城南五山のひとつに数えられる “池田山”

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左上・最寄りはJR山手線、都営浅草線、東急池上線が乗り入れる「五反田」駅。このところ新進気鋭のベンチャー企業が次々オフィスを構える注目のエリアです。/右上・賑やかな駅前から脇道に入ると、しんと静かな石畳の坂道に出ます。桜のアーチをくぐるこのルートこそが、物件への最短の道のりです。/左下・桜並木を抜けるとパッと空が開け、高級住宅街のお出ましです。周辺には土地の高低差を活かした池泉回遊式公園「池田山公園」。(徒歩4分)/右下・そのほかにも皇后陛下のご実家・旧正田家邸宅の跡地に整備された「ねむの木の庭」があります。(徒歩1分)

売主さま

「五反田」駅から徒歩5分という都心にも関わらず、第1種低層住居専用地域かつ高級住宅街の “池田山” に立地しているのが何よりの魅力です。公園が点在しており環境がよく、治安がいいのも特徴です。

全11戸の低層レジデンス

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立派な邸宅や各国の大使館が建ち並ぶ、厳かな雰囲気の住宅街。道路の角に位置するこちらが、本日ご紹介するマンションです。

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左上・エントランスは特に設けられておらず、建物の奥にパティオへ上がる階段と、中央に駐車場へ下りる階段が。/右上・高級車が停まる地下駐車場。写真左手がゴミ置場、奥が駐輪スペースです。/左下・建物奥にあった階段を上がると、ブラウンの外観から一転、真っ白な壁に囲まれたパティオが現れました。/右下・一角にはガーデンベンチとテーブルが置かれ、まるで映画のセットの中に舞い込んだかのよう。また、視線を上げると建物のボリュームの中に空洞が。建物の造りや意匠自体にも心が躍ります。

売主さま

今回販売している住戸には地下駐車場の専用使用権が2台分付いており、月額6,000円(近々4,000円に変更予定)の駐車場管理費のみでご利用いただけます。駐車場分の固定資産税・都市計画税もかかりません。

小さな門を開けて玄関へ

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左・ヘリンボーン貼りのレンガの間に、アイアンの門がちょこん。こちらが今回ご紹介する住戸の玄関です。/右・レンガの裏には物置きが隠れていました。ガーデニング用品やアウトドア用品など、様々なものをしまうのに重宝しそう。では、玄関ドアを開けてみましょう。

・・・と思いきや

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もう一度建物の正面まで戻ってきました。地下駐車場の入り口脇に、青い格子扉を発見。

メインの玄関はこちらです

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左・大きな門の横にはモニター付きインターホン。扉を開けてみましょう。/中央・中に入ると、階段の先に扉がひとつ。壁付けの照明が可愛い。/右・ドアの前で左手を見ると、この住戸のためだけに用意された中庭が。“この物件、もしかすると・・・” 。みるみる心拍数が上がっていきます。

お邪魔します

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左・玄関ドアを開けると、正面には半透明の引き戸が付いたボックスが。室内が丸見えにならぬよう、目隠しの役割りも果たしています。/中央・中には扉4枚分の下足入れ。奥にはさらに引き戸がもう1枚あり、開けると階段が見えます。/右・玄関土間には石のタイルが貼られ、天井の大きなガラスからは光が降り注ぎます。

売主さま

こちらは “地権者住戸” といって、元々この土地にお住まいだった方のために特別に造られた住戸です。130㎡近いメゾネットタイプで、吹き抜けには大きなガラス窓が配され、非常に広々とした造りになっています。物件の持つ特徴を引き出すため、今回のリノベーション工事では内装の仕様にもこだわりました。

圧巻の空間美をご堪能ください

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まずは玄関から左手へ進んでみます。そこには約15帖のダイニングキッチン。

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別の角度からもう一枚。ダイニングの向こうには、中庭を望む広いガラス開口。思わず溜息が漏れます。

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シンクの前に立つと、言い知れぬ心地よさを感じます。この物件、やはり只者ではなさそう。

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左&中央・キッチンはダイニング側にシンク、壁側にコンロという “II型” の配置になっています。それぞれカウンター下にはたっぷりの引き出し収納。もちろん食洗機を完備。/右・キッチンからリビング側を眺めてみます。先に進みたい欲求を抑え、キッチンの更に奥へ。

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左・コンロ側の奥、死角の部分に冷蔵庫置場があり、その対面にも引き出し収納。引き戸を開けると・・・/中央・こちらの空間に出ます。写真左に写っている扉こそが、先ほどパティオで見つけた玄関ドア。つまり、こちらがお勝手口のようになっているのです。写真右の扉の先には・・・/右・トイレです。写っていませんが、対面には手洗いと鏡が設置されています。

二世帯住宅? ゲストルーム?

