「茗荷谷」駅から 桜並木を通って

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄りは、東京メトロ丸の内線「茗荷谷」駅。控えめな印象の駅かもしれませんが、「大手町」駅へは乗車時間約10分、「池袋」駅へは約5分と交通の利便性は◎(徒歩8分)/右上・「竹早公園」の緑に囲まれている「文京区立小石川図書館」。レトロな外観が街並みにお似合いですね。4階のホールでは、映画会やコンサートなどが開催されています。(230m 徒歩3分)/左下・「小石川植物園」は「東京大学」の附属施設。豊かな緑と水辺に触れられる癒しスポットです。(350m 徒歩5分)/右下・マンションの目の前の通りは「播磨坂さくら並木」と呼ばれ、春には美しい桜を見ることができます。夏の新緑や冬の木枯らしの時期も、趣がありそうですね。(9m 徒歩1分)

「播磨坂桜並木」交差点に佇む

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駅から春日通りを進み、左手に桜並木が見えてきたら曲がりましょう。まっすぐ進んでいくと、今回ご紹介するマンションが現れました。

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駅からの道のりが桜並木とは! 贅沢ですね。

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左上・エントランスは並木道に面しています。正面は階段ですが、左手にはスロープも備わっていますよ。/右上・広々としたホールには、レトロな応接セットが置かれています。左手のガラス張りの部屋は、住民用の集会室。写真右手には管理人室の窓があります。左に曲がり・・・/左下・長い内廊下を突き当たりまで進みます。エレベーターは3基あり、今回ご紹介する住戸へは一番奥のエレベーターを利用しましょう。/右下・6階まで上がってきました。1フロア3住戸に付き一基のエレベーターを完備というプライベート感ある造りです。

売主さま

こちらは1973年築、総戸数63戸のマンションです。給湯及び冷暖房設備がセントラル方式のため、各戸使用量に応じて給水料、給湯料がかかります。また、年に2回(6・11月)冷暖房を切り替える際1台3240円がにかかる点、ご了承くださいませ。

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ややレトロな雰囲気ですが、管理人さんが週7日8:30~18:00の手厚い勤務体制。共用部に古びた印象はなく、綺麗に保たれていますよ。

さっそく住戸内へ

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左・広い空間に間接照明の効果も相まって、ゆったり感じられる玄関ホール。右手には扉3枚分の下足入れが備わっていますよ。正面と左手の扉の先は後ほどご紹介する個室のドアで、右手の開き戸の中は廊下収納です。/右・玄関を上がって右を向くと、さらに廊下が続きLDKへと導かれます。防火扉も完備しており安心ですね。左手には水まわりがまとまっています。右手の引き戸を開けると・・・

妄想広がる ライブラリースペース

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広さは約4帖。造付けの棚や床下収納、デスクまであり充実した設備! 廊下とは引き戸で、LDKとは開き戸でつながっています。

LDKへ

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入った瞬間、思わず『明るい!』と声がこぼれてしまいました(笑)LDKは約26.7帖。南向きの掃き出し窓から、たっぷりの陽が差し込んでいます。間接照明や天井のアクセントクロス、エコカラットなどあちこちにこだわりが。

窓際からLDK全体を

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正面のクローゼットには、季節家電やレジャー用品などをスッキリしまえそう。次に、写真左奥に見えるキッチンをのぞいてみましょう。

窓がうれしい クローズドキッチン

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左・こもりがちなクローズドキッチンに窓があると、こんなに明るく開放的に! 収納力も十分備わっているので、キッチングッズマニアの方でも大満足できそうです。/右・キッチンからリビングダイニング(LD)を見てみました。右手の扉は先ほどのライブラリースペースにつながっています。

桜並木を一望

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南向きバルコニーは日当たりがいいのはもちろんのこと、桜並木を見下ろすこのビューがたまりません! 正面にはビルが建っているのですが、並木道のおかげで距離が取れており、圧迫感はありませんでした。

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ふた部屋分の長さがあるバルコニー。大通りが近いので音が心配でしたが、静かでしたよ。

室内に戻って来ました

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調光機能付き間接照明が備わっているので、夜は雰囲気を変えることも可能。写真右奥のふたつの扉の中はそれぞれリビング収納と、手前は洋室Aにつながっています。

