま

壁を設置して、キッチンと寝室、もしくはLDKと寝室を仕切ることができます。通常、費用が40万円ほどかかりますが、今回はお客さまのご負担なしで施工させていただきます。

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事務所利用をする場合は奥に食事用のテーブル、手前をワークスペースとすると使い勝手がよさそうですね。居住用とする場合は奥にカフェ風のソファダイニング、手前にベッドを置くことになりそう。

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ライティングレールにはディスプレイのように緑などを吊るして、よりお気に入りの空間に仕上げてくださいね。

バルコニーへ

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北側には先ほどご紹介した「五番町児童遊園」がチラリ。春には桜を少しだけ望めるかも。正面や南側は、マンションの共用廊下のため視線が気になることはなさそうです。

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奥に線路が通っており、外に出ると音が少し気になりました。室内ではほとんど聞こえませんでしたが、感じ方は個人差があるので現地でご確認くださいね。ビルやマンションが密集しているエリアであることを考えると、十分に開放感のある眺めだと思いますよ。

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バルコニーは掃き出し窓ふたつ分の長さがあります。

売主さま

バルコニーに洗濯物を干す場合は外から見えない位置にというマンションの規則がありますので、ご注意くださいね。

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玄関側の壁にはさわやかな水色、そのほかの壁にはグレーのクロスが貼られています。床にある銀色の金具を開けたところには電源があるので、延長コードを使わずに室内をすっきりと保てそう。

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水まわりは2in1の造り。右側から洗濯機置き場、トイレ、その隣にシャワールーム、左側に洗面化粧台が備わっています。室内窓のおかげで、洗面脱衣室の閉塞感が和らいでいます。

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トイレのまわりにはカーテンレールが備わっているので、ほかの空間と仕切りたい方はカーテンを設置してくださいね。

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左・スタイリッシュな洗面化粧台。洗面器の下にはキャビネットなどを置いてストック類をしまい、スタイリッシュさを極めましょう。右側の上部にタオル置きとフックが設置されています。/右・こちらの物件には浴槽がなく、シャワーのみ。普段からあまり湯船に浸からないという方にオススメ。

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1km 徒歩13分のところに「塩湯」という銭湯があるので、ゆっくりお風呂にはいりたいというときはそちらを使うのがいいかも。

オフモードになりたいときには

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左上・“カフェでもレストランでもベーカリーでもない​朝から晩まで自由なスタイルで楽しめる” をコンセプトにしている「No.4(ナンバーフォー)」。自家製天然酵母にきび砂糖、グレープシードオイル、発酵バターミルクなど材料にこだわったパンや、ピザ、ナチュラルワインなどをいただけます。オフィス街の中にありますが、いい意味でこのエリアっぽくなく、休日のようなのんびりとした雰囲気が漂っていました。(300m 徒歩4分)/右上・周辺には1,000円でランチを食べれるお店がたくさん! こちらはイタリアンレストラン「Fiorire(フィオリーレ)」と「チャイナ Rai 中国料理」。加えてお隣には郵便局が。郵便局が近くにあると何かと便利ですよね。(350m 徒歩5分)/左下・クラシカルな内装の洋食屋さん「葡萄の木」。昔懐かしいコロッケやハンバーグをいただくことができます。(260m 徒歩4分)/右下・ビジネス街にちんまりと佇むお花屋さん「Anna Flowers(アンナ)」。プレゼントや急なデートのときにはこちらで花束を買いましょう!(220m 徒歩3分)

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カウカモ編集部より

「市ヶ谷」はオフィスビルが多く建ち並び、サラリーマンが行き交う “働く人の街” といった印象。街中には、さくっと食事ができるような飲食店やお弁当屋さん、チェーン店のカフェを多く見かけ、マンションまでの道のりには、鉄棒やベンチが備わった小さな公園も。仕事をしながら “今日のお昼はどこで何を食べようかな〜” って考えるのいいですよね。


現在築46年のこちらのマンション、外観や共用部からわかるのは大切に受け継がれてきたということ。内廊下、オートロック完備、長時間勤務の管理人さん、“うん、これはしっかりと管理してきたマンションだ!” と思い、現地へ足を運んでも裏切らない、いや予想を上まわる綺麗さで、堂々としたオーラが漂っていました。123戸とビッグコミュニティということもあり、2018年1月時点で修繕積立金はマンション全体で約2億5千万円貯まっています。


ご紹介したのは、事務所として利用ができるワンルームの物件。立地柄、事務所やSOHO利用のイメージがしやすいかもしれません。アクセスよく、駅からも近いという立地。そして訪ねてくる方々がちょっと “おっ!” と思うような堂々としたマンション。ちょっとひと休みと、外に出てサラリーマンを見かけたら、“自分も頑張ろう!” って思えそう。


住戸は約37㎡のワンルーム。ワンルームは家具のレイアウトの自由度が高いですし、無料でキッチンと居室、LDKと寝室を仕切る壁を設置することができるとのこと。内覧の際はどう使おうか決めずに行ったほうが現地で想像を膨らませそうです。遊び心を感じる内装やキッチンの充実度、水まわりの気遣いから居住用としても住みやすそうだなと思いました。浴槽はありませんのでシャワーだけでOKという方、もしくは銭湯ラバーな方におすすめです。

writer:外山 友香