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中庭と対面する洋室A。出入りができるので、植物の水やりはこちらからどうぞ。次に左手の引き戸を開けてみます。

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左・引き戸の中はたっぷりサイズのウォークスルークローゼット。どこへ抜けられるかというと・・・/中央・なんと、シャワー室へと続いていました。/右・ピカピカのシャワーブースは、通常のハンドシャワーに加え、レインシャワー、ボディシャワーも搭載。自宅に招いたゲストも、きっと心ゆくまでリラックスできることでしょう。

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洋室Aから、再びダイニングキッチンへ戻ってきました。開口が広いので “寒そう” と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ダイニングには床暖房が敷かれていますのでご心配なく。

インナーテラス

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ダイニングと中庭の間にはインナーテラスがあり、床がタイル貼りになっています。植物を並べるのもいいですが、ここをベンチ代わりに使うのはいかがでしょうか。お子さまと仲よく腰掛けて絵本を読んであげたり、しりとりをしたり。幸せな光景が目に浮かびます。

玄関を通り過ぎ 奥の空間へ

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圧倒的な開放感に包まれたこちらは、約10帖のリビングスペース。2層分吹き抜けになった空間にはコーナーサッシがあり、思わずここが1階であることを忘れてしまいます。こちらにも床暖房を完備。

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別の角度からもう一枚。窓の外にはお隣の建物が見えますが、こちら向きの開口にはブラインドが設置されているため視線は気になりません。また屋根が傾斜しているおかげで自然光がたっぷりと入ってきます。次は、奥に見えている “DEN” へ。

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“DEN” とは、書斎や趣味の部屋という意味で使われます。色付きのガラス戸で仕切ることができ、リビングにいる家族の気配をなんとなく感じられ、とても居心地のよい空間に感じました。

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ちょっと失礼して、コーナーサッシの角から室内を見渡してみます。シューズインクローゼットが上手く空間を隔ててくれているのが分かりますね。

いよいよ階段を上がります

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階段を上がった先には、吹き抜けを囲むこちらの空間。ここでも “橋” のようになっているところにお子さまが寝転がって漫画を読む姿などが思い浮かびます。

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吹き抜けからリビングスペースを見下ろしてみます。築41年の物件でこれだけのハイサッシは本当に珍しく、当時贅を尽くして建てられたことがうかがえます。

心奪われるポイントがここにも

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約21㎡のルーフバルコニー。取材時はあいにくの雨模様だったのですが、屋根が架かっているため床のほとんどが濡れていませんでした。

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ルーフバルコニーからは中庭を見下ろすことができます。水栓が付いていたので、夏場はお子さまのためにビニールプールを出してあげたり、緑でいっぱいにしてテーブルと椅子を置き、ご家族みんなで食卓を囲んだり。様々な楽しみ方ができそうです。

2階にメインのバスルーム

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左・階段を上がった正面にひとつ扉があり、開けると中は洗面脱衣室。ダウンライトで落ち着きある空間です。/右・そしてそこに続くのが、ダイニングの吹き抜けに面して窓が設けられたバスルーム。写真では伝わりにくいですがとても広く、入浴時間が待ち遠しくなりそうなほど気持ちのよい空間でした。

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左・廊下の途中には扉付きの洗濯機置場。/中央&右・洗濯機置場の奥にはもうひとつのトイレ。窓付きなので圧迫感がなく、空気もこもりません。1階のトイレと同様に手洗いと鏡も付いています。

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左・約10.4帖の洋室B。こちらをマスターベッドルームにしてもいいですし、ご家族の人数が多い場合は空間をふたつに仕切って3LDKとしてもいいでしょう。/右・居室の奥にはL字に枕棚とハンガーパイプが配されたウォークインクローゼット。写っていませんが、こちらにも換気可能な窓が付いています。

“池田山” での過ごし方

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左上・休日には「Bread&Coffee Ikedayama 」で自家製パンと自家焙煎のコーヒーを買って、ご家族揃ってブランチを。(徒歩5分)/右上・とっておきのご自宅を彩る花々は、目黒駅近くの「花とめ」で手に入れて。(徒歩10分)/左下・お祝い事で、たまには外食も。「Ristorantino lubero(リストランティーノ・ルベロ)」(徒歩9分)をはじめとして、周辺には美食の名店がいくつも軒を連ねています。/右下・芸術を鑑賞したくなったら、緑が美しい「東京都庭園美術館」を訪れてはいかがでしょう。(徒歩10分)

cowcamo

カウカモ編集部より

この胸の高鳴りは、もしかしたらカウカモ始まって以来一番かもしれません。そう思ってしまうくらい、歩みを進めるたび、この物件にとんでもなく魅せられてしまいました。


主張しすぎず上品にまとまった内装はもちろん、物件が元から持っている “ハコとしての魅力” が頭ひとつ抜けています。こちらのマンション自体、全11戸のうち7戸がメゾネットという変わった造り。建築的にも面白い要素がたくさん詰まっているのですが、そんな中でも “非分譲” の地権者住戸だったこちらは特別な存在。


こちらの住戸のためだけに造られた玄関、中庭。そして吹き抜けをつなぐ大きな開口。そこに身を置くだけで、理屈抜きに『気持ちいい』と思える空間の連続。写真で伝わり切るか不安ですが、気になった方はどうぞ現地へ足をお運びください。きっと共感していただけるはずです。


共益費は月額合計75,000円弱と高額ですが、約130㎡の広さと総戸数を鑑みればむしろもう少し徴収してもいいのではと思うほどですし、それに加え駐車場の専用使用権が2区画分付いてくると思うと納得感は増すばかり。戸数が少ないためきちんと管理・修繕されているかご不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そちらの点もご安心ください。平成24年に前回の大規模修繕工事が完了しています。


掲載物件を選ぶ身からすると、机上で『ここはすごいかもしれない』と感じたものが、現地を訪れて確信に変わった瞬間、ものすごく興奮し、満たされるものなのです。胸を張って、ここを「一点もの」としてプレゼンテーションさせていただきました。ぜひ、カウカモをご愛読いただいている方に射止めていただきたいと思います。

取材・文・撮影:cowcamo