約5帖の洋室A

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ほぼ真四角で綺麗な形をしているので、家具の配置がしやすそう。写真には写っていませんが、北側にも収納を完備していますよ。レトロな冷暖房機がずっしりと鎮座しています。上部には可動の物干しも。

廊下に出て 水まわりをチェック

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左・トイレは、黒いカウンターが空間を引き締めています。小さな手洗い器付き。/中央・洗面脱衣室は、木目が美しくスタイリッシュな印象。洗面台が広々しているので、朝の時間も混み合わずに済みそう。/右・バスルームはツヤ感あるパネルとバスタブのカーブが綺麗。洗い場も広々していて、お子さまとゆったりくつろげます。

玄関ホール正面にある洋室Bへ

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約7帖の洋室B。北東の二面採光です。東側の窓からは遠くに「東京タワー」を望めますよ。

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こちらの住戸は三方角部屋なので、風通しがよく、どの居室もとっても明るいですよ。

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左・奥から振り返ってみましょう。正面の扉を開けると・・・/右・システム収納付きのウォークインクローゼット(WIC)でした。ご夫婦の衣類をしっかりしまうことができそうですね。

お隣りの洋室Cへ

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約5.5帖の洋室C。北向きの腰窓に面しています。おひとり分の収納が備わっているので、子ども部屋にぴったり。

お買い物とグルメはここで

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左上・「三徳 茗荷谷店」は、生鮮はもちろん加工品やお弁当にもこだわっているスーパーマーケット。「茗荷谷」駅前にはこちらよりも少し小規模な「三徳 茗荷谷駅前店」もあるので、用途に応じて使うのがよさそう。(400m 徒歩5分)/右上・ショーケースにずらりと熟成肉が並んでいる「中勢以 肉店」。旨味が増した熟成肉は、シンプルにグリルやステーキでどうぞ。(160m 徒歩2分)/左下・桜並木を望めるテラス席が自慢のイタリアン「Pesce(ペッシェ)」。カジュアルな雰囲気でお子さま連れにも人気です。(60m 徒歩1分)/右下・フレンチレストラン「Les Ailes des K(レゼールデカー)」は、料理のクオリティに定評あり。カウンター席がメインなので、夫婦でしっぽり時間を過ごしたいときにおすすめです。(500m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

やや控えめな印象の「茗荷谷駅」。どんな街かというと、「東京大学」のキャンパスや「小石川植物園」、そして豪華な低層住宅もちらほらと点在する、落ち着いた住宅街です。また、今回ご紹介したマンションの目の前には、桜の名所として名高い「播磨坂さくら並木」が。家までの道のりも、住戸から見下ろす景色も、春になれば桜色で染まります。そして “文学の街” と呼ばれている文京区内でも人気があると言われている「窪町小学校」(750m 徒歩10分)や「文京区立小石川図書館」が近くにあり、教育環境が整っていますよ。


さて、桜並木をお散歩しながら物件へ向かうと、交差点の角にずっしりとそびえる白いヴィンテージマンションが。現在築45年ということもあり、レトロな雰囲気が漂っています。マンション全体で貯まっている修繕積立金は約1億8000万円(2018年8月時点)と、潤沢! 2000年、2011年に大規模修繕工事が行われており、細かい修繕も重ねています。現在、駐車場と駐輪場に空きがないことがややネックでしょうか。空き状況は変わることもありますので、ご確認くださいね。


そして住戸は、約114㎡という広々空間。玄関ホールからLDK、バスルームにいたるまで、どこもゆったりとしていて贅沢な造りです。なんといってもLDKが明るい! 昼間は照明を点けずとも十分なくらいでした。そしてバルコニーに出れば、春には眼下に満開の桜を望めます。春が待ち遠しいですね〜! 個人的にはライブラリースペースとキッチン推し。ライブラリースペースに窓はありませんが、細長いこもり空間は勉強や仕事をするのにぴったり。そしてクローズドタイプのキッチンには窓が。ここでもほどよくこもって集中しつつ、外やLDKともゆるくつながりながら料理を楽しめそう。


広さも収納も採光も確保している個室が3つあるので、4人ご家族でもゆったり暮らしていただけますよ。子育て環境も整っているし、春はお花見し放題。家にいるだけで幸せのシャワーにおぼれそう・・・そんなことを思いました(笑)

writer:島村 麻美 / editor:外山 友香